お薦め ページ


メニュー

ハワイ島 遊覧飛行ツアー

ハワイ島 B&B・ホテル

ハワイ島 不動産情報

ハワイ島 情報・観光ガイド

ブログ(Blog)

その他

関連サイト

: 日付別 アーカイブ :

2006年11月

2006年11月30日

東北大学米国代表オフィスオープンハウス

今年5月からオフィスを開いていた東北大学米国代表オフィスであるが、 内装なども整ったということで、 オープンハウスの式典が この日 15:30 より 同事務所で行われた。

この式典は まずマスコミ関係者を集めての記者会見から始まった。 その後、所長の庄子哲雄教授を始め関係者からご挨拶があった。 オフィスにはおそらく100人を超える人が集まっていた。 広いオフィスといえども、これだけの人数が集まると オフィス内は鮨詰め状態となっていた。

このオープンハウスについては、 英語ではあるが 東北大学米国代表オフィスのウェブサイトに 「オープンハウス・レポート」 として記載されている。

【参考リンク】

カテゴリー: JUNBA     22:01 | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年11月29日

Ruby の ブロック

Ruby での ブロックとは 「 do ... end または { ... } で囲まれたコードの断片」のことを言う。 それでは do ... end と { ... } は 全く同じか、というとそうでもないようだ。

マニュアルによると 「 { ... } の方が do ... end ブロックよりも強く結合する」と記述されている。 このことを説明するための例をマニュアルから引用させてもらうと
foobar a, b do .. end   # foobarの引数はa, bの値とブロック
foobar a, b { .. }      # ブロックはメソッドbの引数、aの値とbの返り値とがfoobarの引数
となっている。

また、Rubyにおいて { ... } で囲むという表現は、ブロック以外にも存在している。 「ハッシュ式」が それにあたる。例えばハッシュの定義は
a = { 1=>2, 2=>4, 3=>8 }
のように { ... } で囲む形をしている。 もちろん、良く見れば 内容が違うので これがブロックなのかハッシュ式であるかどうか判断できるが。

C言語等では言語の仕様上 { } が多用されていたが、 今まで Rubyのサンプルを読む限りでは do ... end ブロックの方をよく見かけるようだ。

【参考リンク】

カテゴリー: Ruby     22:53 | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年11月28日

RDE での「The parameter is incorrect.」メッセージ

ここしばらく、RDE (Ruby Development Environment) を試しているが、 どうも安定動作をしてくれない。 スクリプトを実行させると、「The parameter is incorrect.」というメッセージが 頻繁に表示されて止まってまうのである。

RDEは 使い方にも慣れてきて、便利さも感じている一方、 安定動作をしてくれないので その点に関しては非常にストレスを感じてしまう。 上記のとおり、スクリプトを メニュー「実行」の「実行」から、もしくは[F5]キーにより 実行させると、 「The parameter is incorrect.」という メッセージボックスが表示されて 止まってしまうことがある。

また、この現象は必ず起こる訳でもなく、 同じスクリプトを実行させてみても、 起こる場合と起こらない場合がある。 確立で言うと50%くらいであろうか。 スクリプトの長さや、内容にも関係がないようである。

それからこのエラーが起こった場合でも、 メッセージボックス内の「OKボタン」をクリックすると、 一回で消える場合と、 同じメッセージボックスが連続的に表示される場合がある。

何度かメッセージボックス内の「OKボタン」をクリックして スクリプトの実行が最後まで行った場合でも、 コンソールウィンドウに 正常にプログラムが終了した場合に表示される内容が きちんと表示されている場合と、 コンソールウィンドウに何も表示されていない場合とがある。

ちなみに、プログラムが最後まで実行できたかどうかは 画面下のステータスの表示が「実行中」から 「完了(0)」に変わることによって判断がつく。

原因が判明すれば、対策の講じ様もありそうなのだが、 このメッセージだけからは、まったく判断がつかなかい。 グーグルで検索してみて、同様の問題については見つからない。 さて、どうするべきか、もう少し調査をしてみよう。 ちなみに、使っているRubyは 「mswin32」版。 Ruby本体やRDEの再インストールもやってみようかと思ってはいるが、 ただ 闇雲にやってみても仕方がないので、もう少し情報を集めてみよう。

【参考リンク】

カテゴリー: Ruby     22:18 | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年11月27日

RDE の デバッグ機能(2)

昨日のブログで Ruby のデバッグを CUIにより行ってみたが、 全く同じことを、RDE (Ruby Development Environment) 上でも 試してみようと思う。

  1. RDEから「var.rb」を開く
  2. エディタ部の行番号欄「2」と「4」のところの左端 (マウスカーソルが手の形に変わる)で、 それぞれマウスをクリックすると、赤い丸印がつく。 これがブレークポイントがついた印。 この用に RDEでは、実行する前にプレークポイントを設定することができる。
  3. メニュー「デバッグ」の「デバッグ開始・継続」を選択するか、 または[F9]キーを押すして、デバッグ・モードで実行を開始する。 すると、コンソールウィンドウに Ruby本体との通信の様子が表示される。 この時点で、既にプレークポイントが設定されたことが確認できる。
  4. 「変数ウィンドウ(Variable Window)」の中から「ローカル」タブを選択しておく。 この時点では、まだ何も表示されない。
  5. この段階で、エディタ部の行番号欄には、4行目に緑の丸印がついているが、 これは、この行まで実行してきた、ということではないようだ。 それは、コンソールウィンドウのログをみると判る。 ということで、メニュー「デバッグ」の「デバッグ開始・継続」を選択するか、 または[F9]キーを押すして、実行を継続する。
  6. すると実行が 2行のブレークポイントで止まったことがわかる。 この時、「変数ウィンドウ(Variable Window)」の中から「ローカル」タブには 「var => "Top Local Variable"」という記述が表示され、 変数の中身が確認できる。
  7. 続けて、メニュー「デバッグ」の「デバッグ開始・継続」を選択するか、 [F9]キーを押すして、実行を継続する。
  8. すると実行が 4行のブレークポイントで止まったことがわかる。 この時、「変数ウィンドウ(Variable Window)」の中から「ローカル」タブには 「var => "Top Local Variable2"」という記述が表示され、 変数の中身が変更されていることが確認できる。
文章で書くと長くなるが、 上記の処理が全てマウスのクリックだけで実現できたわけだ。 プログラミングに消費される時間の大半はデバッグ作業である。 このようなツールが使いこなせるようになると、 開発にかかる時間を短縮できるようになるであろう。

【参考リンク】

カテゴリー: Ruby     22:31 | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年11月26日

Ruby の デバッガ(1)

