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2008年2月

2008年2月29日

パスポート写真の撮り方(6)「撮影&プリント 編」

パスポート写真を自分で準備する方法についての続き。 撮影前の準備は全て整ったので あとは実際の撮影とプリント。

パスポート写真は無背景となっているので、 自宅の部屋の白い壁を背景に撮影することにした。 また、カメラを三脚につけて撮影した。

実は今回は、カメラを縦長、いわゆるポートレートにして 撮影したのだが、結論から言うと 横長(ランドスケープ)の方が良かったようだ。 いくつか理由があるが、 ひとつは、三脚で撮る場合も縦長にできるのだが、 やはり横置きの方が安定して撮れる。 それに、カメラの設定変更等も、横置き状態の方が操作しやすい。 また、撮った画像をカメラのモニターに表示させる場合に、 「Panasonic LUMIX DMC-TZ3」 は おりこうさんなため、 縦向きに撮った画像を自動的に回転させて横向きに表示させてしまう機能がある。 このため、カメラのモニター上で 撮影結果が寸法どおりかどうかの確認が出来なかった。 但し、後で調べてみると、これについては、 マニュアルのp66「回転表示・画像回転」によると、 DMC-TZ3 では回転表示(自動で回転して表示)がデフォルトでは ON になっているようだ。 今回は この機能を OFF にしてやるだけで良かったようだ。

撮った写真は、PCへダウンロードしてから Photoshopで拡大して内容を確認した。 顔の長さは計算どおりで、 675 ~ 760 ピクセルに範囲内に収まっていた。 その他の問題点としては、写真によっては フラッシュが眼鏡が反射する、また フラッシュの影が微妙に後ろの壁に映ってしまう、等があった。 これらの問題点について改善するためには、 今後 もう少しカメラのお勉強する必要があると思う。

何度か撮影を行ったのち、PC上で良さそうな写真を6枚ほど選択した。 それを改めてメモリにコピーしてから 最寄のウルフカメラ(Wolf Camera)に行き、現像を頼んできた。 現像には1時間かかるとのことだったので、 1時間後に改めてウルフカメラに行ってきた。 このように、今回はウルフカメラ(Wolf Camera)に 2回 行くことになったのだが、現像の依頼だけなら RitzPix.com 「One Hour Online Digital Photo Printing & Processing Services」 を使ってインターネット経由でも できるようである。 これについては いずれ調査してみようと思う。

仕上がってきた実際のプリントの顔の長さを測定してみたが、 全ては 計算どおりの寸法であり規格内に収まっていた。 この中から、写りの良いものを選択して 45mm × 35mm にカットした。 これで やっと パスポートの準備が整ったことになる。

【参考リンク】

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2008年2月28日

パスポート写真の撮り方(5)「カメラ・ディスプレーの細工 編」

パスポート写真を自分で準備する方法についての続き。 前回は、PC上での「画像の大きさの計算方法」についてレポートしたが、 これだけでは 撮影の度に いちいち PCに画像をダウンロードし、 顔の長さを測定しなければならないことになる。 これは チョット大変で時間が掛かりすぎてしまう。 そこで今回は この問題を解決するための 「カメラ・ディスプレーの細工」について。

理想的には撮影する段階で 被写体の大きさ、 つまりこの場合は 顔の長さが測定できればよいことになる。 ということは、カメラのディスプレー(モニター)上で 長さが測定できる必要がある。

幸運なことに 現在 私が使っているデジカメ 「Panasonic LUMIX DMC-TZ3」 は 液晶モニターが3インチと大きく非常に見やすい。 実を言うと、これもこのカメラを選んだ理由のひとつなのだが。 そこで、このモニター上で 顔の長さが 何ミリになるかを計算してみる。 そこで、液晶の表示部分の長さを実測してみると、 アスペクト比 3:2 の状態で 長辺 60mm、短辺 40mm であった。 前回ブログで計算したのと同様に考えると、

60 × 34 ÷ 152.4 = 13.3858 ≒ 13.4 mm

となる。つまり、液晶モニター上では 顔の長さが 13.4mm になるとよいことがわかる。

これで実際の寸法が算出されたが、 撮影の際に デジカメの液晶モニターに映し出された画像を ものさしで 毎度毎度 測るのも大変なので、 ここで もう一工夫することにする。

アメリカには スコッチ・テープというものがある (今は日本にもあるのかな?)。 これは半透明で 粘着力はそれほど強くないが、 はがしてもベタベタも傷も残らない 優れものである。 このスコッチ・テープを適当な長さに切って、 デジカメの液晶モニターに水平かつ平行に2本貼り付ける。 その際、液晶モニターの中央部分が空くようにし、 テープの間隔が正確に13.4mmとなるように貼り付ける。 スコッチ・テープは 半透明なのでテープを貼った部分も 液晶モニターが透けてみえ、カメラの設定変更等の操作も十分できる。 あとは、被写体の顔が スコッチ・テープの間にキッチリと はまるようにして 写真を撮るだけである。 こうして撮った写真は ほぼ間違いなく パスポート写真の規格の寸法に収まるハズである。



