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2005年10月

2005年10月31日

石原田先生の帰国

長らく、お伝えしてきた 「鹿児島大学シリコンバレーオフィス オープニング・セレモニー」並びに 「鹿児島大学シリコンバレー研修ツアー」シリーズも実質的には この日が最後である。 鹿児島大学関係者のなかでは、 最も始めに来て、最後に帰ってゆく石原田先生の帰国の日である。 とは言っても、まだまだ後処理というか残務がたくさん残っているのだが。

この日は、石原田先生に敬意を表して サンフランシスコ空港(SFO)までお見送りすることにしていた。 ホテルで帰国の準備を終えた後、 石原田先生のレンタカーを返却しようとして 一緒にレンタカー屋さんに行ってはみるが事務所に誰もいない。 結局、そこで20分ぐらい待つハメになった。

【教訓】
空港などには大きな事務所があるので問題ないが、 有名なレンタカー・チェーン店であっても 街中のレンタカー事務所は、係員がひとりしかいないところもあったりする。 その一人しかいない係員が離席していることもありうるので、 何事も時間に余裕をもっていくことが重要。

SFOに向かう車の中で、石原田先生とはいろんなことを話したが、 今回の彼の功績を私は「要石(かなめいし)」と表現した。 「要石」とは、アーチ形の石橋の丁度真中、つまり頂上にある石で それがないと橋全体が崩れてしまう石のこと。 今回のイベント準備でも 鹿児島大学本学側とシリコンバレー側の間に立ち いろいろと調整してくれたのは彼だった。 彼がいなかったら、 これだけ大きなイベントを成功させることは出来なかったであろう。 (チョット誉め過ぎかな? でも事実だからしょうがない)

じゃ、帰ったら、Skypeでもしながら次の企画でも考えようか。

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2005年10月30日

モス・ビーチ(Moss Beach)

鹿児島大学シリコンバレーオフィス オープニング・セレモニーや シリコンバレーツアー等のビッグ・イベントの 後処理も一段落したし、日曜日ということもあり、 この日は慰安の意味合いも兼ねて内輪で海へ行くことになった。 と言っても、 上記のイベントの準備や、ツアー中の食事を作っていただいたりと、 いろいろとお世話になった久保由美さんが 浜にお魚を買いに行くというのに 便乗させていただいただけなのだが。 ということで、結局この日も由美さんのお世話になってしまう。

ハロウィンの前日と言うこともあり、 海へと向かう92号線(Half Moon Bay Rd.)沿いには 毎年恒例のかぼちゃ広場があちらこちらに見て取れた。 立ち寄ったのは、ハーフ・ムーン・ベイから 1号線をチョット北に上がった モス・ビーチ(Moss Beach) というところ。 この海岸は、潮の干満の間に 海草・かに・海綿・イソギンチャク・ヒトデ・軟体動物 等の 貴重な生態系が存在しているということで、 James V. Fitzgerald Marine Reserve という名称で保護区になっている。 そのため、いかなる生物も観察するだけで、 捕獲することはできない。

それから、お隣の漁港に場所を移動してから、 本来の目的のお魚の調達。 私は、あまりお魚系に強くないのだが、 石原田先生は釣り好きなので、あとは彼にお任せ。 由美さんとの協議の結果、 マグロを一本買うことに決めたようだった。 さすが、釣り好きの石原田先生と食通の由美さん。 私は、ただただ、彼らの言うことにうなづいているばかりだった。

この日の様子は既に、 久保由美さんのブログ にもあるので、そちらも是非どうぞ。

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2005年10月29日

稲盛京セラ名誉会長との夕食会

鹿児島大学シリコンバレーオフィス オープニング・セレモニー の前日、10月23日、稲盛京セラ名誉会長との夕食会が クーパティーノの日本食レストラン「あづま」で行われた。

この会が「あづま」で行われたのには理由があった。 今から約40年ほど前、京セラがシリコンバレーに進出してきた当時、 この近辺でまともな日本食レストランはここ「あづま」しかなく、 稲盛会長もシリコンバレーに滞在されていた際には、 よくここに来られていたそうである。 そんな背景から、稲盛会長のたってのご希望で ここ「あづま」で開催する運びとなった。

この夕食会は、シリコンバレーで頑張っている日本人ベンチャー起業家の方々に お集まりいただき、稲盛京セラ名誉会長とご懇親いただく、というのが目的である。 鹿児島大学からも学長・副学長、並びに、鹿児島県副知事らもご同席され、 私も参加させていただいた。

ご参加された起業家約10名の方々も錚々たる方々であった。 その中のお一人、B-Bridge社の桝本社長のブログ でも既にそのときの様子が綴られているのでご参照いただきたい。

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2005年10月28日

ツアー参加学生からの寄せ書き

ツアーの最終日、参加された学生と研修職員の皆さんから、 寄せ書きをいただいた。 この場を借りて、お礼申し上げたい。 心のこもったメッセージ、本当にありがとうございました。 一生の記念に取っておきます。

また、スケジュール上、学生達と最後に会うことができなかった 久保由美さんへの寄せ書きも私がお預かりすることになった。

実は、この2通の寄せ書きの差出人欄が面白い。 私への寄せ書きには、「From brothers and sisters」とあった。 ということは、私は、学生達と兄弟ということになる。 こんなおじさんを兄弟扱いしてくれるとはありがたいことである。 一方、久保由美さんへの寄せ書きには 「FROM BIG CHILDREN」となっていた。 これによると、久保さんが学生達の お母さん ということになる。 そして私がその学生達と兄弟ということは、 由美さんは 私のお母さん でもあるということになる。

このエピソードについては、実は、 久保由美さんのブログ「自閉症児 渡の宝箱」 にも掲載されているので、そちらもどうぞ。

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2005年10月27日

鹿児島大学シリコンバレーツアー 「最終日」

泣いても笑ってもこの日がツアー最終日。 この日は基本的にHP社の見学である。

先ず、パロアルト(Palo Alto)の本社ビルへと向かい、 そこで、ヒューレット・パッカード(Hewlett-Packard)社の変遷や ビジネス内容についてのプレゼンをしていただいた。 プレゼンを聞いていると、そこで、結構居眠りしている学生が目立った。 話しによると、昨晩もホテルに帰ってきたのが夜中過ぎだったにも関わらず、 その後も いわゆる「飲ん方(のんかた)」(鹿児島特有の表現です)が 始まってしまい、学生達は今朝までほとんど寝てなかったとのことであった。 彼らにとってみたら「寝るのがモッタイナイ」ということだった。 学生さん達がこう思ってくれるのも、ある意味で言うと このツアーの成果なのかもしれない。

その後、建物を移動して HP社の創立者である HewlettさんとPackardさんの執務室見学。 ここは私にとっては、JTPAの「RFIDセミナー」 でお邪魔して以来2回目となった。 そこでは、前日のJTPAのパネルディスカッションでもお世話になった 湯浅さんにご案内いただいた。 それから、 クーパチーノ(Cupertino)の HP Executive Briefing Center へと移動した後、 ショールームや社内見学をさせていただき、HPでの視察を終えた。