Ruby には デバッガ機能がある。 実は RDE (Ruby Development Environment) も このデバッガ 機能を利用している。 そのため、 Ruby デバッガ について理解しておく方が RDEのデバッグ機能を使いこなすためにも役に立つ。

Rubyマニュアルの「 コマンドラインオプション 」によると、 「-r」オプションは 「スクリプト実行前に指定されるライブラリを require する」となっている。 つまり、上記の例では Ruby 起動時に 「debug.rb」というライブラリを読み込むことによって デバッガを走らせていることになる。

具体的なデバッグの例を挙げてみる。 ソースとして
1: var="Top Local Variable"
2: p var
3: var="Top Local Variable2"
4: p var
という簡単な スクリプトを var.rb という名前のファイルにしておく。 実際のファイルには、もちろん行頭の番号はつけていなが、 デバッグする際には、行番号が必要となるのでここでは付けてある。 このスクリプトをデバッグ・モードで起動してみる。
> ruby -rdebug var.rb
Debug.rb
Emacs support available.

c:/ruby/lib/ruby/site_ruby/1.8/ubygems.rb:10:require 'rubygems'
(rdb:1)
ここでの「(rdb:1)」というのがデバッグ・モード用のプロンプトである。 それではスクリプトの2行目に「break」コマンド、省略形は「b」を使ってブレークポイントを設定してみる。
(rdb:1) b var.rb:2
Set breakpoint 1 at var.rb:2
(rdb:1)
この場合、「ファイル名:行番号」のフォーマットで設定する必要がある。 実行する前に、「var local」コマンド、短縮形は「v l」を使って現在のローカル変数を表示させてみる。
(rdb:1) v l
(rdb:1)
当たり前だが、まだスクリプトを実行する前なのでローカル変数はなにもない。 次に、「cont」コマンド、省略形は「c」でブレークポイントに到達するまで処理を続行してみる。
(rdb:1) c
Breakpoint 1, toplevel at var.rb:2
var.rb:2:p var
(rdb:1)
ここで再び、「var local」コマンドで現在のローカル変数を表示させてみる。
(rdb:1) v l
  var => "Top Local Variable"
(rdb:1)
今度は、「var」という変数に文字列が入っているのが確認できる。 続いて 2行目にブレークポイントを設定、「cont」、そして、ローカル変数を表示をさせてみる。
(rdb:1) b var.rb:4
Set breakpoint 2 at var.rb:4
(rdb:1) c
"Top Local Variable"
Breakpoint 2, toplevel at var.rb:4
var.rb:4:p var
(rdb:1) v l
  var => "Top Local Variable2"
(rdb:1)
今度は、「var」という変数の内容が、「Top Local Variable2」に変更されているのが確認できる。

この様に、Rubyでは デバッグをすることができる。 ただし、CUIなので、入力がすこし面倒である。

【参考リンク】

カテゴリー: Ruby     22:56 | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年11月25日

RDE の デバッグ機能について(1)

昨日のブログでインストールについてレポートした RDE (Ruby Development Environment) は スクリプト言語Rubyのウィンドウズ用の開発環境である。 これからRDEの使い方等について もう少し 調査・研究してみようと思う。

まず、公式 RDEマニュアル サイトの 「RDEとは」 を見てみると、 「RDEの実態は、debug.rbのGUIインターフェースです。」 と書いてある。 つまり、RDEが提供しているデバッグ環境は、 もともとRubyに組み込まれているデバッグ機能を呼び出しているにすぎない、 ということだ。 しかし、Rubyのデバッグ機能は CUI(Character-based User Interface) なので、 それを直感的なGUIで行えるようにしたところがスゴイところ。

ただし、 「RDEマニュアル」サイトを読んでみても 具体的なデバッグの方法が書いてないようだ。 とりあえず、マニュアルから判ることは、

画面に「変数ウィンドウ(Variable Window)」というのがあって、 ここで 各種変数等の実行情報を表示できるが、これはデバッグ時にのみ有効、 ということ。

「変数ウィンドウ(Variable Window)」には 「グローバル(Global)」「ローカル(Local)」「インスタンス変数(InstVar)」 「オブジェクト(Object)」「監視式(Display)」「スレッド(Thread)」「フレーム(Frame)」「呼出履歴(Caller)」 という8つのタブがあり、それぞれがタブで現在のプログラムの様子を表示する、 ということ。

それから、実際にデバッグをするさいには、 メニュー「デバッグ」下にある「デバッグ開始・継続(F9)」から開始し、 その後、同じメニュー「デバッグ」下にある ステップイン、ステップオーバー や ブレークポイントの設定を駆使してデバッグをしてゆくようである。

実際のデバッグの方法に関しては、 これから、おいおい調査していこうと思う。

【参考リンク】

カテゴリー: Ruby     22:08 | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年11月24日

RDE (Ruby Development Environment) のインストール

スクリプト言語を習得するにあっても 開発環境があった方が便利である。 ruby開発環境 は既にいくつかあるのだが、 その中でもウィンドウズ上では代表的なruby開発環境である 「RDE (Ruby Development Environment)」を 試してみようと思う。

インストール方法に関しては 「RDEのインストール」 ページに解説してあるのでそれに従えばよい。 現在のバージョンは 1.0.1 なので「RDE1.0.1_setup.exe」というファイルをダウンロードし、 それをそのままWindows上で実行する。 私のPCの場合、rubyは「mswin32」版がインストールされているので、 RDEのインストール中のプロンプトに全てディフォルトを選択することで 問題なくインストールできた。

さらに 「RDEのダウンロード」ページ には UTF-8関連のパッチがあるので、このページから 「converter-1_1.zip」というファイルをダウンロード後、解凍する。 すると「japanese.dll」と「unicode.dll」というファイルが抽出されるので この2つのファイルを「C:\Program Files\RDE」ディレクトリにコピーした。

初めてRDEを起動したときには、[設定]画面が表示されるので、 「初期設定」ページに従って 設定を行う。 メニューの日本語表示のために、[Config File] 内の [Translation File]欄に 言語ファイルを設定する。 具体的には私の場合、「C:\Program Files\RDE\Translations\Japanese_1000.xml」を設定した。 RDEを再起動すると、メニュー表示が全て日本語に変換されている。

とりあえず現段階でエラーなく起動してくれている。 RDEの使い方については、これからおいおい調べて行こうと思う。

【参考リンク】

カテゴリー: Ruby     22:13 | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年11月23日