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2008年2月27日

パスポート写真の撮り方(4)「画像の大きさの計算方法 編」

パスポート写真を自分で準備する方法についての続き。 今回は いよいよ「画像の大きさの計算方法」についての確認。

さて、パスポート用の写真を撮るに際し、顔の長さを規格内に収めるために 事前に いろいろと計算してゆくことになる。 といっても、単なる算数なのだが。 また、ここでは あくまでも 現在の自分のデジカメ 「Panasonic LUMIX DMC-TZ3」 で 撮ることを前提に計算してゆく。

まず、カメラの解像度について調べる。 「Panasonic LUMIX DMC-TZ3」 の マニュアルのp52「記録画素数」にある。 これによると、アスペクト比を 3:2 を選択した場合は 7M を選択すると 画素数が 3216 × 2144 になるようだ。

プリントするサイズが 以前のブログにあったとおり、 6インチ(152.4mm) × 4インチ(101.6mm) である。ということは
6インチ(152.4mm) が 3216ピクセル に
4インチ(101.6mm) が 2144ピクセル に
対応するわけだ。

パスポート写真の顔の長さの中心値は 34mm なので
3216 × 34 ÷ 152.4 = 717.48 ≒ 717 ピクセル
となる。 同様に 34±2mm ということで
3216 × 32 ÷ 152.4 = 675.28 ≒ 675 ピクセル
3216 × 36 ÷ 152.4 = 759.69 ≒ 760 ピクセル
となる。 これは つまり、撮った写真の顔の長さをピクセル(ドット)にすると 717ピクセルを中心として 675 ~ 760 ピクセルの間に当てはまると 規格内であるということだ。

このように 撮った画像をPC内に取り込み、 画像編集ソフト、例えば Photoshop 等で 顔の長さをピクセル数を測ると 実際にプリントする前に 規格内かどうか確認できるようになる。

例えば Photoshopで言えば、 環境設定の「単位・定規」の定規の単位を「pixel」にし、 情報パレットを表示させる。 あとは長方形選択ツールで 顔のてっぺんから顎の先までを指定すると その長さが情報パレットに表示される。

または、環境設定の「単位・定規」の定規の単位を「mm」にし、 「イメージ」-「画像解像度」の ドキュメントサイズで
 幅       4  inch
 高さ     6  inch
 解像度  536   pixel/inch
とすると、情報パレットで 直接 mm単位で 長さが測れるようになる。

【参考リンク】

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2008年2月26日

パスポート写真の撮り方(3)「パスポート申請用写真の規格 編」

パスポート写真を自分で準備する方法についての続き。 今回は「パスポート申請用写真の規格」についての確認。

パスポート申請用写真の規格に関しては、 外務省の 「パスポート申請用写真の規格について(平成19年4月3日更新)」 ページに詳しく説明されている。 写真のサイズが 45mm × 35mm だとか、その他 沢山の条件が記載されているが、その中でも 自分でパスポート写真を撮る際に 最も問題となるのが、 『 顔の縦の長さ(頭頂から顎(あご)までの距離)が「 34 ± 2 mm 」でなければならない』 という規格である。 これは 写真としてプリントした結果、顔の縦の長さが規格内に収まらなければならない、 ということだ。

もちろん、デジタルカメラで写真を撮るわけだから PCに取り込んでしまえば、 画像編集ソフト、例えば Photoshop でもあれば、 色でも大きさでも 何でも修正できてしまう。 しかし、さすがにパスポートに使う写真なだけに、 できれば無修正のままで 規格に当てはまるように 撮りたいものである。 さて、そのためには どのようにして写真を撮ったらよいのか?

ちなみに、このパスポート写真の規格は IC旅券の導入と共に、国際標準に従って 上記のように変更された、とある。 これについては、外務省の 「IC旅券の発行を開始しました」 ページに説明がある。 これによると、提出した顔画像は パスポートに組み込まれたICチップに記録されるようである。 今後、各国の入国審査の際に ICチップに記録された顔画像と その旅券を提示した人物の顔を電子的に照合していくらしい。 そのために、写真の規格が変更になったとのことだ。

この写真の規格が国際標準ということなので、 ではアメリカでは どうなっているのかを見てみる。 「Guidelines for Producing High Quality Photographs for U.S. Travel Documents」 の 「Composition Checklist」 に 写真の寸法についての記載がある。 これによると、まず 写真自体のサイズが 2インチ(51mm) × 2インチ(51mm) と 日本より大きめ。 顔の縦の長さに関しては 1インチ(25mm) ~ 1-3/8インチ(35mm) と 許容範囲が広く、 全体として日本の規格より少し小さめである。 ということは、日本のパスポート写真のために アメリカの写真屋さんで、単に「パスポートの写真撮ってください」と 頼んだら、日本の規格よりも小さくなってしまう可能性がある。

なぜか、というと アメリカで日本のパスポートを申請する場合は、 在サンフランシスコ日本国総領事館の 「旅券(パスポート)発給申請手続」 にあるように、アメリカ規格の 2インチ × 2インチ の写真でも受け付けてくれる、とある。 ただし、上記の問題が生じる可能性があるので、 アメリカの写真屋さんで写真を撮ってもらう際には、 「顔を大きめにしてください」と頼むべきだろう。

