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2008年2月22日

SWAT を使っての実際のsambaの設定

sambaの設定は、 CUIでは smbpasswd でのユーザーとパスワードの登録、 smb.confファイルの編集、により行うことができるが、 これと同じことを SWAT(Samba Web Administration Tool) で行うとどうなるか やってみる。

まず、smbpasswd の代わりが 「PASSWORD」ボタン。 このボタンをクリックすると 「ローカルマシンのパスワード管理」画面になる。 ここで [ユーザ名 :]欄に ユーザーIDを、これは UNIX(FreeBSD)上に登録されているものを入力。 そして[新パスワード :]と[新パスワードの再入力 :]欄に samba用のパスワードを指定する。 ここで注意として、ユーザ名 が UNIX(FreeBSD)上に登録されていない場合、 画面上には何も表示されないが、実際には何も登録されていない。 実際に登録が成功した場合には「Added user yotsumoto.」のように表示される。

もし、既に登録されているかどうか確認してみたければ 「ユーザーの有効化」を行ってみるとよい。 既に登録されていれば、「Enabled user yotsumoto.」のようなメッセージが表示され、 未登録であれば、「Failed to find entry for user yotsumoto.」と表示される。

このようにパスワードの登録が済んだ状態で、 以前のブログ 「sambaで デフォルト smb.conf によるホーム・ディレクトリ アクセス」 でレポートしたとおり、登録したユーザーの ホーム・ディレクトリへのアクセスが可能となっているハズ。

次に、新規の共有ディレクトリの追加。 この場合、「SHARES」ボタンをクリックして 「ファイル共有 パラメータ」の画面へ移動する。 「ファイル共有の作成」ボタンの横の欄に、 新規の共有ディレクトリの名称を入力してから 「ファイル共有の作成」ボタンをクリック。 すると、画面表示が広がって「基本オプション」や「セキュリティ オプション」等 多数のオプションが指定できるようになる。 ここで、「基本オプション」にある 「path」欄に 実際に共有したいディレクトリのパスをタイプ。 「セキュリティ オプション」の「read only」欄を「No」へ変更。 それから、なぜ「EventLog Options」にあるのか不思議なのだが 「available」欄を 「Yes」に変更する。 こうしないとこの共有が有効になってくれない。 最後に「変更を反映」ボタンを押すと登録される。

もちろん、この設定の前に 共有しようとするディレクトリに 該当ユーザーの読み書きの権限を 与えておく必要がある。

【参考リンク】

カテゴリー: samba     2008年2月22日 22:43

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