Thanks Giving パーティー

JTPAでも ボードメンバーを務めておられる金島先生が 高級住宅地であるPortola Valleyに 豪邸を持っておられるのはシリコンバレーでは有名な話。 何年か前にはJTPAツアーのレセプションも金島先生宅で行わせていただいていた。 その金島先生は 毎年この時期に、 関係者を集めて ご自宅で Thanks Giving パーティー を開いていらっしゃる。 お蔭様で私も毎年このパーティーに出席させていただいている。

パーティーが始まって しばらくしたころに、 「はてな」の近藤淳也社長と 奥様の近藤令子さんが 梅田さんご夫妻と共に到着された。 先日の 「Google Japan Open House」 の際にも近藤社長はお見かけはしていたのだが、 その際は、お声がけしなかった。 今日は、梅田さんから直々に 近藤社長と令子さんをご紹介していただいた。

近藤社長とも いろいろお話させていただけたが、 特に奥様の令子さんとは しばらくお話する機会が得られた。 令子さんから はてな の創業のころのお話や、 始めの頃の裏話をお聞かせいただいた。 お話を伺って感じたのは、 「事を成せる人は、凡人とは違う」ということだった。

年のことはあまり書きたくないのだが、 近藤社長の方が私より づっと お若い。 しかし、そんなことは全く関係ない。 「見習うべき人から、見習うべきことを 素直に見習いましょう。」 それが私が今日、学んだことだった。

【参考リンク】

カテゴリー: シリコンバレー     22:40 | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年11月22日

IP

「IP」という言葉を聞いて、あなたが真っ先に連想する意味は何でしょうか?

以前の私なら、誰かと話をしている際に「IP」という言葉を使うと、 それは間違いなく「Internet protocol」のことだった。 「TCP/IP」の後ろの部分、といった方が解りやすいかもしれない。 つまり通信プロトコルの一種を表す呼び名である。

ところが最近、私の周りで「IP」という言葉に出くわすと ほとんどの場合、それは「Intellectual Property」のことを言ってる。 日本語では「知的財産、知財」という意味になる。

お付き合いする人の幅を増やすと、言葉の意味の幅も増やさないといけないようだ。

ということは今後もし、画像関係の方とお付き合いするようになると、 「IP」が「image processing(画像処理)」の意味だったりするのであろう。

【参考リンク】

カテゴリー: 英語     22:38 | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年11月21日

中村天風「運命を拓く—天風瞑想録」

この本は、同じタイトルで単行本であった 「 運命を拓く—天風瞑想録」 の文庫版。 中村天風氏の本は高価な本が多い中、 文庫本としては普通の値段ではあるが、 580円で これだけの内容を手に入れられるのであれば、 これは正に お買い得。

この「 運命を拓く—天風瞑想録」は、中村天風氏の生前、夏季修練会において、 ご自身の悟りを中核として宇宙・生命・人間・人生について講述されたものを まとめたものである。 従来であれば、天風会員でしか触れることのできなかった 中村天風氏の悟りの言葉を、ほぼ そのままのかたちで読むことができる。

この本では「天風小伝 ---まえがきに代えて」という章で 約20ページにわたり中村天風氏の 生まれや 家族構成、 如何にして修行し、悟りを開き、 そしてその悟りを人々に薫陶を与えるまでになったかについて 詳しく記述してある。 その後、この本では序章を含めると14の章により 中村天風氏の悟りを説いている。

天風師の語り口を忠実に表現してあるので、 言葉に難しいところもあるが、 天風氏の基本的な考え方が網羅されている本だと思う。 値段もお手ごろなので、 中村天風氏の本をまず一冊読んでみようという方には お勧めの一冊だと思う。

【参考リンク】

カテゴリー: 中村天風     22:13 | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年11月20日

中村天風「ほんとうの心の力」

この本は、2006年6月に出版された中村天風氏の本である。 しかし、中村天風氏が亡くなってから すでに40年近く経っているのに、 なぜ 新たな書籍が出版されるのか。

この 「ほんとうの心の力」 の 目次には、
本書は中村天風の著作物および講演録より言葉を抜粋引用したものです。 引用に当たっては、意味を損なわない範囲で、 文章の再編集、語句の言い換えをしている個所があります。
とあり、まえがき にも、 出版社と「財団法人天風会」が 言葉の選定を行ったことが記されている。

書籍自身の大きさは単行本サイズ、 ビニール・カバーもされているので持ち運びに便利。 文字のフォントも非常に大きいし、 基本的に見開き2ページに1項目となっているので大変 読みやすい。

この 「ほんとうの心の力」 は 私としては 中村天風 氏の本として初めて読ませていただいたのだが、 その際に感じたのが、 今まで読んできたり、聴いてきたりした 斎藤一人氏との共通性だった。 おそらく斎藤一人氏は中村天風氏から相当に強い影響を受けているのであろう。 口語調における語り口が重なるところもあるし、 挙げている例などにも類似性が感じられた。

一方、中村天風氏と斎藤一人氏の違いもある。 中村天風氏は 幼少期より英国人から英語を習い、 アメリカのコロンビア大学で研究を行ったこともあるだけあって 講演録などにも「コンバージョン」や「ミステイク」、 「ドクトリン」や「プリンシプル」のような 英語(カタカナ英語)が多用されているが、 斎藤一人氏の方は、講演中に自ら英語は苦手である と言っているとおり、 著作の中に英語が入っていることはめったにない。 その点、長嶋茂雄氏のあの「ナイスですネ」的な独特の話し方は 実は中村天風氏からの影響を少しは受けているのではないかとも思った。

【参考リンク】

カテゴリー: 中村天風     22:09 | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年11月19日

中村天風(なかむら てんぷう)

私も 鹿児島大学シリコンバレーオフィスの活動もしているし、 以前のブログにも書いたとおり、 同オフィスのオープニング・セレモニーには 鹿児島大学の卒業生である 京セラの稲盛和夫名誉会長にお越しいただいたりしている。 その稲盛名誉会長の 思想・行動に多大な影響を与えたのが 中村天風(なかむら てんぷう)氏であり、 そのことについて この 「稲盛和夫と中村天風 — 一度限りの人生、生き方、自分流」 に 詳細に描かれている。

中村天風氏の影響を受けたのは 稲盛和夫氏に限らず、 その他たくさんの著名人がおり、それらについては、 「中村天風ファンクラブ」の 「天風ファンのページ」に まとめられている。 例えば、総理大臣であった、松方 正義、原 敬 等の政界人。 軍部からも 山本 五十六、東郷 平八郎、 財界からも 浅野セメント創業者の 浅野 総一郎そして、松下幸之助氏 など。 その他 宇野 千代、 スポーツ界では、双葉山、長嶋茂雄、広岡達朗らも 中村天風 からの 薫陶を受けているそうである。