【参考リンク】

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2008年2月25日

パスポート写真の撮り方(2)「アスペクト比 確認編」

パスポート写真を自分で準備する方法についての続き。 今回は「アスペクト比」についての確認。

前回ブログで、アメリカで最も普及している(安い) 写真のサイズが 6インチ × 4インチであることまで書いた。 アメリカでは 長さの単位としてインチが使われているが、 私を含めて このブログを見ている人は日本人でしょうから、 これをメートル法に換算しておく。 1インチは 25.4mm なので、 152.4mm × 101.6mm となる。 調べてみると、日本には全く同じサイズは存在していないようだが、 152mm × 102mmの「KG はがきサイズ」が最も近いようだ。

さて、いろいろ計算に入る前に、もうひとつ確認しておくことがある。 それは写真の縦・横の比、いわゆる「アスペクト比」である。 アメリカでの最もオーソドックスなプリントサイズは 前述の通り 6インチ × 4インチ、 つまり、3:2 の比率である。 ところが、カメラのデフォルトのアスペクト比は通常 4:3 になっている。 ご多分に漏れず、私が現在使っている 「Panasonic LUMIX DMC-TZ3」 もデフォルトのアスペクト比は通常 4:3 になっていた。

プリントのアスペクト比が 3:2 であることが 事前にわかっているわけなので、 写真を撮る段階から それに合わせておいた方が 何かとトラブルが少なくなる。 そこで、まず、カメラのアスペクト設定を変更することにする。 それについては 「Panasonic LUMIX DMC-TZ3」 の マニュアルのp51「アスペクト設定」にある。 要は「撮影メニュー」から「アスペクト設定」を選択し、現在値の 4:3 を 3:2 に変更するだけ。 こうすると、液晶モニターの上下にも黒い帯が入り、 表示される画像のアスペクト比も 3:2 になってくれる。

但し、日本国内であれば、アスペクト比が デジカメのデフォルトの 4:3 になっている「DSCサイズ」と呼ばれる規格が普及しつつあるようだ。 この「DSCサイズ」でプリントすることを前提にすると、 上記のようなデジカメ側のアスペクト比の設定変更は不要になる。 この「DSCサイズ」については 「DSCサイズプリント」 とか 「DSCって?」 というページに 具体的な例を挙げて説明してある。 ちなみに アメリカでは どうも DSCサイズというモノが存在していないようだ。 少なくとも Wolf Camera には存在していない。

【参考リンク】

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2008年2月24日

パスポート写真の撮り方(1)「プリント方法調査 編」

今年は自分のパスポートを更新しなければならいことについては 以前のブログ 「新年の確認事項」 で書いたとおり。 そこで、パスポート写真が必要になるわけだが、 デジカメも高性能になってきたわけだから、 今回は自分で撮影してみることにした。 その撮影方法についての記録ブログ。

パスポート写真を自分で準備するために、 まず、どこで どうやって プリント(印刷)するかを 先に決めることにする。

こちら(シリコンバレー)では「Wolf Camera」 という カメラ・写真のチェーン店が 至るところにあり、 おかげさまで我が家の近くにもある。 ちなみに そのお店の情報は
Wolf Camera (#1340 Cupertino)
1375 S De Anza Blvd, Cupertino, CA 95014
(408)725-8180
以前、別の証明写真を この Wolf Camera に撮りに行った際には、 普通のデジカメで撮ってから現像していた。 プロの写真館の証明写真も普通のデジカメで撮影しているのであれば、 ということで 今回は自分でやってみよう という気になったのだ。

この Wolf Camera での 最も安いカラー・プリントが 4インチ × 6インチ のサイズで 1枚25セント。 サンプルを見てみると、仕上がりは 非常にキレイで、 一昔前のフィルムから現像した写真と全く変わらないレベルであった。 奥の現像室を覗いてみると、 富士フィルムの大型の現像機を使用しているようである。 これだけの品質があれば、 パスポート写真として受け付けてもらえる と思う。

さて、写真屋 と プリントサイズが決まったところで 次に どうやって 写真を撮ったら パスポートサイズになるか を考えてみる。

【参考リンク】

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2008年2月23日

sambaの SWAT以外の GUIツール

sambaのオリジナルのGUI管理ツールは SWAT(Samba Web Administration Tool) であるが、他のGUI管理ツールも存在しているようだ。

それについての解説が ITpro の 「マスターLinux設定ツール samba編」 にある。 これはあくまで Linux の一種である Fedora Core の設定ツールの画面であり、 samba オリジナルの SWAT とは別物である。 samba関連のページをググっていて このページを発見したのだが、 当初は これが SWATの画面かとかん違いしてしまった。

比較してみると Fedora Core 付属の設定ツールの方が SWATより 直感的でわかりやすそうである。 さすが Fedora Core である。

【参考リンク】

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2008年2月22日

SWAT を使っての実際のsambaの設定

sambaの設定は、 CUIでは smbpasswd でのユーザーとパスワードの登録、 smb.confファイルの編集、により行うことができるが、 これと同じことを SWAT(Samba Web Administration Tool) で行うとどうなるか やってみる。