HPからホテルに戻るとそこでこのシリコンバレーツアーは解散である。 この時点で私から学生達へ提供するカリキュラムは全て終了した。 後は、サンフランシスコ空港からの深夜便に搭乗するまでの間は自由行動。 サンフランシスコに向かう者あり、 スタンフォード大学に再度向かう者あり、 シリコンバレーでの最後のひと時を思い思いに満喫してくれたことであろう。

今回の鹿児島大学シリコンバレーツアーは、 オープニング・セレモニーとの同時開催という 最初で最後の特殊な事情の下に行われたが、 大きなトラブルもなく無事に終えられたことが何よりであった。 これもたくさんの方々のご協力により実現できたことである。 改めてご協力していただいた関係者の方々に御礼を申し上げさせていただきたい。 本当にありがとうございました。

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2005年10月26日

鹿児島大学シリコンバレーツアー 「シリコンバレー視察パート2」

以前のブログ「シリコンバレー 一望の丘」でもご紹介したとおり、 この日は早朝から、この丘にみんなで登った。 あいにく、天気が曇りがちというか小雨模様であったが、 そのお蔭で虹が見えたりもした。

この時、ひとつのアクシデントがあった。 みんなで下山して車のところまで戻ったところ、 学生の一人が、デジカメがない、と言い出した。 どうも元気のいい彼らは山野を走り回っている間に、 カメラを落としてしまったらしい。 すると、みんなで探してくると言って、 仲間5、6人が今降りてきた山道を再び一目散に駆け登っていった。

実を言うとこの日は、昨日以上にスケジュールを詰め込んでいたので、 私はその後のスケジュールの割り振りで頭が一杯だった。 よっぽど、「どうせ見つかりっこないんだから、探しに行くのはあきらめて、 早く出発するヨ」と言おうかとも思った。 ツアーコンダクター兼タイムキーパー役の悲しい性(サガ)である。 それにしても、彼らは学部や学科が違っていて、 このツアーに参加する前までは面識もなかったハズなのに、 この団結力はすばらしい。 結局彼らの熱意に負けて探しに行かせてしまった。

しばらく待っていると、みんな万面の笑みを浮かべながら山道を駆け下りてきた。 カメラが見つかったとのことであった。 困難をみんなで乗り越えるチームワークの賜物である。 自分は内心、「あんなこと言わなくて良かった」とホットしたのと同時に あんなことを考えた自分が恥ずかしくなった。

さて、それから、遅れを取り戻すべく次の訪問地アップル(Apple)へ。 アップルは社内に入るのが非常に困難なので アップル・ストア(AppleStore)でその雰囲気を感じてもらった後、 Yahooへ。 Yahooでは私の知り合いに頼み込んで社員食堂で食事をさせてもらった。

それから、以前のブログでもご紹介した モフェット博物館(Moffet Field Museum)NASA Ames Research Centerインテル博物館 (Intel Museum) と、急ぎ早に博物館めぐりをした。 学生の皆さんはインテル博物館をもっとゆっくり見たかったようだった。 次回のスケジューリングの参考にさせていただこう。

博物館巡りの後は、 バイオ系ベンチャー企業 B-Bridge社に訪問させていただき、 桝本社長 のセミナーとB-Bridge社内の見学。 続いて昨日と同じ法律事務所に移動後、 第1回目のツアーでもご講演いただいた ベンチャーアクセス の安藤茂彌氏によるセミナー。 夕食の後、JTPAスタッフによるパネルディスカッションとなった。 このパネルディスカッション、議論があまりにも白熱しすぎて 3時間にも及んでしまい、結局、ホテルに帰りついたのは午前0時をまわっていた。 この日も長い一日であった。

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2005年10月25日

鹿児島大学シリコンバレーツアー 「スタンフォードの視察パート2」

この日からは、学生と研修生のみのツアーの始まりである。 この日の訪問先は標題のとおり、ほぼ終日スタンフォード大学で過ごすことになる。 スタンフォード大学に関しては、すでに日曜日に一度訪れているので、 今日は表からは見えないスタンフォード大学のもっと核心にせまるカリキュラムをこなすことになる。

午前中は研究室の見学。 学生の専門分野によりバイオ系と工学系とに分かれての見学となった。 私は、前回の第1回ツアーの際にバイオ系のグループを引率をしたので、 今回は工学系の方に付いていった。

午後はキャンパスをみんなで歩いて見学する予定にしていたのだが、 学生の皆さんと話してみると、 日曜日と 昨日の自由行動時間とに スタンフォードに来た学生もいて、 人により既に見学したところと、見学していないところがあるとのことであった。 そこでみんなで話し合った結果、急遽、次のカリキュラム「国際交流会」までは自由行動とした。

引き続いての「国際交流会」とは、スタンフォード大学の学生さんと 鹿児島大学の学生が直接交流するのが目的の会。 ただし、鹿児島大学の参加学生全員が英語が流暢なわけではないので、 今回はスタンフォードで日本語クラスを受けている学生さんとの 交流会である。

これに関しては、鹿児島大学の学生は 相当に気合が入っていて、 参加者個人の自己紹介と鹿児島大学紹介の英語プレゼンを パワーポイントで作ってきていた。 そして、発表も英語で挑戦。 また、スタンフォード大学の学生さんの方も スタンフォード大学紹介をパワーポイントで準備されており、 日本語で発表していただいた。 皆さん、大変、日本語がお上手であった。

双方からのプレゼンが終わってからも 鹿児島からのお土産として、知覧茶 と かるかん、 先方からはアメリカならではポテトチップやクッキー、ケーキや コーラをふるまっていただき、 非常に打解けた雰囲気で 英語と日本語を織り交ぜての歓談のひと時となった。

今日最後は、場所を弁護士事務所に移し、 JBCオーガナイザーの方々によるパネル・ディスカッションである。 はじめに、八木博氏 にご講演いただいた。 それから夕食を挟んで、 赤間さん小柳さん ら4名の方に加え 八木さんにもご参加いただき、 総勢5名による豪華パネル・ディスカッションとなった。 前回の第1回のツアーでも JBCオーガナイザーよるパネル・ディスカッションは 最も好評だっただけに、今回参加した学生諸君にも十分に満足していただけたと思う。

結局、ホテルに帰り着いたのは夜の10時を過ぎていた。 さて、明日は早朝から山登りだ。

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2005年10月24日

鹿児島大学シリコンバレーオフィス オープニング・セレモニー

過去数ヶ月に渡り、準備してきた 「鹿児島大学シリコンバレーオフィス オープニング・セレモニー」も とうとう、その当日を迎えることになった。

この日のスケジュールや式典の内容に関しては、 既に、 鹿児島大学シリコンバレーオフィスのホームページ にアップされており、 それをここでおさらいしても面白くないので、 このブログでは、私は裏方として何をやっていたのか、 ということにフォーカスしてみよう。