そんな 中村天風 氏の略歴を 著作「ほんとうの心の力」 から 引用させていただくと、
中村天風 氏は 1876年(明治9年)7月30日、東京府豊島郡(現東京都北区王子)で生まれる。 本名、中村三郎。1904年(明治37年)、日露戦争の軍事探偵として満州で活躍。 帰国後、肺結核を発病したことから人生を深く考え、真理を求めて欧米を遍歴する。 その帰路、ヒマラヤの麓でヨガの聖者カリアッパ師の指導を受け、病を克服。 帰国後は実業界で活躍するも、1919年(大正8年)、社会的地位、財産を放棄し、 「心身統一法」として、真に生きがいのある人生を生きるための実践哲学についての講演活動を始める。 同年、「統一哲医学会」を創設。政財界の有力者をはじめ数多くの人々の支持を受け、 天風哲学として広く世間に認められるようになる。 1968年(昭和43年)12月1日逝去、享年92歳
とある。

上記の「統一哲医学会」が、現在は、 「財団法人天風会」となっているようであり、 既になくなられた 中村天風 氏の教えを広める活動が続けられている。 また、中村天風氏 自らの書籍や 講話CD・ビデオが 多数発売されている。

【参考リンク】

カテゴリー: 中村天風     22:11 | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年11月18日

Rubyの表示メソッド

昨日のブログで、組み込みメッソドの「p」について書いたが、 新しいプログラミング言語を習得するためには いろいろな構文や手順を 短いテストプログラムに書いて、 それを実際に実行させてみて その結果を確かめてみるのが最も近道だ。 プログラミングの世界ではそのような場合に使う言葉として 「Hello World!」という言葉まで慣習化されているくらいだ。 ということで、Rubyにおける 表示関連の 組み込みメソッドについて調査・比較してみた。

ここでは、Rubyの表示関連のメソッドとして 「p」「puts」「putc」「print」「printf」を取り上げてみる。 それぞれのメッソドの仕様の詳細はリファレンスマニュアルに譲るとして、 ここでは大まかな違いについてまとめてみる。
  • p
    引数のオブジェクトを人間に読みやすい形で出力。 文字列はダブル・クォーテーションで囲まれて表示されるので、 末尾にスペースが入っているかどうかも確認できる。 配列やハッシュ(連想配列)もそのままの形で表示する。
  • puts
    引数のオブジェクトの値それぞれに改行をつけて出力。 配列の中身もそれぞれが改行される。 ハッシュ(連想配列)は繋がって表示される。
  • putc
    1文字を出力。引数は1個だけOK。 引数が数字なら、0 〜 255 の範囲の対応する文字を出力 引数が文字列なら、その先頭の1文字を出力。
  • print
    引数を順に出力。 オブジェクト間に改行は自動的には入らないので、必要なら挿入してやる必要がある。
  • printf
    C 言語の printf と同じように、format に従い引数を文字列に変換して出力
上記の 表示関連メソッドの違いが体験できる テスト・スクリプトを作ってみた。
s = "Hello World!"
a = [123, 456, 789]
h = {'water' => 'wet', 'fire' => 'hot'}

puts "-- p --"
p s
p a
p h

puts "\n-- puts --"
puts s
puts a
puts h

puts "\n-- putc --"
putc s
# putc a     エラー `putc': can't convert Array into Integer
# putc h     エラー `putc': can't convert Hash into Integer

puts "\n\n-- print --"
print s
print a
print h

puts "\n\n-- printf --"
printf "This is %s\n", s
printf "%s\n", a
printf "%s\n", h
これを実行してみると、
-- p --
"Hello World!"
[123, 456, 789]
{"water"=>"wet", "fire"=>"hot"}

-- puts --
Hello World!
123
456
789
waterwetfirehot

-- putc --
H

-- print --
Hello World!123456789waterwetfirehot

-- printf --
This is Hello World!
123456789
waterwetfirehot
となる。

【参考リンク】

カテゴリー: Ruby     22:15 | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年11月17日

Rubyの「p」

Rubyのサンプル・ソースコード を読んでいたりすると 途中に「{|v| p v}」 のような表現があったりする。 この表現の全体の意味については、今日は触れないが、 通常、プログラム中に「p」という 一文字の表記があると、 名前が一文字の変数かな、と思ってしまうのではないかな。 しかしRubyの場合、これが組み込み関数(メソッド)だったりする。

Ruby リファレンスマニュアル「p」 によると、このメッソド「p」の定義は、 p の引数として オブジェクトをいくつか与えると、 与えられたオブジェクトを人間に読みやすい形で出力する、 というもの。 ということで、前述の「{|v| p v}」のうち、 「p v」というところは、「v」という名前の変数の内容を 「p」メッソドを使って表示させる、ということ。

ちなみに、「p」というのは埋め込みメッソドの名称ではあるが、 別にRubyの「予約語」になっているわけではないので、 「p」という名前の変数を作成することができてしまったりもする。 その辺も踏まえて、簡単な例題プログラムを書いてみる。
p="Hello World!"
p p

p = ["abc", 456, 789]
p p
p p[1]

p = {'water' => 'wet', 'fire' => 'hot'}
p p
p p['water']
これを走らせてみた結果は、
"Hello World!"
["abc", 456, 789]
456
{"water"=>"wet", "fire"=>"hot"}
"wet"
となる。

このように、Rubyでは メッソドの「p」と 変数名の「p」とをちゃんと識別できるわけだが、 「p」という名前の変数を作ってしまうと、 人間の方が混乱してしまうので、やめておいた方がよさそうだ。

【参考リンク】

カテゴリー: Ruby     22:45 | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年11月16日

Ruby の コメント(2)「?#」は なぜ例外なのか?

前回のブログで、Rubyのコメントについて書いたが、その続き。 Ruby のコメントは、基本的に「# (シャープ) 」記号から行末までをコメントしているが、 例外として、「文字列中や数値リテラル `?#' 以外」となっている。

始めの「文字列中以外」というのは ダブルクォート「"」またはシングルクォート「'」で囲まれた文字列中にある 「# (シャープ) 」記号は コメント開始の印とはみなさない、ということで理解できるし、 その他の言語でもほぼ同じである。

一方、その後の「数値リテラル `?#' 以外」というのは一体何を表しているのだろうか? 調べてみると Rubyでは、数値リテラルの記述方法のひとつとして 「?a」のような書き方で「文字aのコード」を表すことができる。 つまりこの場合、アルファベットの小文字「a」のアスキー(ASCII)コードを十進数表示した「97」となる。 ということで Rubyにおいて「?#」は「# (シャープ) 」記号のアスキー(ASCII)コードを表すことになる。

実際にテストしてみると、
p ?#
というRubyスクリプトを実行してみると
35
となる。 この「35」とは、「# (シャープ)」のアスキー(ASCII)コードを十進数表示した値である。

【参考リンク】

カテゴリー: Ruby     22:20 | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年11月15日

Ruby の コメント(1)

プログラミング言語の習得の際に 私がまずチェックするのがコメントの書き方。 さて、Ruby でのコメントの記述方法は?