まず、smbpasswd の代わりが 「PASSWORD」ボタン。 このボタンをクリックすると 「ローカルマシンのパスワード管理」画面になる。 ここで [ユーザ名 :]欄に ユーザーIDを、これは UNIX(FreeBSD)上に登録されているものを入力。 そして[新パスワード :]と[新パスワードの再入力 :]欄に samba用のパスワードを指定する。 ここで注意として、ユーザ名 が UNIX(FreeBSD)上に登録されていない場合、 画面上には何も表示されないが、実際には何も登録されていない。 実際に登録が成功した場合には「Added user yotsumoto.」のように表示される。

もし、既に登録されているかどうか確認してみたければ 「ユーザーの有効化」を行ってみるとよい。 既に登録されていれば、「Enabled user yotsumoto.」のようなメッセージが表示され、 未登録であれば、「Failed to find entry for user yotsumoto.」と表示される。

このようにパスワードの登録が済んだ状態で、 以前のブログ 「sambaで デフォルト smb.conf によるホーム・ディレクトリ アクセス」 でレポートしたとおり、登録したユーザーの ホーム・ディレクトリへのアクセスが可能となっているハズ。

次に、新規の共有ディレクトリの追加。 この場合、「SHARES」ボタンをクリックして 「ファイル共有 パラメータ」の画面へ移動する。 「ファイル共有の作成」ボタンの横の欄に、 新規の共有ディレクトリの名称を入力してから 「ファイル共有の作成」ボタンをクリック。 すると、画面表示が広がって「基本オプション」や「セキュリティ オプション」等 多数のオプションが指定できるようになる。 ここで、「基本オプション」にある 「path」欄に 実際に共有したいディレクトリのパスをタイプ。 「セキュリティ オプション」の「read only」欄を「No」へ変更。 それから、なぜ「EventLog Options」にあるのか不思議なのだが 「available」欄を 「Yes」に変更する。 こうしないとこの共有が有効になってくれない。 最後に「変更を反映」ボタンを押すと登録される。

もちろん、この設定の前に 共有しようとするディレクトリに 該当ユーザーの読み書きの権限を 与えておく必要がある。

【参考リンク】

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2008年2月21日

SWAT(Samba Web Administration Tool) での設定方法

sambaのオリジナルのGUI管理ツール SWAT(Samba Web Administration Tool) の操作方法について

開いたSWATの画面の上には8つのボタンがあり それぞれ
  • HOME
  • GLOBALS
  • SHARES
  • PRINTERS
  • WIZARD
  • STATUS
  • VIEW
  • PASSWORD
となっている。 それぞれのボタンをクリックすると画面が切り替わる。

ほとんどの画面には 「標準表示」ボタン と 「詳細表示」ボタン とがあり、 通常は「標準表示」が選択されている。 よほどの特殊な設定でなければ 「標準表示」のままで問題ないであろう。

また、SWATを利用する際の注意点として、 swatが起動すると、/usr/local/etc/smb.conf にある コメント行等の余分な記述が 全て削除されてしまうので注意が必要。

SWATを利用して作成された smb.conf では、 多数あるパラメータは 値がデフォルト値であれば その記述が省略されてしまう。 例えば、workgroup名にしても デフォルト値である「WORKGROUP」を指定しておくと smb.conf内にはその記述が省略されてしまう。 全てのパラメータとその値を確認したければ、 それぞれの画面で「詳細表示」を選択すればよい。 各パラメータの詳細については、 各項目の左側にヘルプへのリンクもあるし、 日本語については マニュアル「smb.conf ? Samba システムの設定ファイル」 に詳しい説明されている。

「VIEW」ボタンをクリックすると「現在の設定」ページなる。 このページでは 現在の smb.conf を内容を表示してくれる。 これはちょうど testparm コマンドから出力されるものと同じだ。 また、「完全表示」ボタン があり、これをクリックすると testparm コマンドに -v オプションを付けた場合の パラメータの詳細が表示される。

「STATUS」ボタンをクリックすると「サーバの状態」ページなり、 sambaシステムのバージョン、 smbd、nmbd、winbindd の 現在の状況表示や、起動、停止、再起動が出来る。 また、「接続中のクライアント」「接続中の共有」「使用中のファイル」の 様子も表示され、 接続中のクライアントは 強制的に切断することもできる。

【参考リンク】

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2008年2月20日

FreeBSDにおける SWATの起動

FreeBSDで sambaのウェブ・ベースの管理ツールである SWAT(Samba Web Administration Tool) を起動する方法について。 例えば、sambaの本体とも言える smbd や nmbd は デーモンとして起動されているが、 この swatはデーモンとしてではなく、 intd から 起動することが推奨されているようである。

まず、/etc/services に
swat            901/tcp    # samba web configuration tool
という1行が存在していることを確認する。 最近のFreeBSDであれば、この記述は含まれているハズ。

それから /etc/inetd.conf の
#swat   stream  tcp     nowait/400      root    /usr/local/sbin/swat    swat
の行の先頭の「#」を外してやる。

それから /etc/defaults/rc.conf にある
inetd_enable="NO"               # Run the network daemon dispatcher (YES/NO).
の行を /etc/rc.conf にコピーし、
inetd_enable="YES"               # Run the network daemon dispatcher (YES/NO).
と変更して保存。 あとは、リブートすると 次にFreeBSDが起動してきた際に SWATが利用可能となっているハズだ。