朝、私がホテルに到着した際には、 会場の椅子の配置等の設営は既に終わっており、 スポットライトのセッティング中であった。 受付業務等は、鹿児島からの大学職員の方々に引き継いであったので、 この日の準備での私の担当は音響関連のセットアップである。 そのためにはまず、秘密基地( 「石原田先生の来硅 」参照)から音響機材を搬入する必要があったのだが、 他の細々とした問題解決のために、 なかなか機材搬入作業に取り掛かれない。 予定では、ツアー参加の学生の皆さんは、 機材搬入を手伝った後は自由行動となっていたハズだが、 時間を取らせてしまって申し訳なかった。

それから次のトラブル。 時間と手間を軽減するために、 スピーカーはホテル会場に備え付けのものを 使わせていただく予定であったのだが、 実際にミキサーを繋いでみると、ハム(ブーンという雑音のこと)が 乗ってしまい使い物にならない。 他のホテルでは、この方法でうまくいったことがあったのだが、 どうもこの会場とは相性がよくないようだ。 係員に状況を説明して、対応策を検討してもらうことにした。 しかし、解決できるとは限らないので、 急遽、バックアップとして借りてきていたJBLのスピーカーを 接続することにした。 実は、これもバックアップということで事前にはテストしておらず、 ブッツケ本番。 救いとしては、マニュアルだけはインターネットからダウンロードして ひととおり目を通しておいたので、接続に迷うことはなかった。 試してみると、さすがJBL。結構まともな音がでてくれたので助かった。 そうこうしていると、ホテルの係員がコンバータを貸してくれたので、 それを使ってみると、会場のスピーカーからもハムなく音がでるようになった。 結果として、会場のスピーカーと、JBLのフロアースピーカーの タンデム走行ということで、音に厚みが出て、 「怪我の功名」といったところ。

どうにかマイクの音を出せるようになったところで、 次の課題はミキサーからの音声出力を20m先まで引っ張ること。 過去のブログ 「テレビ会議 実験」でもお伝えしたとおり、 この式典の様子は、鹿児島大学とKDDI本社に向けてインターネット経由で 放送されることになっていた。 そのため、出来るだけクリアな音声をお届けするために、 マイクから直接の(ミキサーから直接の、と言った方が正確ですが) 音声信号を放送用PCに入れてやる必要があった。 さらに、カメラの画像信号を、会場前方のプロジェクターまで配信する必要もあった。 これだけの配線を、手元に残ったケーブルとコネクターをパズルして繋ぐ必要があった。 いろいろ試してみて、音声信号の方は、あまった延長用マイクケーブルを継いで、 両端に変換コネクターをかませてどうにかつながった。 画像の方は、低周波用のマイクケーブルで画像(コンポジット)信号を20m以上引っ張りまわして まともな画像が出るかどうか心配であったが、 音声信号と同様にマイクケーブルを代用してみたが、 思いのほか画質の劣化は感じられなかった。 これらのセットアップを終わってみれば、式典開始前ギリギリセーフであった。

実際に式典が始まると、その進行に関しては私は関与する必要はほとんどない。 状況により、ミキサーのレベルを調整するのと、 休憩時間に音楽をかけるぐらいである。 一方、別の仕事として受付での来場者への対応と パーティー会場の準備状況の確認が必要となった。 特に、受付業務では、現地担当者の私から、 実際に受付業務を行う大学職員の方々への情報の引継ぎに不手際があり、 来訪者、ならびに職員の方々へご迷惑をおかけする結果となった。 この件に関しては反省すべき点が多々あったと思っている。 結局、式典中は、会場と受付、並びに、パーティー会場を何度も往復するばかりで、 実のところ式典の内容はほとんど聞けていない。

それから心配していたもうひとつの点が、 レセプション・パーティーに移る際に 混乱をきたさないか、ということだった。 実際の会場に居られなかった方のために少し説明させていただくと、 カバナホテルの大広間は3つに分割することができるのだが、 式典はそのうちの前方2つの部分を利用して行っていた。 そして、残りは3分の1の部分は、 間仕切りで遮蔽してパーティー会場としての準備をしておき、 パーティー開始の際に、その間仕切りを取り外し、 お客様にパーティー会場への移動していただく予定としていた。 さすがに300人を超える方々が一斉に移動することになったので、 多少の混雑はしたが、無事にパーティーをはじめることもできた。

最後に、今回の式典では、 実に多くの方々に、いろいろな形でご協力いただいたお蔭で 盛況のうちに無事終えることができました。 お世話になった皆様、本当にありがとうございました。

さて、明日からは、シリコンバレーツアーに集中することになる。

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2005年10月23日

シリコンバレー バス・ツアーの日

「鹿児島大学シリコンバレーオフィス オープニング・セレモニー」並びに 「鹿児島大学シリコンバレー研修ツアー」の第2日目。

この日は 鹿児島大学教職員と鹿児島県副知事ら関係者の方々、並びに、研修生を含めた 総勢約40名で大型観光バスに乗り込んでのシリコンバレー バス・ツアーの日である。

バスはまず、ロスガトス(Los Gatos)にあるピクセラ社へ向かった。 そこで、ピクセラ社社長でもあり、鹿児島大学シリコンバレーオフィス所長でもある 井手さんから、ピクセラ社創業の経緯や今後のビジネス展開についてのお話しがあった。 引き続いて、鹿児島大学シリコンバレーオフィス上掲式 を行い、 最後にオフィス内を見学してからピクセラ社を後にした。

それから私がバスガイドをしながらのシリコンバレー周遊ツアー。 アップル(Apple)、アドビ(Adobe)、サンノゼ空港(SJC)、イーベイ(eBay) インテル(Intel) 等を車窓から見ていただいた。 しかし実を言うと、日曜日ということで、確かに道は空いていたが、 大型バスでの移動は思いのほか時間がかかってしまい、 予定の場所を全てまわりきれなかった。 自分の時間の読みがちょっと甘かったことを 申し訳なく思う。

バスはそれから、スタンフォード ショッピング センター (Stanford Shopping Center) へと向かい、そこで自由時間とし、昼食を各自とっていただいた。 この日は、お蔭様で天気も良く、屋根のない スタンフォード ショッピング センター では、カリフォルニアの青空も楽しんでいただけたのがよかった。

さて、午後はスタンフォード大学の見学である。 まず初めに、バイオ研究の拠点 クラーク・センターで スタンフォード関連の方々からご講演をいただくことになっていた。 講演は、スタンフォードの産学官連携コーディネーターである 金松洋子さんのお話しから始まった。 続いて、医学部の 西村俊彦 先生のお話し。 ちなみに、西村先生は、鹿児島の串木野のご出身であり、 途中、鹿児島弁を交えてのご講演となった。 最後に、同じく医学部の John Fahl 先生にご講演いただいた。