Ruby リファレンスマニュアル「コメント」」 によると、
スクリプト言語の習慣にならい、文字列中や数値リテラル `?#' 以外の #から行末までをコメントと見なします。
とある。 プログラミング言語のコメントは 大きく「行コメント」と「ブロックコメント」に分けられるが、 Ruby の場合は、Perl や Python 同様に 「# (シャープ) 」による「行コメント」ということになる。

「行コメント」としては他に C++やJavaでの「//」、 BASICでの「REM」や「'(アポストロフィ)」 等がある。 また、「ブロックコメント」としては HTMLでの「<!-- -->」、 C、C++、Java、JavaScript、CSSでの「/* */」

最近の言語の傾向として 「行コメント」と「ブロックコメント」の両方をサポートするようになってきている。 では、Rubyは というと 「コメント」とは称していないが「埋め込みドキュメント」という機能がある。 これは、コメントを開始する行に「=begin」を、 コメントを終了する行に「=end」を記述することにより その間にのテキストを埋め込みドキュメントとすることができる。

コメントついでに「 (?# ) 」 は、正規表現中でのコメントで、括弧の中の任意の文字列は無視されることになっている。

【参考リンク】

カテゴリー: Ruby     22:47 | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年11月14日

Google Japan Open House

「Google Japan Open House」というイベントが マウンテン・ビュー(Mountain View)のグーグル(Google)本社で開かれた。

普段、なかなか社内に入れないグーグルでのイベントということで、 めったに見かけないシリコンバレーの要人も集まって来ていた。 例えば、最近シリコンバレーに来られた「はてな」の近藤社長の お顔も見受けられた。

イベントのメインはテクニカル・プレゼンテーション。 内容は、グーグルが社内で使っている「Google File System(GFS)」についてとか、 グーグルの日本向けのサービスの紹介とかであった。 プレゼンしたのはグーグルの担当日本人スタッフだったが、 プレゼンは全て英語であった。

テクニカル・プレゼンテーションの後、質疑応答や グーグル・スタッフとのネットワーキングと進んだ。 その際、いろいろグーグル関係者に話を伺ってみると、 さすがのグーグルでも優秀な日本人エンジニアが足りていない、とのことだった。 結局のところ、このイベントは 人材募集のためプロモーションが目的だったようだ。

カテゴリー: シリコンバレー     22:12 | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年11月13日

非効果的な人の7つの習慣

ある事柄を理解しようとした場合に、 それとは まったく反対の事柄について研究すると もともと理解したかった事柄が よりよく理解できる場合がある。 このことを昨日のブログでまとめてみた 「7つの習慣」にあてはめてみる。 つまり「7つの習慣」を理解するために それとは まったく反対の「7つの習慣」を探ってみるわけだ。

これについては 「7つの習慣 — 成功には原則があった!」の著者 スティーブン・R・コヴィー 氏の息子の ショーン・コヴィー 氏の著作 「7つの習慣 ティーンズ」 で 「非効果的な人の7つの習慣」と呼ばれるものが紹介されている。
  • 反応的になる(自分を疑い、他人に責任転嫁する。)
  • はっきりした目的を持たずに活動する。
  • 緊急事項を優先する。
  • Win-Loseを考える。
  • まず相手に自分を理解してもらう。
  • 勝てないなら、妥協する。
  • 変化を恐れ、改善を先送りする。
直接 「7つの習慣」を理解しようとするよりも、 この「非効果的な人の7つの習慣」を読んでいる方が なんとなく シックリとしてしまう。 それはおそらく、こっちの方が 今の自分に重なる部分が多いからだと思う。

カテゴリー: 7つの習慣     22:06 | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年11月12日

「7つの習慣」の それぞれの習慣

「7つの習慣」シリーズについては、これから少しずつ内容について掘り下げて行こうと思っているが、 ここでもう一度、習慣の一つひとつをクリアにしておきたい。 ちょうど「7つの習慣 名言集」 の392ページに ---「7つの習慣」とは--- ということで概要がまとめてあるので、 ここではこれを引用させていただく。

  • 第一の習慣 主体性を発揮する
    「自らの行動を選択する習慣」とも呼ばれ、 自分の行動や態度に対しては自分で責任を負うという習慣である。 率先力を示し、目的を達成するために必要な行動を起こすことである。
  • 第二の習慣 目的を持って始める
    「自らを目的地に導いていく習慣」である。 現状を理解し、次の行動を決定する指標として、 自らがめざす目的地(ビジョン、目標、ミッション)を明確にすることである。
  • 第三の習慣 重要事項を優先する
    「自己を管理する習慣」であり、時間や出来事をコントロールじてゆく習慣である。 自己管理をきちんと行い、本当に重要な事柄を優先して計画を立て、 実行に移すことである。
  • 第四の習慣 WinWinを考える
    「相手に対してリーダーシップを発揮していく習慣」である。 これは相互利益を求めようとする行為であり、 双方にとってプラスになる代案を探し出し、もしそれが見つからないときは 取引き中止を決意することである。
  • 第五の習慣 理解してから理解される
    「感情移入によって相手とのコミュニケーションを図る習慣」である。 相手を理解することで、信頼を築いていくことである。
  • 第六の習慣 相乗効果を発揮する
    「協力関係や良いチームワークを生み出していく習慣」である。 互いの相違点を尊重し、相手に対して敬意を払いつつ それぞれの主張を混合・合体させていくことにより、 「新しいなにか」を生み出すことである。
  • 第七の習慣 刃を研ぐ
    「自己を再新再生(活性化)する習慣」である。 自分の肉体、精神、知性、および人間関係における感情面などをみがくことにより、 切れ味をよくし、それぞれの能力を高めることである。

カテゴリー: 7つの習慣     22:41 | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年11月11日

Ruby のインストール FreeBSD編

私はサーバーを何台か管理しているが それらは全て FreeBSD を使用している。 今回は、FreeBSD上での Ruby インストールについて

これに関しては、 Ruby インストールガイド「FreeBSD」 に書いてある。 ここに書いてあるとおり、 FreeBSDの場合、 バイナリパッケージである package コレクションと ソースから コンパイルしてインストールする Ports コレクション とがある。 私の場合、個人的な好みとして、 ソースからインストールしたいので いつも Ports コレクションからインストールすることにしている。