再起動後、Windows等のウェブ・ブラウザーから 例えば、FreeBSDマシンの名前が「subaru」だとすると アドレスに
http://subaru:901/
と指定する。 すると User名とパスワードを尋ねてくるので FreeBSDのスーパーユーザーのIDとパスワードを入力すると SWATの画面に入ることができる。

【参考リンク】

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2008年2月19日

smb.conf の設定方法

FreeBSD上に samba を portsからインストールした後、 README.FreeBSDドキュメントに従って smb.conf.default を /usr/local/etc/smb.conf へコピーした。 さて、これから この smb.conf を編集することになる。

smb.conf は構文は、まずセクションと 各セクションの中で定義されるパラメータ から構成される。

デフォルトのsmb.conf の中でも [global]、[homes]、[printers] という 3つの特殊なセクション は既に定義してある。 とくに [global]セクションでは サーバ全体、 もしくは各セクションで項目が定義していないときの 既定値として適用されるパラメータの定義を行っている。 [global]セクションで提示しておかなくてはならないパラメータは 「workgroup」くらいであろう。 それ以外はパラメータはデフォルトのままでも とりあえずは動作する。

新規の共有ディレクトリを定義するには 新たなセクションを記述すればよい。例えば、[DATA]のように。 そしてここで絶対に必要になるのが「path」パラメータ。 これがないと、ファイル・システムのうち、どこを共有したいのかわからない。 /home/data を共有したければ、pathパラメータは 「 path = /home/data 」のような記述になる。 それから、もし、そのディレクトリに書き込み権限が必要であるならが 「read only」パラメータを 「 read only = No 」のように指定しなければならない。 この 「read only」パラメータのデフォルト値は「yes」になっているからだ。

上記の共有ディレクトリの記述の例を実際に記述してみると、
[DATA]
    path = /home/data
    read only = No
のようになる。この記述を smb.conf に追加すると 例えば sambaサーバーの名前が subaru ならば Windows 側からは「\\SUBARU\DATA」でアクセスできる。

ただし この場合、 sambaサーバーへ接続しているユーザーは ディレクトリ「/home/data」へのアクセス権を 持っていなければならない。 このように 共有ディレクトリのアクセス権については、マニュアル 「smb.conf - Samba システムの設定ファイル」 に
サーバより与えられたアクセス権は、 ホストシステムより指定の UNIX ユーザ (またはゲストユーザ) に与えられたアクセス権によって 制限されることに注意して欲しい。 サーバはホストシステムが許可する以上のアクセス権を許可することはできない。
とある。 つまり、共有ディレクトリのアクセス権は 基本的にsambaサーバー側の それぞれのディレクトリに 指定する必要があることになる。

【参考リンク】

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2008年2月18日

smb.conf の testparm による設定確認方法

samba は 設定ファイルである「smb.conf」の内容を読み込んで動作するので そこに誤りがあっては正常に動作してくれない。 そのため、この smb.confファイルの構文をチェックする 「testparm」というコマンドが用意してある。

まず、インストール後、何も編集していない デフォルトのsmb.confファイル対して testparm を実行してみる。 この時、rootになる必要はないようだ。
% testparm
Load smb config files from /usr/local/etc/smb.conf
Processing section "[homes]"
Processing section "[printers]"
Loaded services file OK.
Server role: ROLE_STANDALONE
Press enter to see a dump of your service definitions

[global]
        workgroup = MYGROUP
        server string = Samba Server
        log file = /var/log/samba/log.%m
        max log size = 50
        dns proxy = No

[homes]
        comment = Home Directories
        read only = No
        browseable = No

[printers]
        comment = All Printers
        path = /var/spool/samba
        printable = Yes
        browseable = No
のように 当たり前のことだが エラーなく表示される。

また、-v オプションを指定すると smb.conf の中で指定されていないパラメータのデフォルト値を表示するようになる。 これは非常に長いリストになる。

【参考リンク】

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2008年2月17日

sambaで デフォルト smb.conf によるホーム・ディレクトリ アクセス

昨日のブログ 「 FreeBSD での samba インストール直後の設定 」 でレポートした設定の後の sambaの実際の接続実験について。 ここでは、sambaマシンもWindowsマシンも 自宅内の同一ネットワーク・セグメント上にあることを前提として まずは繋がることを目標としてセットアップしてみる。

既に、デフォルトの smb.conf は /usr/local/etc/ にコピーされているので この段階では、smb.confを全く変更することない状態で sambaの実験を行ってみる。 実は、デフォルトの smb.confでは、 各ユーザのホーム・ディレクトリにアクセスできるような [homes] の設定が既になされている。

但し、このままでは sambaとして ユーザー名とパスワードの 認識できないので、その部分だけ先に設定をしておく。 例として、FreeBSD上で 既に yotsumoto というユーザーIDが登録されており ホーム・ディレクトリも存在しているとして、 これを samba に認識させてみる。 そのためには、スーパーユーザーから、
# smbpasswd -a yotsumoto
New SMB password: abcd
Retype new SMB password: abcd
Added user yotsumoto.
とする。 ちなみに、「-a」は ユーザー追加のオプション。

ちなみに、この段階で /usr/local/etc/samba/smbpasswd ファイルの中身を見てみると
# cat smbpasswd
yotsumoto:100:D2812E7E4718C48DE68AA26A841A86FA:3AC85449E4A6F6A4508B3A7904E37E54:[U          ]:LCT-47BFA953:
のようになっている。