その後、クラーク・センターを後にして、 メイン・クワッド、教会 等 を散策しながら スタンフォード・ブックストアへと向かった。 時間が予定より押してしまっていたので、 ゆっくり見物していただけなかったのが少し残念であった。

さて、明日は 「鹿児島大学シリコンバレーオフィス オープニング・セレモニー」 当日である。

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2005年10月22日

鹿児島大学ご一行様 ご到着

「鹿児島大学シリコンバレーオフィス オープニング・セレモニー」並びに 「鹿児島大学シリコンバレー研修ツアー」の準備シリーズ。 「準備シリーズ」と言ってきたのも、とうとう本番を迎えるに至った。

この日の午前中、 学長をはじめとした鹿児島大学教職員と鹿児島県副知事ら関係者の方々、 総勢28名がサンフランシスコ空港へ到着した。 リスク分散のためにセントレア経由と 羽田・成田経由の二手に分かれての移動であったが、 両便ともにご無事にご到着の様子。 早速そこからチャーターしたバスでホテルへと移動した。

ホテルチェックイン後、シリコンバレーに到着して折角なので みんなで昼食会を行う計画になっていた。 そこで、ホテルから歩いていける範囲内で、 まともな会食会ができるところということで、 エルカミノとサンアントニオの角にある シェフ・チュー(Chef Chu's)を予約しておいた。 皆さんにはご満足いただけたようで安心したが、 ただ、少し歩いて行くにしてはホテルから遠かった。

昼食後、オープニング・セレモニーの現場担当スタッフは、 会場となるクラウンプラザ カバナ パロアルト ホテルに集まり 当日の受付業務等の段取りに関する打ち合わせを行った。

その後わたしは、いわゆる「秘密基地」(「石原田先生の来硅」参照)にこもり、借りてきたプロジェクターの動作試験等、 オープニング・セレモニーの準備をしながら、ツアー研修生の皆さんが到着するのを待った。 ちなみにこの第2回のシリコンバレー研修ツアーでは、 鹿児島大学の学生10名に加え、鹿児島大学の若手職員3名の合計13名が 研修生となっている。 また、オープニング・セレモニーと重なっている今回の研修ツアーでは、 ツアー研修生の皆さんには申し訳ないが、サンフランシスコ空港から 公共交通機関を乗り継いでホテルまで来ていただくことになっていた。

ところが、予定の6時半になってもホテルに到着しないのである。 特にカルトレインは、週末のスケジュールでは一本乗り過ごすと一時間待ちとなってしまう。 多分、一本乗り過ごしたのであろうと、もう一時間待ってみた。 それでも彼らは到着しないのである。 そうこうしているうちに8時になった。 「そろそろ ちょっと ヤバイかな」と 石原田先生と対策について相談していると なにやらホテルのフロントの方が騒がしくなっていた。 駆けつけてみると全員無事到着していた。 話しを聞いてみると、 やはり、カルトレインを一本乗り過ごしたのと、 バスを何処で降りたらよいかが判らず停留所を一つ乗り過ごしてしまった とのことであった。 とにかく30時間以上の長旅、本当にご苦労様である。

チェックイン後、オリエンテーションということで、 ホテルの1室にみんなで集まることにした。 しばらくしてからその部屋へ行ってみると、 なんと部屋の中にあったベッドが取り払われ、部屋が会議室と化していた。 さすがに30時間の長旅を共にしてきただけある研修生の皆さんは スゴイ団結力と行動力である。 また、このオリエンテーションでは久保由美さんにも手伝っていただいたが、 そのときの様子は由美さんのブログにもある。 夕食をとりながら、こちらシリコンバレーで過ごす際の注意事項や、 ツアーのスケジュールについて説明した。 それから余興ということで、 私が学生時代に参加していたNHKロボットコンテストのビデオを見ていただいた。 特に今回は、研修生の中にもロボコンに参加していた学生さんもいたので 喜んでもらえたのではないかと自分では勝手に思っている。

こうやってツアー第1日目は終わった。

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2005年10月21日

JTPAセミナー「川原英哉氏 Project Looking Glass を語る」(20051021)

このブログの「JTPA技術交流会(20050824) 」でも一度触れたが、「IT業界のイチロー」とも 称されている Sun Microsystems の 川原英哉氏 の セミナーがこの日行われた。

このセミナーでは、 コンピュータの歴史的背景の解説を含めて 川原さんが3次元デスクトップ環境の開発を始めたキッカケや、 それが「Project Looking Glass」として Sun Microsystems の一プロジェクトとなった経緯、 そのプロジェクトがオープンソースとして開発されている背景 等についてのお話しがあった。 また、参加された方々にできるだけ実際の感触を掴んでもらおうと、 Looking Glass によるデスクトップのオペレーションデモを 多く取り入れて解説されていた。

セミナー終了後、別のデモとして、 Sharp製の裸眼立体視可能な三次元ラップトップ上での三次元デスクトップのデモ、 それと携帯電話にこの Looking Glass が組み込んであるサンプルを 持ってこられていた。 セミナーに参加された会場の皆さんと これらを囲んで 実際に試したり、いろいろな質問に答えていただいた。

私もシャープのラップトップPCと携帯電話の両方を体験させていただいた。 とくに、携帯電話の方は、 限られた狭い画面を有効に活用した判りやすいインターフェースとして 非常に有効的であると感じた。 また、川原さんとも直接お話しさせていただいたが、 やさしいお人柄が垣間見られた。 今後も是非このプロジェクトを発展させていっていただきたい と素直に思った。

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2005年10月20日

ピクセラ社(鹿児島大学シリコンバレー事務所)での最終準備

現在、鹿児島大学シリコンバレーオフィスの事務所として 井手さんが社長をされている ピクセラ(Pixera) 社の一角を利用させていただいている。 ピクセラ社はロスガトス(Los Gatos)にあり、 85号線をウィンチェスター(Winchester Blvd)で降りてすぐのところである。

今度の10月23日(日曜日)に、 鹿児島からの大学教職員や県の関係者の方々に このピクセラ社まで起こしいただき、 上掲式を行う予定になっている。 今日は、その上掲式の準備と、 今後の オープニング・セレモニー や 研修ツアー に関する準備や最終打ち合わせを行った。

上掲式の準備として、 「Kagoshima University Venture Business Laboratory, Silicon Valley Office」 と書かれた一種の看板のようなものと、それを掛けられるフックを用意し、 当日は永田学長にこれを掛けていただこう、という計画である。 その他、開所式で配る資料やお土産の品の準備などを行った。

