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2005年9月 6日

シリコンバレー探検隊「Moffett Field Museum」(4)

今まで3回にわたり、モフェット・フィールド(Moffett Field)について調査した結果から、 私が感じたことを率直に書かせていただく。

シリコンバレーの発祥・発展の歴史として、 スタンフォード大学やターマン教授のことがよく挙げられる。 それはそれでもちろん重要なファクターなのだが、 実は、モフェット・フィールドや、それを誘致した当時の人々というのも 忘れてはいけないファクターではないか、と感じた。

シリコンバレー探検隊「Moffett Field Museum」(2)』 で、モフェット・フィールドの始まりについて
このモフェット・フィールドは、1930年からNavy(米海軍)が用地を入手
と、さらっと書いたが、もっと詳しく書くと、 実はその裏に面白い逸話が隠されている。

当時の米海軍も新しい施設建設の場所を、簡単にこの地に決めたわけではない。 いくつもの候補地があったそうである。 そこで、この地域のコミュニティーが地域振興を目的に Laura Whipple 婦人を中心として、$476,679 で 1000エーカーの土地を購入し、 それを海軍になんとたった1ドルで売却したそうである。 当時、70年前のお金で、47万ドルと言えば莫大なお金である。 また、1930年といえば、世界大恐慌の真っ只中である。 そんな時分に、これだけの大金を投資したわけである。 これこそ、真の「Entrepreneurship」と呼べるのではないだろうか。

テクノロジーの発展の過程には、その是非はともかくとして、 軍事技術や武器開発が目的であることが多い。 その証拠に現在でも、モフェット・フィールドの敷地にロッキード・マーチンやモトローラ の建物が隣接しているのがわかる。 また、モフェット・フィールドの敷地内には、NASAの Ames Research Center もある。 この様に、1930年代にスタンフォード大学の目と鼻の先 (具体的には直線距離で約10Km)に、モフェット・フィールドが出来たことは その後のシリコンバレーの発展に非常に大きな意味を持ったと思う。 そのようになったのも、 当時この地に住んでいた人々のEntrepreneurshipによって実現したわけである。

カテゴリー: その他のシリコンバレー関連活動     2005年9月 6日 14:25

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