では、実際にWindowsから接続してみる。 もし まだsambaを起動していなければ、スーパーユーザーから
# /usr/local/etc/rc.d/samba start
として起動する。

それでは Windowsの方から 「スタート」-「ファイル名を指定して実行」として samba マシンの 名前を入力する。 この際、マシン名の前に「¥」マークを2つ付けるのをお忘れなく。 ここでは例として 「subaru」というマシン名だったとして
\\subaru
としてみる。また、マシン名の変わりに IPアドレスでもよい。 例えば、
\\192.168.1.100
のように。 すると、接続用のウィンドウが開く そこのユーザー名の欄に 上記の smbpasswd で指定した ユーザーID、今回の例では「 yotsumoto 」を パスワードの欄には「 abcd 」をタイプして。 「OK」ボタンをクリックすると、 Windows上のエクスプローラが開いて FreeBSD上のホーム・ディレクトリの内容が確認できる。 デフォルトの設定では書き込みもできるハズだ。

【参考リンク】

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2008年2月16日

FreeBSD での samba インストール直後の設定

FreeBSD上で portsにより samba を 「make install」した後の設定について。

まず、/usr/ports/net/samba3/files に README.FreeBSD というドキュメントがあるので その内容を見てみることにする。

ドキュメントには、まず、
1. Copy /usr/local/etc/smb.conf.default to /usr/local/etc/smb.conf, and edit it.
とあるので、その通りに
# cp /usr/local/etc/smb.conf.default /usr/local/etc/smb.conf
とコピーする。ただし、このままでは、リード・オンリーなので、
# chmod u+w /usr/local/etc/smb.conf
として、書き込み可能としておく。 この後、smb.conf の内容を編集しなければならないが、 それについては、別ブログとしよう。

次に、
2. Put string 'samba_enable="YES"' into your /etc/rc.conf.
とあるので、/etc/rc.conf を編集して
## for net/samba
samba_enable="YES"
という行を追加する。

3番目として
3. Type '/usr/local/etc/rc.d/samba.sh start' or reboot.
とある。つまり、samba を起動させるために PCをリブートするか、 もしリブートすることなく起動させたい場合には、上記のスクリプト(コマンド)を実行する。 しかし、このドキュメントでは スクリプト名が「samba.sh」となっているが、 実際は「samba」となっているので、
/usr/local/etc/rc.d/samba start
とする必要がある。

その他 README.FreeBSD にいろいろな説明があるが、 ドキュメントの最後に
Japanese users, please, take a look onto japanese/samba3 port instead -
it comes with additional multibyte characters support.
とある。 日本語環境では、/usr/ports/net/samba3/ の代わりに、 /usr/ports/japanese/samba3 で make した方がよいかもしれない。

【参考リンク】

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2008年2月15日

samba の FreeBSD へのインストール

samba を FreeBSD へインストールしてみる。 今回は、基本的にFreeBSDがもつ ports を利用して インストールする。

FreeBSDのportsの場合、/usr/ports/ 下に準備してある 導入ソフトウェア用のディレクトリへ移動してから、 「make install」とするだけで あとは自動的に ソースコードのダウンロードから コンパイル、インストールまでを行ってくれる。 現在の sambaの場合、net の下にある 「samba3」ディレクトリで makeすればよい。
# cd /usr/ports/net/samba3
# make install


すると「Options for samba 3.0.28,1」という 以下のような
 [X] LDAP         With LDAP support                         
 [ ] ADS          With Active Directory support             
 [X] CUPS         With CUPS printing support                
 [X] WINBIND      With WinBIND support                      
 [ ] ACL_SUPPORT  With ACL support                          
 [ ] FAM_SUPPORT  With File Alteration Monitor              
 [ ] SYSLOG       With Syslog support                       
 [ ] QUOTAS       With Disk quota support                   
 [X] UTMP         With UTMP accounting support              
 [X] MSDFS        With MSDFS support                        
 [ ] PAM_SMBPASS  With PAM authentication vs passdb backends
 [ ] CLUSTER      With experimental cluster support         
 [ ] DNSUPDATE    With dynamic DNS update                   
 [ ] EXP_MODULES  With experimental modules                 
 [X] POPT         With system-wide POPT library             
 [ ] MAX_DEBUG    With maximum debugging                    
 [ ] SMBTORTURE   With smbtorture                           
ウィンドウが表示され、オプションが選択できるようになる。 今回のインストールではデフォルトのままで「OK」ボタンとする。 すると、
===>  NOTICE: This version of port has changed location of Samba password
===>  NOTICE: (smbpasswd) directory. Files in '/usr/local/private'
===>  NOTICE: have moved to '/usr/local/etc/samba'.
===>  Vulnerability check disabled, database not found
===>  Found saved configuration for samba-3.0.28,1
===>  -------------------------------------------
===>  Run 'make config' to (re)configure the port
===>  -------------------------------------------
=> samba-3.0.28.tar.gz doesn't seem to exist in /usr/ports/distfiles/.
=> Attempting to fetch from http://us1.samba.org/samba/ftp/./.
というメッセージを表示後、samba-3.0.28.tar.gz のダウンロードが始まり、 その後、自動的にコンパイルが始まった。