学長を始めとした鹿児島大学教職員、 鹿児島県副知事ら関係者の方々、 研修ツアー参加学生、 総勢40名の到着まであと2日。

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2005年10月19日

石原田先生の来硅

大詰めの段階に入ってきました「鹿児島大学シリコンバレーオフィス オープニング・セレモニー」の準備シリーズ。

鹿児島大学からの第一陣として、 実質の総指揮官 石原田先生がサンフランシスコ空港へ到着した。 私は空港までお出迎えに向かった。 当初の予定では、研修ツアーの学生達の道のりを下見するために、 ミルブレー(Millbrae)駅に車を停めて バート(BART)で サンフランシスコ空港へ向かうことを予定していた。 しかし、普段なら渋滞のない280号線もこの日はあいにく事故が起きており、 予想をはるかに上回る移動時間を食ってしまった。 そこで急遽、予定を変更して直接サンフランシスコ空港へと向かうことにした。

到着便はUA-830。NGO、つまり 中部国際空港(セントレア)からの便である。 ANAとのコードシェアであるこの便を利用すると 鹿児島空港でANAに荷物を預けたままでサンフランシスコ空港まで手ぶらでOK。 羽田・成田 経由と比べるとずいぶん楽になったと言っていた。

SFOからホテルへ向かう途中、 今度の23日(日曜日)に、ご関係者一行をお連れする計画になっているため、途中、 スタンフォード・ショッピング・センターによってバスの駐停車位置等を下見してきた。

ホテル到着後チェックイン。場所は開所式会場ホテルのお向かいのモーテル。 部屋は103号室。 部屋に入るとすぐに、 石原田先生が鹿児島から持ってきた分、並びに、私がこちらで準備していた分の 機材や資料を一気に部屋にスタンバイした。 子供の頃の幼稚な表現だが、この103号室は いわゆる「秘密基地」と化してしまった。

その後、オープニング・セレモニー会場となる クラウンプラザ カバナ パロアルト ホテル、 鹿児島大学教職員関係者が泊まる別のホテル等を一緒に下見した後、 石原田先生用のレンタカーを借りに行った。

こうやって、今回の 「鹿児島大学シリコンバレーオフィス オープニング・セレモニー」+ 「第2回 鹿児島大学シリコンバレー研修ツアー」のプロジェクトが実際に動き出してしまった。

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2005年10月18日

焼酎での乾杯

今回も「鹿児島大学シリコンバレーオフィス オープニング・セレモニー」の準備シリーズ。

鹿児島大学のイベントということで、 レセプション・パーティーで焼酎をどうするか、という問題がでた。

当初、ホテル側と交渉した際には、持ち込み料さえ払えば 焼酎の持込は可能である、とのことだった。 ちなみに ホテルやレストランへ 飲み物を持ち込む際の 持ち込み料、栓抜き料 のことを 英語で「コーケッジ(corkage)」と言う。 この言葉は、ワインなどの栓に使われている 「コルク(cork)」からきている。

しかし、よくよく調べてもらうと、このホテルでは アルコール度数の高いハード・リカー(Hard Liquor)の持込が出来ない、ということになった。

いろいろ調査してみた結果、アメリカの法律では、アルコール度 25度以上の物を ハード・リカーとみなしているようだ。 そして、酒類取り扱いライセンスの中にも幾つかのランクがあり、 このハード・リカーを取り扱えるライセンスと、そうでないライセンスがあるらしいことが判った。 通常 市販されている焼酎のアルコール度数は25度以上となるので、 アメリカではハード・リカーと分類され、それなりのライセンスを持っているところでなければ 取り扱えないことになってしまい、販路が限られてしまうことになる。

このようなアメリカ市場の特殊性に対応するため、 先進的な焼酎酒造元は、アルコール度24度の焼酎を開発し アメリカ市場で販売していることが判明した。正に企業努力である。 この24度の焼酎の持ち込みでホテル側からも了解が得られた。

ということで、紆余曲折はあったが、開所式のレセプション・パーティーの始めに 24度の薩摩白波で乾杯することになった。 みなさん、お楽しみに。

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2005年10月17日

テレビ会議 実験

相変わらず「鹿児島大学シリコンバレーオフィス オープニング・セレモニー」の準備シリーズ。

鹿児島大学のVBL(ベンチャー ビジネス ラボラトリー)では、 Eラーニングについて研究プロジェクトの一環として、KDDIと共同で、テレビ会議システムについての研究を行っている。 今回のオープニング・セレモニーでは、この技術を駆使し、 式典や KDDIの最高顧問でもある稲盛会長のご講演の様子を 鹿児島大学とKDDI本社へ向けて3次元接続により配信する計画となっている。 これを行うに際し、是非とも事前の実験がしたいということで、 この日、ホテル側にお願いをして実験をさせていただいた。

会場となるカバナホテルのITマネージャーの話しによると、このホテルは 光ファイバーで300Mbpsのインターネット接続を有しているとのことである。 そこで、グローバルアドレスをいただき接続実験をしてみた。 実験の結果としては、画像・音声共に問題なく配信できた。

開所式当日は、専用のカメラからの画像と、会場用マイクからの音声を このシステムの入力として利用する計画としている。 開所式はシリコンバレー時間の月曜午後に行われるので、 鹿児島大学とKDDIとでは日本時間の火曜日の午前中に この式典の模様を見られるはずである。

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2005年10月16日

レセプション・パーティーのメニュー

「鹿児島大学シリコンバレーオフィス オープニング・セレモニー」の準備シリーズ。

開所式まであと1週間というところで、 レセプション・パーティーでお出しするメニューがやっと決まった。 正確に言うと、決めてもらった、と言った方が正しい。

開所式を準備するにあたり、段取りしなければならない事項は数あれど、 食べ物関係に疎い私にとっては、このメニューを決めると言うのが 最も大変な仕事である。 そこで、苦しいときの由美ちゃん頼みということで、 シリコンバレーでは有名な「ボランティアの母」じゃなかった 「ボランティアのお姉様(今日だけはお姉様にしておこう 笑)」 久保由美さん にお手伝いしていただいた。

お客様へお出しするメニューを決めるにあたっての条件として、 予算が決まっていること、 立食形式であること、 参加人数が正確には予測不可能なこと、 日本人とアメリカ人が混じっていること、 等等を考慮に入れてもらった上で、 ホテル側からのメニュー一覧の全ての項目に目を通してもらい その中から、裏ワザを駆使して チョイスしてもらった。

決まったメニューの一部をここでご紹介させていただくと、
  • Flat bread Station
  • Smoked Seafood Station
  • Assorted Finger Sandwiches
  • Roast Beef Carving Station
  • Honey Glazed Ham Carving Station
  • 2 Choice of Pasta Buffet
  • Mini Dessert Platter
  • House Salad
といったところ。さて、皆様のお口に合いますことやら。

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2005年10月15日

鹿児島県人会

「鹿児島大学シリコンバレーオフィス オープニング・セレモニー」の準備シリーズ。 地方大学である鹿児島大学は、 オープニング・セレモニーを開催するにあたり、 鹿児島県人会にもご協力を仰ぐことになった。