そこで Rubyも Ports コレクションからインストールしようと思う。 方法は基本的には、この Ruby インストールガイド「FreeBSD」 に書いてある通りなのだが、 この書いてあるPorts用のディレクトリ「/usr/ports/lang/ruby」が存在しておらず、 そのかわりに、「/usr/ports/lang/ruby16」や「/usr/ports/lang/ruby18」が見つかった。 そこで、Rubyのバージョン1.8 をインストールすることとして、その手順は
% su
# cd /usr/ports/lang/ruby18
# make install
# make clean
となる。 実際にやってみると「make install」には 2〜3分かかったが インストールは無事に終了した。

csh において 再ログインすることなく 新しいコマンドを試すためには
# rehash
コマンドを打てばよい。 こうすると、シェルが path 変数の示すディレクトリの内容を保持する内部ハッシュテーブル を再構成してくれるので 今インストールしたばかりのコマンドも認識されようになる。

【参考リンク】

カテゴリー: FreeBSD , Ruby     22:19 | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年11月10日

Ruby のインストール Windows編

Rubyを試してみようと思ったら、 まずはインストールしてみなくてはいけない。

Ruby のインストールについては Rubyオフィシャルページの 「Ruby インストールガイド」に 各プラットフォーム別に詳しく解説してある。 また。、 Ruby チュートリアル「0. はじめに」 にも 基本的なrubyのインストールの方法について紹介してある。

ウィンドウズに関しては、 「Microsoft Windows版のビルト環境による違い」 のページの解説のとおり、ビルドにより大きく3種類に分けられるようだ。 違いとしては、コンパイラに マイクロソフトのVisual C++ を使った「mswin32」、 コンパイラに gcc を使った 「Mingw (Minimalist GNU for Windows)」、 そして、実行環境として Cygwin を利用した 「Cygwin版」の3種類である。 とりあえずウィンドウズ上で ruby を試したいのであれば 「mswin32」が最もお手軽のようだ。

では「mswin32」の最新版のファイルをどこから入手したらよいか、というと Rubyのオープンソースプロジェクト 「RubyForge」でも 最もアクセス数がある 「One-Click Ruby Installer」 のページから最新版をダウンロードするとよい。 あとは、ダウンロードしたファイルを実行すると、 自動的にインストーラーが起動するので、 全てディフォルト設定のままで進んで行くとRubyのインストールが終了してくれる。

将来的に もし Rubyのバージョンが上がった場合はどうするべきか? それについては 「RubyInstallerFAQ」ページに
Do I have to uninstall my previous version of Ruby (installed via One-Click Ruby Installer) before I install a newer version?
つまり、「新しいバージョンをインストールする前に、前のバージョンをアンインストールする必要があるのか?」 という質問がある。 その答えとして
You cannot install a new version on top of an old version. In the next release, the installer will check for this and offer to do an uninstall first.
つまり、「今のインストーラーでは古いバージョンの上に、新しいバージョンを上書きすることができない」 とある。 実際に私のPCでもバージョンアップを試みてみたが、 ここに指摘に従って、一度 古いバージョンをアンインストールしてから 最新バージョンをイントールしたが、今のところ問題なく動作している。

【参考リンク】

カテゴリー: Ruby     22:57 | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年11月 9日

オブジェクト指向スクリプト言語「Ruby」

最近、Ruby が注目を集めているようだ。 「Ruby」とは まつもと ゆきひろ 氏が開発した オブジェクト指向スクリプト言語であることは、 有名な話である。

今後の開発環境をどうしようかと悩んでいた私も 遅ればせながら、この「Ruby」について少し勉強していこうと思う。 で、いつもの事ながら、このブログを 自分のノート代わりにして学習したことをメモしていくつもである。

自分も今まで いくつかのプログラミング言語を習得してきたつもりではあるが、 新しい言語を勉強するのは、ハッキリ言って骨の折れる時間の掛かる作業である。 全く初めてではないので、今まで習得した言語と、どこがどう違うかということに 焦点をあれてばよいのだが、 逆にいくつかの言語を勉強してしまうと、 実際のプログラミングの際に 細かい文法、例えば、コメントの方法とか、行末にセミコロンが必要かどうか とかが ゴッチャになってしまう。

どんなプログラミング言語でも、習得の始めは 初歩的な入門書を一通り読んでみるのがよいと思っている。 この Ruby については 「Ruby」のオフィシャルページ からもリンクが張られている Rubyのチュートリアル 「プログラミング入門 - Rubyを使って -」 が大変参考になると思う。 また、ウィキペディアの「Ruby」 ページにも rubyの各機能の説明があるし、 「日本Rubyの会」が定期的に発行している 「Rubyist Magazine (るびま)」も大変参考になる。

【参考リンク】

カテゴリー: Ruby     22:13 | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年11月 8日

「運を引き寄せる人」の小さな習慣

この本は、多湖 輝 氏の著書で、サブ・タイトルに 「人生の流れを変える、日常生活30のヒント」 とあるとおり、 運をつかむ習慣が30のセクションになって紹介されている。

本を開いてゆくと、はじめのページに
いきなりですが、運だめしテストです。
あなたの「自己紹介」を簡潔に、20秒程度でしてみてください。
という質問が書いてある。 その次のページから はしがき になっているのだが、 そこで 多湖氏が言いたいのは、 ユニークな自己紹介をした方が人々の印象に残り、 ひいてはそれが運に結びつくということ。 これは、自己紹介に限らず、要は、
運をつかむ人に共通しているのは、 周囲の常識や固定概念に流されず、 つねに新しい何か、面白い何かを 探す習慣を持っている
ということ。

よく巷では 「運がいい人」と言うが、 それは、たまたまの偶然なのではなく、 「運」とは自分自身で掴んでゆくもの、 ということのようだ。

カテゴリー: 本・書籍     22:45 | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年11月 7日

ハンガリアン記法 (ハンガリー記法)

プログラミングにおける 「ハンガリアン記法」または「ハンガリー記法」と呼ばれる 命名法があるのだが、それについて調査してみた。

プログラムを書く際、それも大規模なシステムを 複数のプログラマーが協力し合って開発する場合など、 変数名やクラス名などの名前の付け方が問題になることが多い。 その問題の解決方法のひとつとして、 名前の付け方、つまり命名方法を統一することが挙げられる。 そして命名手法のひとつに、「ハンガリアン記法」「ハンガリアン命名規約」 または「ハンガリー記法」「Hungarian Notation」と呼ばれる方法がある。