しばらくコンパイルやリンクを行った後、 Installが始まる。 まず、
Installing bin/smbd as ///usr/local/sbin/smbd
Installing bin/nmbd as ///usr/local/sbin/nmbd
Installing bin/swat as ///usr/local/sbin/swat
Installing bin/winbindd as ///usr/local/sbin/winbindd
======================================================================
The binaries are installed. You may restore the old binaries (if there
were any) using the command "make revert". You may uninstall the binaries
using the command "make uninstallbin" or "make uninstall" to uninstall
binaries, man pages and shell scripts.
======================================================================
と表示されて、smbd, nmbd, swat, winbindd の4つが ディレクトリ /usr/local/sbin にインストールされたことがわかる。

その後、netコマンドをはじめ、いくつかのコマンドが /usr/local/bin にインストールされる。
Installing bin/wbinfo as ///usr/local/bin/wbinfo
Installing bin/smbclient as ///usr/local/bin/smbclient
Installing bin/net as ///usr/local/bin/net
Installing bin/smbspool as ///usr/local/bin/smbspool
Installing bin/testparm as ///usr/local/bin/testparm
Installing bin/smbstatus as ///usr/local/bin/smbstatus
Installing bin/smbget as ///usr/local/bin/smbget
Installing bin/smbcontrol as ///usr/local/bin/smbcontrol
Installing bin/smbtree as ///usr/local/bin/smbtree
Installing bin/tdbbackup as ///usr/local/bin/tdbbackup
Installing bin/nmblookup as ///usr/local/bin/nmblookup
Installing bin/pdbedit as ///usr/local/bin/pdbedit
Installing bin/tdbdump as ///usr/local/bin/tdbdump
Installing bin/tdbtool as ///usr/local/bin/tdbtool
Installing bin/smbpasswd as ///usr/local/bin/smbpasswd
Installing bin/rpcclient as ///usr/local/bin/rpcclient
Installing bin/smbcacls as ///usr/local/bin/smbcacls
Installing bin/profiles as ///usr/local/bin/profiles
Installing bin/ntlm_auth as ///usr/local/bin/ntlm_auth
Installing bin/smbcquotas as ///usr/local/bin/smbcquotas
Installing bin/eventlogadm as ///usr/local/bin/eventlogadm
======================================================================
The binaries are installed. You may restore the old binaries (if there
were any) using the command "make revert". You may uninstall the binaries
using the command "make uninstallbin" or "make uninstall" to uninstall
binaries, man pages and shell scripts.
======================================================================
上記のような注意書きが表示される。

それから
Installing scripts in /usr/local/bin
Installing /usr/local/bin/smbtar
Installing /usr/local/bin/findsmb
======================================================================
The scripts have been installed. You may uninstall them using
the command "make uninstallscripts" or "make install" to install binaries,
man pages and shell scripts. You may recover the previous version (if any
by "make revert".
======================================================================
のように スクリプト smbtar と findsmb がイントールされる。

次に、
Installing /usr/ports/net/samba3/work/samba-3.0.28/source//codepages/lowcase.dat as ///usr/local/lib/samba/lowcase.dat
Installing /usr/ports/net/samba3/work/samba-3.0.28/source//codepages/upcase.dat as ///usr/local/lib/samba/upcase.dat
Installing /usr/ports/net/samba3/work/samba-3.0.28/source//codepages/valid.dat as ///usr/local/lib/samba/valid.dat
======================================================================
The dat files have been installed.  You may uninstall the dat files
using the command "make uninstalldat" or "make uninstall" to uninstall
binaries, man pages, dat files, and shell scripts.
======================================================================
datファイルが /usr/local/lib/samba/ にインストールされる。

そして、SWAT 関連のメッセージ・ファイルが
Installing /usr/ports/net/samba3/work/samba-3.0.28/source//po/de.msg as ///usr/local/lib/samba/de.msg
Installing /usr/ports/net/samba3/work/samba-3.0.28/source//po/en.msg as ///usr/local/lib/samba/en.msg
Installing /usr/ports/net/samba3/work/samba-3.0.28/source//po/fi.msg as ///usr/local/lib/samba/fi.msg
Installing /usr/ports/net/samba3/work/samba-3.0.28/source//po/fr.msg as ///usr/local/lib/samba/fr.msg
Installing /usr/ports/net/samba3/work/samba-3.0.28/source//po/it.msg as ///usr/local/lib/samba/it.msg
Installing /usr/ports/net/samba3/work/samba-3.0.28/source//po/ja.msg as ///usr/local/lib/samba/ja.msg
Installing /usr/ports/net/samba3/work/samba-3.0.28/source//po/nl.msg as ///usr/local/lib/samba/nl.msg
Installing /usr/ports/net/samba3/work/samba-3.0.28/source//po/pl.msg as ///usr/local/lib/samba/pl.msg
Installing /usr/ports/net/samba3/work/samba-3.0.28/source//po/tr.msg as ///usr/local/lib/samba/tr.msg
==============================================================================
The SWAT msg files have been installed.  You may uninstall the msg files using
the command "make uninstallmsg" or "make uninstall" to uninstall binaries, man
pages, msg files, and shell scripts.
==============================================================================
のように /usr/local/lib/samba/ に、 また、SWATで 利用される html や gif ファイルが /usr/local/share/swat/ 以下にインストールされる。