鹿児島県人会に関しては、 「さつまグローバルネット」に詳しい。 特に海外の鹿児島県人会については、 「海外の鹿児島県人会の紹介」のページで一覧にまとめられている。 この表のアメリカの部分を見ていただくと、 その多くがカリフォルニアに集中しているのがお判りいただけると思う。

カリフォルニアの鹿児島県人会は来年創設50周年を迎えることになっており、 大々的な記念式典を企画しているとのことであった。 その打ち合わせがこの日、サンノゼのあるレストランで行われる と言うことだったので、 その席で少しだけお時間をいただき、 鹿児島大学シリコンバレーオフィス オープニング・セレモニーに ついてご説明させていただいた。 開所式は平日の開催であるにも関わらず何人かの方には、 その場でご出席のご意志を表明していただいた。 本当にありがたいことである。

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2005年10月14日

マザーボード交換(2)

昨日の「マザーボード交換(1)」の続き。

まずは、ご存知の通り Windowsが起動するタイミングでF8キーを押して、 セーフモードで立ち上げてみる。セーフモードでは問題なく立ち上がってくれるし、 しばらくオペレーションしていても自動的にリブートがかかることもなかった。

マザーボードを交換したが、それに付属しているネットワークやサウンド・デバイスは 異なっているので、それらのデバイス・ドライバーを入れなおしてから、 再び通常ブートをチャレンジしてみた。 しかし、結果は以前と同様で、ログイン画面が出てきてしばらくすると自動的に リブートしてしまう。

原因を究明するためにいろいろと試してみた。 まず、Windowsのブート時に自動的に起動するソフトを止めてみた。 「Startup」に入っているショート・カットを削除すると共に、 物によってはレジストリ・エディタからその記述を削除した。 もちろん、これらの作業は、セーフモードから行っている。 通常のブートを試してみたが、それでも問題は改善しなかった。

次に、これもセーフモードから「Administrative Tools」の「Services」から起動されている 全てのサービスを止めて、再度試してみた。すると今度は、問題なくWindowsが起動できた。 これでやっと、サービスとして起動している中に問題があることが判明した。 止めていたサービスを幾つかに分けつつ、設定を元に戻しながら試行錯誤を続けた結果 原因を突き止めることが出来た。

私がメインで使っているデスクトップPCでは HDDのミラーリングを行っているのだが、そのため、 Promise Technology の FastTrak を搭載のマザーボードを利用していた。 新マザーボードも全く同じチップを搭載していたので、 デバイス・ドライバーの方は入れ替えることなく 問題なく利用できていたが、それを管理する「Promise Array Message」のソフトには どういうわけか互換性がなくなっていたようだった。 これを、新マザーボードに付属していた物に差し替えることにより問題が解決した。

結局、マザーボードが壊れてから、 元の状態に戻すために約36時間かかってしまった。

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2005年10月13日

マザーボード交換(1)

突然、仕事でメインに使っているデスクトップPCが立ち上がらなくなった。 鹿児島大学シリコンバレーオフィスのオープニングセレモニーと シリコンバレー研修ツアーまで残り10日を切ったという時にである。 これこそ、マーフィーの法則というべきか、 一番忙しい時に、一番壊れて欲しくないものが壊れるように 世の中できているようだ。

原因を探るべく、いろいろ試してみた。 マザーボードは MSI(Micro-Star International) の 875P Neo-FIS2R。 周辺デバイスを外してから、電源を入れてみたが、 ブート画面が出てこない。 どうもマザーボードがイカレタらしい。 時間もないので、たまたま手元にあった、ほとんど同様のスペックのマザーボード ASUS P4C800 DELUXE-UAY へと急遽 交換することにした。

マニュアルに一通り目を通してから、 旧マザーボードからCPUとメモリを取り外し、新マザーボードへ取り付ける。 Pentium4 の ヒートシンクの取り外しに少々時間をとられた。 周辺機器を接続してから電源を入れてみると、とりあえずWindows2000が起動してきた。 ホッとしていると、ログイン画面が出てきてしばらくすると自動的に リブートしてしまう現象が出始めた。 何度やってみても必ずリブートしてしまう。 なかなか、簡単にはたまったお仕事の続きをさせてくれないようだ。

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2005年10月12日

スタンフォード大学の地図

「鹿児島大学シリコンバレー研修ツアー」の訪問先のご紹介シリーズ。

今回の研修ツアーでもスタンフォード大学で過ごす時間がたくさんあり、 大学キャンパス内でいろいろなところに移動しなければならない。 ご存知の通り、スタンフォード大学は広大なキャンパスであり、 かつ、そこにはたくさんの建物が建っている。 初めて訪れた方は、まず間違いなく迷子になってしまう。

そこで、今後スタンフォード大学を訪れる方へのお薦めページは、 「スタンフォード大学の地図のページ」である。 このウェブページから、 「Parking and Circulation / Campus Map (PDF format, 4.7 Mb) 」がダウンロードできる。 これはスタンフォード大学のキャンパスの全体像をカラーで判りやすくまとめた地図になっている。

それからもうひとつ。 「Visitor Parking Map (PDF format, 3 Mb)」 これは建物の名前からその場所を探すことができる地図である。 また名前の通り、ビジター・パーキング や メーター・パーキングの場所も書き示されている。

スタンフォード大学を訪れる際には、 これら地図を訪問前に印刷して手元に持っておかれることを強くお薦めする。

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2005年10月11日

鹿児島 出張セミナー

鹿児島大学シリコンバレーオフィスの活動の一環として、 「鹿児島大学シリコンバレー研修ツアー」を開催していることに関しては、 このブログでも何度も取り上げてきている。 この研修ツアーでは、鹿児島大学の学生さんに実際にこちらへ来てもらって、 シリコンバレーで第一線で活躍されている方々から直接お話しを伺う セミナーやパネル・ディスカッションを企画している。

最近は、この逆のパターンも行っている。 つまり、シリコンバレーで第一線で活躍されている方々に 直接、鹿児島大学までお越しいただき講演会やセミナーを行っていただく、 ということである。

具体的には、第1回鹿児島大学シリコンバレー研修ツアーで セミナー講師をしていただいた、村山尚武さんと上田嘉紀さんに この第2回ではツアー前セミナーということで、 鹿児島大学でご講演いただいた。

JTPAの共同代表でもある 村山尚武さんは、ご自分のブログ(Back in the USA) でもそれについて少し取り上げられている。

一方、上田嘉紀さんは、 第1回の研修ツアーの際には、 こちらシリコンバレーでセミナーを行っていただいたが、 その後、日本へ帰国され、現在は大阪の方にいらっしゃる。 今回は大阪から鹿児島までおこしいただき、 シリコンバレーでの体験についてお話しいただいた。 その辺の経緯も含めて、上田嘉紀さんブログに以下の 4つのエントリーで写真も取り入れたレポートいただいている。