マイクロソフト(Microsoft) のプログラマである Charles Simonyi(チャールズ・シモニー)氏が発案したこの命名方法は 彼がハンガリー出身であるところから このように名づけられたそうだ。

この命名手法の主な特徴は、 変数の型を略して接頭文字(プレフィックス)として変数名に付加することである。 例えば、ポインタ変数であれば、その変数名「X」の最初に「p」をつけて「pX」とするとか。 この方法は、変数の型を宣言する必要のない言語では 変数名を見ただけで型がわかるので重宝かもしれない。

この「ハンガリアン記法」の関連サイトをいろいろ読んでみると、 以前は マイクロソフト(Microsoft)でも推奨されていたそうだが、 最近はそうでもないらしい。 変数の命名方法については、一概に何がよいとは言えないと思う。 これは開発言語にもよるだろうし、 また開発のスタイル、例えば、自分ひとりでプログラミングするのか、 それともグループでソースを共有するのか、 によっても最適な命名方法が変わってくると思う。

【参考リンク】

カテゴリー: プログラミング     22:21 | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年11月 6日

第8の習慣 「効果」から「偉大」へ

アメリカでは 2004年に 「The 8th Habit: From Effectiveness to Greatness」 として、そして その日本語版として2005年に出版されたこの 「第8の習慣 「効果」から「偉大」へ」であるが、 この本と今までの「7つの習慣」シリーズとの関係が気になるところである。 それについては、本書の22ページに 『なぜ「第8の習慣」が必要か』と題して詳しく説明している。

それによると、 1989年の 『7つの習慣 — 成功には原則があった!』 の出版以来、世界は大きく変化し、当時とは けた違いに複雑な状況や難題に直面している。 この様に変化が大きく、直面する課題が困難であればあるほど「7つの習慣」は なおのこと適切な指針となる。 時代の流れについていくためには「7つの習慣」による「効果的」であることは不可欠だ。 しかし、新たな現実の中で時代をリードしていくためには、加えて「偉大さ」が必要となる。 「効果性」と「偉大」であることは、程度の差ではなく質の違いであり、 より高い次元の才能とモチベーションを開発すること、つまり「ボイス(内面の声)」を呼び覚ますことが必要なのだ。 要するに新たなる「習慣」を身につける必要があるわけだ。

このような説明の後、「第8の習慣」を定義している。 その部分を引用させていただたくと
「第8の習慣」は、うっかり忘れていた習慣をこれまので7つにつけ足す、というようなものではない。 「7つの習慣」に第三次元の局面、つまり質的な奥行きをもたらす力を理解し、活用するためのものだ。 その力こそ知識労働者の時代の中心的な課題を乗り越えるための答えなのである。 「第8の習慣」とは、自分のボイス(内面の声)を発見し、 それぞれ自分のボイスを発見できるよう人を奮起させるためにある。
とある。

この 『第8の習慣 「効果」から「偉大」へ』は 本のページ数が 559ページもあり、かつ、本のサイズも 『7つの習慣 — 成功には原則があった!』、 『7つの習慣 最優先事項—「人生の選択」と時間の原則』、 『7つの習慣 原則中心のリーダーシップ』 などの 今までの 7つの習慣シリーズ の本より 一回り大きくなっている。 私も とりあえず通しで一度は読んでみたが、 これだけの分量があると、読みごたえがあるというか、ハッキリ言って 一度 読んだくらいでは、内容を把握しきれない、といったところ。 これから時間をかけて 何度も何度も読んでいかなければ内容を把握できないであろう。 しかし、現代のように変化の早い時代、この 『第8の習慣』 の内容が把握できたころには、「第9の習慣」が出版されているかもしれない。(笑)

それから、この 「第8の習慣 「効果」から「偉大」へ」 には、付録として 13の映像作品を収めたDVDが付属してきている。 本の内容にあわせたストーリーが13もあるので、 私も その時の気分に応じて 何度も繰り返し鑑賞している。 ちなみに このDVD、 リージョン・コードが 「2」 なので、 アメリカにお住まいの方は そのままでは見られないのでご注意の程を。

カテゴリー: 7つの習慣     22:34 | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年11月 5日

7つの習慣 原則中心のリーダーシップ

「リーダーシップ」という言葉を聞くと、 会社のような組織において、部下がいるような それなりの地位や役職の人にしか 必要がないように感じるかもしれない。 確かに そういう地位や役職の人には「リーダーシップ」が必要であろうが、 それだけでは、「リーダーシップ」のほんの一部分についての見方でしかない。

7つの習慣 — 成功には原則があった!」 と同様、 「私的成功を収めてから公的成功を得る」という原則に基づいて、 効果的なリーダーシップの基本原則を学ぶために この本の内容は
  • 第1部 個人と人間関係の効果性
    個人や人間関係の問題に効果性の原則をどう適用していくのか
  • 第2部 マネジメントと組織の成長
    マネジメントと組織において、この原則をどう応用していくのか
と、大きく二部構成になっている。

この「7つの習慣 原則中心のリーダーシップ」は 以下の4つのレベルを インサイドからアウトサイドへと進んでいくプロセスをとっている。
  • レベル1: 個人(自分自身との関係)
  • レベル2: 人間関係(自分と他人との関係および相互作用)
  • レベル3: マネジメント(他人と仕事をする責任)
  • レベル4: 組織(社員を組織化する必要性。 社員を採用し、訓練し、報酬を支払い、チームをつくり、問題を解決し、構造、戦略、システムを統合する必要性)
ここで著者のコヴィー 氏は、 『ひとつひとつのレベルは「必要だがそれだけでは十分ではない」、 つまり4つのすべてのレベルを、各レベルの法則に基づいて実践していかなければならない。』 と述べている。 ということで、第1部では最初のふたつの原則に焦点を当て、 第2部では残りのふたつについて、 マネジメントとリーダーシップの基本原則に焦点を当てて 議論している。

カテゴリー: 7つの習慣     22:00 | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年11月 4日

7つの習慣 最優先事項—「人生の選択」と時間の原則

スティーブン・R・コヴィー 氏による「7つの習慣」シリーズ の第2作目 原題「First Things First」の日本語翻訳版である。

7つの習慣 — 成功には原則があった!」、 「7つの習慣 名言集」 と 先日のブログで紹介したので、 ついでに、現在のところ 私が所有している「7つの習慣」シリーズ の他の書籍を紹介してみたいと思う。

この 『7つの習慣 最優先事項—「人生の選択」と時間の原則』 は、 スティーブン・R・コヴィー 氏に とって 「7つの習慣 — 成功には原則があった!」 からの第2作目の著作で 前作で紹介された 7つの習慣のうちの 「第三の習慣(重要事項を優先する)」に よりフォーカスを絞った内容となっている。