村山尚武さん、上田嘉紀さん、本当にありがとうございました。

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2005年10月10日

Banquet, Classroom, Theater

「鹿児島大学シリコンバレーオフィス オープニング・セレモニー」の準備シリーズ。

カバナホテルでの式典会場内の配置を決定するにあたり、 ホテル側と交渉するためにはそれに関する いくつかの専門用語を知っていなければならない。 例えば、Banquet, Classroom, Theater 等の言葉である。 これは、会場でのテーブルや椅子の配置方法を表している。

Banquet とは、「宴会」という意味であるが、この場合、 丸テーブルに椅子が付いている、結婚披露宴などでよく見かけるタイプである。

そして、Classroom とは、「教室」という言葉が示す通り、 四角い長机に椅子が付いているタイプであり、 セミナー等でよく利用される。

それから Theater とは、もちろん「劇場」の意味であるが、 これは、机やテーブルはなく、椅子のみを並べる形式である。

今回の「鹿児島大学シリコンバレーオフィス オープニング・セレモニー」 では、参加者目標300名なので、場所の広さの都合から Theater つまり、椅子だけを300個、 実際は予想を越えた場合を想定して、また、 配列の都合上360席を並べることになった。

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2005年10月 9日

クラウンプラザ カバナ パロアルト ホテル

「鹿児島大学シリコンバレーオフィス オープニング・セレモニー」の準備シリーズ。

オープニング・セレモニーの開催会場について解説させていただこう。 会場となるホテルは「クラウンプラザ カバナ パロアルト ホテル (Crowne Plaza Cabana Palo Alto Hotel)」。 場所はスタンフォード大学から エル・ カミノ・リアル(El Camino Real)を 3マイル(約5Km)ほど南へ行ったところで、 サンアントニオ(San Antonio)とチャールストン(Charleston)との丁度中間。 El Camino Real の山側(280号線側)にある。 このホテルには、過去にビートルズも泊まったことがあるそうである。

式典は、このカバナホテルの Grand Mediterranean Ballroom で行われる。 ホテルのロビーから奥へ真っ直ぐ進んで、右手にある。 この大広間は3つに分割できるが、北側の2つを式典会場とし、 残りの1つをパーティー会場とすることにした。

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2005年10月 8日

www.kagoshima-u.us

「鹿児島大学シリコンバレーオフィス オープニング・セレモニー」の準備シリーズ。

「オープニング・セレモニー」の開催の告知用ウェブサイトと、 その申し込み受付け用のEメールアドレスを含めて 本学側で準備するか、シリコンバレーオフィス独自に準備するかについて議論してきたが、 結局、こちらで用意することになった。

さて、ではどんなドメイン名にするかである。 それを考えるにあたり、日本の国立大学のドメイン名の命名規則を考えてみよう。

まず、例として鹿児島大学の場合、ウェブページは 「www.kagoshima-u.ac.jp」となっている。 日本の国立大学の場合、ドメイン名の終わりが必ず「ac.jp」となっている。 この場合の「ac」 は、アカデミック(academic) から来ており、 「ac.jp」で日本国内の公式な教育機関であることがわかる。 ちなみに、アメリカの大学の場合はドメイン名の終わりが「edu」となっている。

鹿児島大学の場合、大学名を表す部分は「kagoshima-u」となっている。 この「kagoshima」のところに kumamoto(熊本)、osaka(大阪) 等をあてはめると それぞれ熊本大学(www.kumamoto-u.ac.jp)、大阪大学(www.osaka-u.ac.jp) となる。 例外は東京大学である。 東京大学の場合、大学名の英語表記が「University of Tokyo」なので 「www.u-tokyo.ac.jp」 となっているのでご注意いただきたい。

ということで、「kagoshima-u」というと鹿児島大学を表しており、 今回はその米国でのオフィスということで 「kagoshima-u.us」 とさせていただいた。 末尾の「.us」は、日本の皆さんには馴染みがないかもしれないが、 アメリカ国内に住所を持っている団体・個人なら誰でも取れるドメイン名である。 この様な経緯で、「鹿児島大学シリコンバレーオフィス オープニング・セレモニー」の ご案内が http://www.kagoshima-u.us/ に掲載してあるのでご覧いただきたい。

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2005年10月 7日

インターネット業界雑誌編集者との会食

日本から出張でこられていたインターネット業界関連の雑誌編集者の方と夕食を共にする機会を得た。 そこには、 その雑誌に記事を載せておられ、 『JTPAセミナー「瀧口範子x戸谷茂山 対談 Fireside Chat 〜 建築への思い」 (20050429)』でも紹介させていただいた瀧口範子さん、 『シリコンバレーを飛ぶ!』でもご紹介させていただいた 空飛ぶ産学官連携のスペシャリスト 金松洋子さん も同席された。

席上、いろいろな話題に及んだが、 特に月刊誌の存亡についての議論は白熱した。 つまり、 インターネットがこれだけ普及し、 プロの物書きでない、いわゆる素人さんが ブログなどでこれだけ情報発信をリアルタイムで行っている現在、 紙の媒体、特に有料の月刊誌の存在意義はいったい何なのか、 如何にして今後生き残ってゆくべきか、という点についてである。 これだけ大きく かつ 深刻な問題ついては、これと言った結論がなかなか出るものではない。

白熱した議論で、あっと言う間に週末の夜も更けてしまい、楽しい会食もお開きとなった。 とても貴重な時間を過ごさせていただけた夜だった。

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2005年10月 6日

スカイプ(Skype)で ツアー参加学生との会議

この日、 鹿児島大学のVBL(ベンチャー ビジネス ラボラトリー Venture Business Laboratory) では、 今回の「鹿児島大学シリコンバレー研修ツアー」に参加する学生さんと職員の方々に対する 説明会が行われた。 そこに私も、シリコンバレーからスカイプ(Skype)で参加させていただいた。

研修ツアーを行うにあたり、参加者と ツアーコンダクターである私とが 事前に直接会話できるということの意義は非常に大きい。 ツアーを成功させる大きな要因の一つとして、 シリコンバレーに来る側と それを受け入れる側とで お互いの情報を如何に共有しあっておくか、という点が挙げられる。 これを、インターネットを通じてできるのであるから、 便利な時代である。

実際の説明会の内容としては、 ツアーの概要やスケジュールについて説明させていただき、 その後、いくつかの質問をいただいた。 質問は、こちらの気候や服装について等があった。 また、今回は、開所式との同時開催ということがあり、 ツアー参加の皆さんには公共交通機関で自力で ホテルまで来ていただくことになった。 その点についてはチョット不安そうな雰囲気がただよっていたように聞こえた。 さて、この結果はどうなることか。

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2005年10月 5日

スタンフォード ショッピング センター (Stanford Shopping Center)

「鹿児島大学シリコンバレー研修ツアー」の訪問先候補のご紹介シリーズ。 今回の第2回のツアーでは、スタンフォード大学キャンパスの見学の前に、 そのお隣の スタンフォード ショッピング センター を訪問することになっている。 今回はその スタンフォード ショッピング センター (Stanford Shopping Center) について。

今回のツアーでは、10月23日(日曜)のお昼に、 昼食を兼ねて、この スタンフォード ショッピング センター を訪れる計画になっている。 場所的には、スタンフォード大学キャンパスのすぐ隣で、 医学部に近い方にあり、エル カミノ(El Camino Real)と サンドヒル(Sand Hill) のコーナーの一角にある。 このモールは屋根がない形式なので、天気の日には気持ち良いが 雨が降ると、チョット大変。

ショッピング・モールとしては、このシリコンバレーでも 一、二 を争う 高級ショッピング・モールで、 一流ブランドやデパートが店を構えている。 例えば、デパートでいうと、 ブルーミング デールズ(Bloomingdale's)、 メイシーズ(Macy's)、 ニーマン マーカス(Neiman Marcus)、 ノードストロム(Nordstrom) と言ったところ。 その他、ティファニー(Tiffany & Co.)、 ポロ・ラルフローレン(Polo-Ralph Lauren) 等のブランドも入っている。

それからギークの皆さんのための情報として、 アップル ストア(Apple Store)や ソニー スタイル(Sony Style) も最近お目見えした。

シリコンバレー、特に、スタンフォード近辺にこられるのであれば、 一度は立ち寄ってみる価値はあると思う。

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2005年10月 4日

JTPAニュースレター編集会議 (20051004)

JTPAニュースレター編集会議は、通常は梅田さんの事務所 MUSE で行っているのだが、 今回は、JTPAの食料班(私が勝手にそう呼んでいる) 久保さんの 強い強いご推薦で Cicero Pizza でピザを食べながら行うことになった。 食料班の久保さんがお勧めするだけはあって確かにおいしかった。 結構、我家から近かったので移動もラクさせてもらった。

内容の方はというと、予定では「役立つブログ」について。 でも、インターネットがないところでブログの話しをしてもしょうがないということで、 第2弾が「シリコンバレーにありそうでないもの」について。 編集員の中からもいろいろな意見がでてきたが、 私が出した意見は、というと、 「秋葉原のラジオ会館のような電子パーツの店がない」 ということ。 シリコンバレーというと、来たことのない方は 秋葉原とイメージを重ねて、電気部品とかのお店が たくさん揃っているように思うかもしれないが、 実際は、電気部品を集めるのに、結構、苦労することがある。 その手のお店は、アメリカの他の都市に比べると多いのだろうけれど、 秋葉原とは比べ物にならない。 結局は、メール(インターネット)オーダーになってしまう。

ということで、この日のJTPAニュースレター編集会議の 結果はそのうち JTPAの本家サイト からリリースされるでしょう。 お楽しみに。

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2005年10月 3日

モフェット・フィールド博物館

「鹿児島大学シリコンバレー研修ツアー」の訪問先候補のご紹介シリーズ。 今回は、モフェット・フィールド博物館(Moffett Field Museum) について。 実は、これについては、一ヶ月ほど前に4回のエントリー 『シリコンバレー探検隊「Moffett Field Museum」 (1)(2)(3)(4) 』にわたり このブログで紹介させていただいているので、そちらをご覧いただきたい。

今回のツアーでは、この博物館を見て回る際に、 いわゆる「戦争花嫁」とよばれる 戦後間もなく駐日米兵とご結婚され、 こちらに長く住んでおられる方にご同行いただき、 今の若い世代へ当時の話しをお聞かせいただこうと、 という企画も計画している。

米軍の施設や、戦後を米軍人の妻として過ごされてきた方のお話しが、 今の若い世代にどのように映るのか。 研修生の感想を後日聞いてみることにしよう。

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2005年10月 2日

三育学院 フェスティバル

シリコンバレーには、日本語補習校である「三育学院」 という学校がある。 この学校が年に一度、PTA主催でお祭りを行っている。

綿菓子屋さん、カレーライス屋さん、おむすび屋さん、だんご屋さん といった、飲み物・食べ物系から、輪投げ、ジャンピングハウス、 サイレント・オークション、クラフト・セール、 といった店舗やゲームが教室やグランドに所狭しと並んでいる。

それから会場には「Dunk Tank」という過激なゲームまである。 これは、大きな水槽の上に椅子があって、そこに三育学院の男の先生が座っている。 その横に小さな的(まと)があり、子供達が順番にボールをその的(まと)めがけて 投げるのである。見事に命中すると、先生が水槽の中に落ちる、というゲーム。 先生も大変である。

毎年行っている私の定番は、開場時間とともに古本市の教室へ直行すること。 古本市では、一冊1ドルや50セントで購入できる。 店頭(といっても教室なのだが)で古本を右手で物色して、 いい本は左手で抱え込んでゆく。 これでむこう一年分の読み物が手に入る。

あ〜、左腕が痛い。

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2005年10月 1日

JTPAセミナー「RFIDセミナー」(20050930)

昨日のエントリー に引き続き、JTPAのセミナーについて改めてレポートしてみよう。

まず、JTPAとしての公式レポートはこちら にあるとおり。 このページの写真は、CTO of RFID program の Salil Pradhan氏。 写真だけではわからないが、このセミナーが行われた部屋は100人ほどは 入れる大きな部屋で、AV設備もバッチリ取り揃えられていた。

RFIDのデモとしては、サーバの筐体にRFIDタグを埋め込んで管理するデモが行われた。 代表的なサーバメーカーであるHPならではのデモである。 利用例として、巨大なデーターセンターでは、何十台、何百台というサーバーが利用されている。 この様なところでは、新しいサービス提供のために新しいサーバーが何台も導入されたり、 トラブルがあって修理のために代替機と入れ替えたり、といったことが日常茶飯事で行われている。 それらのサーバーが、どこにあるのかを把握するのが目的。 デモの管理画面では、データセンターのサーバーラックのドアの開閉状況、 そして、そのラックの何段目に何のサーバーが設置されたかが、 リアルタイムで把握できるものであった。

それから、HP社の創立者である HewlettさんとPackardさんの執務室を見るツアーがあった。 執務室の前は簡単な歴史展示場になっており、歴代のHP製品一部が飾ってある。 買収・合併を繰り返してきたHPなので、今はなきDECのMicro VAX のCPU 等も展示されていた。

実際のお二人の執務室はいたって質素な感じ。 何故か Bill Hewlettさんの執務室の机の上には、いろんな通貨のお金が置いてある。 世界中から訪れる見学者がいつのまにかお金を置いていくのが 習慣になったとの事である。 何かご利益があるのだろうか?

こういった機会がない限り、なかなか拝見することができないHP社内でのセミナーは 貴重な経験であった。

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ハワイ島での遊覧飛行ツアーとB&Bのスペシャリスト、スカイメリカ
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