7つの習慣 — 成功には原則があった!」刊行後、 読者から多数寄せられた問い合わせに応えるかたちで
  • もっと時間を有効に使いたい。
  • 仕事と私生活のバランスをもっと良くしたい。
  • ストレスを感じることなく毎日を過ごしたい。
  • 職場や家庭において信頼関係を築きたい。
  • 人生の目的や目標を達成したい。
ということを実現させるための原則や方法についてまとめられている。

この本は コヴィー 氏 に加え、 ロジャー・メリル(Roger Merrill) 氏、レベッカ・メリル(Rebecca Merrill) 氏 が執筆している。 ロジャー メリル 氏は、 時間管理学・リーダーシップ能力開発の指導者であり、 ラランクリン・コヴィー社の創設者の一人でもあるそうだ。 この本の所々に 著者による具体例 や 個人的体験談 が おり込まれているのだが、 その部分の初めに [コヴィー]、[ロジャー]、[レベッカ] のような記述があり、それが誰の体験談なのかが記されているので、 それぞれの著者の私生活を通した考え方が垣間見られるようになっている。

カテゴリー: 7つの習慣     22:40 | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年11月 3日

JTPAギークサロン: 「医療用ソフト開発者、高野直樹氏と語る」

医療用画像処理ソフトウェアを開発されている 高野直樹氏のギークサロンが開催された。

いつもの事ながらサロンは序盤から話が異常な盛り上がり。 初めは、高野氏のこれまでの経歴についてや、その後 最近の医療用画像診断装置の基礎知識として CT(Computed Tomography: コンピュータ断層撮影)、 MRI(Magnetic Resonance Imaging: 核磁気共鳴画像法)、 CR(computed radiography: コンピュータX線撮影) などの それぞれの特徴や 相違点について、 また、それらから得られるコンピュータ・データとしての 画像フォーマット 等について解説があった。

さすがに皆さん チョット 疲れてきたね、 ということで途中休憩を入れたのだが、 この時点で 既に2時間が経過していた。 ところが 実は これからが 今日の本題の始まり。

後半戦として、 高野氏が開発されておられる画像処理ソフトウェアで、 上記の各種画像診断機器から得られた 大量の画像データを如何に処理しているのか、 如何にして診断を下す医者が見やすい画像に変換するのか、 如何にして画像処理を高速化しているのか、 などについて紹介された。

このような 大量データを扱う現場では コンピュータの64ビット化というのが重要な ファクターだそうだ。 通常のパソコンの使い方、 例えば、ウェブのブラウジングしたり Eメールしたり、ワープロしたり といった使い方なら 現在の32ビット・アーキテクチャでも 何の不自由も感じない。 しかし、医療画像データのように、大量のデータとなると 64ビットの恩恵が大きいようだ。 しかし高野氏によると、医療画像データを処理するにあたっては 現在のPCでは まだまだ性能が足りないそうである。 それらの性能不足を補うための 日ごろの開発で駆使されている涙ぐましい高速化の手法が いくつも紹介された。

ということで、結局 白熱したサロンが終了したのは 午後11時を過ぎており、JTPAサロン史上 最長時間を記録した。

【参考リンク】

カテゴリー: JTPA     22:21 | コメント (0) | トラックバック (1)

2006年11月 2日

7つの習慣 名言集

この本は 昨日のブログで紹介した 「7つの習慣」 に掲載されている文章を抜粋し、一日単位にまとめたもの。

7つの習慣」を 教科書とすると この 「7つの習慣 名言集」 は 教科書ガイド的な参考書。 持ち運びに便利なように 少し小さめのソフト・カバーに仕立ててある。

すでに 「7つの習慣」 を読んだ読者にとっては、おさらいを兼ねたハンディー版として、 また、 「7つの習慣」を まだ読んだことがなく これが初めてであれば、導入用のダイジェストとして利用できる。

時間がなくてどうしても 「7つの習慣」 を読んでられない、という人には、 この「7つの習慣 名言集」の 3 〜 23 ページ 「はじめに(試練を超えて「7つの習慣」を実践してゆくために)」の 20ページを読んでいただけたら、とりあえず、概要を掴んでいただけると思う。

それでも 時間がない というのであれば、 「7つの習慣 名言集」 の392ページに 「7つの習慣」のそれぞれの習慣について 要点を3〜4行ずつで解説したものが 1ページに まとめてあるので そちらを読んでいただきたい。

カテゴリー: 7つの習慣     22:09 | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年11月 1日

7つの習慣

この本も何度も読み返したい本のひとつであり、 私はちょうど2回目を読み終えたところである。

スティーブン・R・コヴィー 氏による 「7つの習慣 — 成功には原則があった!」は 出版以来 1,000万部以上を売り上げているベストセラーのビジネス書である。 分類はビジネス書になっているが、どちらかというと 「成功哲学書」に近いと思う。 ただし、以前のブログに挙げた 『ナポレオン・ヒル「思考は現実化する」』 系の成功哲学書からすると、 より人間の内面に根ざした 時代や民族にとらわれない 不変の原理・原則の普遍性を追求している 成功哲学書 である。

この「7つの習慣」の大まかな目次としては、 以下のような4つの部に分かれていて
  • 第1部 パラダイムと原則について
  • 第2部 私的成功
  • 第3部 公的成功
  • 第4部 再新再生
となっている。 そのうち「第2部 私的成功」に 私的成功に関する3つの習慣、
  • 第一の習慣 主体性を発揮する
  • 第二の習慣 目的を持って始める
  • 第三の習慣 重要事項を優先する
についての章があり、つづく「第3部 公的成功」に、 公的成功に関する3つの習慣、
  • 第四の習慣 WinWinを考える
  • 第五の習慣 理解してから理解される
  • 第六の習慣 相乗効果を発揮する
の章が含まれている。 そして、「第4部 再新再生」に
  • 第七の習慣 刃を研ぐ
が含まれている。

この「7つの習慣」には、 内容や 使用されている語句に 少し難解な部分があったり、 本の前半で解説された語句やその定義が 本の後半で説明なしに利用されていたりするので、 語句の定義や概念をひとつひとつ理解しながら 読み進めないと 意味不明になってしまう。 それらの語句や定義については、今後このブログで取り上げることによって 自分なりに整理して理解していこうと思っている。

【参考リンク】

カテゴリー: 7つの習慣     22:20 | コメント (0) | トラックバック (0)

 
ハワイ島での遊覧飛行ツアーとB&Bのスペシャリスト、スカイメリカ
Copyright © 2003,2009 Skymerica Corp. All rights reserved.