それから
Installing bin/recycle.so as ///usr/local/lib/samba/vfs/recycle.so
Installing bin/audit.so as ///usr/local/lib/samba/vfs/audit.so
Installing bin/extd_audit.so as ///usr/local/lib/samba/vfs/extd_audit.so
Installing bin/full_audit.so as ///usr/local/lib/samba/vfs/full_audit.so
Installing bin/netatalk.so as ///usr/local/lib/samba/vfs/netatalk.so
Installing bin/fake_perms.so as ///usr/local/lib/samba/vfs/fake_perms.so
Installing bin/default_quota.so as ///usr/local/lib/samba/vfs/default_quota.so
Installing bin/readonly.so as ///usr/local/lib/samba/vfs/readonly.so
Installing bin/cap.so as ///usr/local/lib/samba/vfs/cap.so
Installing bin/expand_msdfs.so as ///usr/local/lib/samba/vfs/expand_msdfs.so
Installing bin/shadow_copy.so as ///usr/local/lib/samba/vfs/shadow_copy.so
Installing bin/readahead.so as ///usr/local/lib/samba/vfs/readahead.so
Installing bin/CP850.so as ///usr/local/lib/samba/charset/CP850.so
Installing bin/CP437.so as ///usr/local/lib/samba/charset/CP437.so
Installing bin/script.so as ///usr/local/lib/samba/auth/script.so
のように /usr/local/lib/samba/ の vfs/ や charset/ 、auth/ に 各種 .so ファイルがインストールされる。

その後、
/bin/cp -p "/usr/ports/net/samba3/work/smb.conf.sample" "/usr/local/share/examples/samba"
とあるように、smb.conf ファイルのサンプルが /usr/local/share/examples/samba にコピーされていることがわかる。

最後に、
install  -o root -g wheel -m 555 "/usr/ports/net/samba3/work/samba-3.0.28/source/script/mksmbpasswd.sh" "/usr/local/bin/make_smbpasswd"
install  -s -o root -g wheel -m 555 "/usr/ports/net/samba3/work/samba-3.0.28/source/nsswitch/nss_winbind.so" "/usr/local/lib/nss_winbind.so.1"
install  -s -o root -g wheel -m 555 "/usr/ports/net/samba3/work/samba-3.0.28/source/nsswitch/nss_wins.so" "/usr/local/lib/nss_wins.so.1"
install  -s -o root -g wheel -m 555 "/usr/ports/net/samba3/work/samba-3.0.28/source/bin/pam_winbind.so" "/usr/local/lib"
シェルスクリプト make_smbpasswd が、/usr/local/bin/ に また いくつかの shared object が /usr/local/lib/ にインストールされる。

最後の注意書きとして、再び
===============================================================================
NOTICE: This version of port has changed location of Samba password
NOTICE: (smbpasswd) directory. Files in '/usr/local/private'
NOTICE: have moved to '/usr/local/etc/samba'.
===============================================================================
と記述されている。これにより、 Samba password (smbpasswd) が /usr/local/etc/samba に作られることがわかる。 ちなみに、インストール直後には このディレクトリには何もファイルが作られていない。

次の注意書きが
===============================================================================
Samba3 *package* now doesn't include ADS support due the portability problems
with Kerberos5 libraries on different installations. You need to compile port
yourself to get this functionality.

For additional hints and directions, please, look into the README.FreeBSD file.
===============================================================================
とある。ここで言う「ADS」とは「Active Directory support」このことであろう。

それから
===> Installing rc.d startup script(s)
===>   Compressing manual pages for samba-3.0.28,1
===>   Registering installation for samba-3.0.28,1
===> SECURITY REPORT:
      This port has installed the following files which may act as network
      servers and may therefore pose a remote security risk to the system.
/usr/local/bin/smbspool
/usr/local/bin/smbtree
/usr/local/bin/smbcontrol
/usr/local/bin/nmblookup
/usr/local/bin/testparm
/usr/local/sbin/winbindd
/usr/local/bin/smbget
/usr/local/bin/profiles
/usr/local/lib/nss_wins.so.1
/usr/local/bin/smbstatus
/usr/local/bin/pdbedit
/usr/local/bin/net
/usr/local/bin/wbinfo
/usr/local/bin/smbcacls
/usr/local/bin/smbclient
/usr/local/sbin/swat
/usr/local/sbin/nmbd
/usr/local/bin/eventlogadm
/usr/local/bin/rpcclient
/usr/local/bin/ntlm_auth
/usr/local/sbin/smbd
/usr/local/bin/smbpasswd
/usr/local/bin/smbcquotas
と、どんな実行ファイルがインストールされたかが一覧されている。

      This port has installed the following startup scripts which may cause
      these network services to be started at boot time.
/usr/local/etc/rc.d/samba

      If there are vulnerabilities in these programs there may be a security
      risk to the system. FreeBSD makes no guarantee about the security of
      ports included in the Ports Collection. Please type 'make deinstall'
      to deinstall the port if this is a concern.
とあるので、ディレクトリ /usr/local/etc/rc.d/ の下に「samba」というスクリプトが インストールされたことがわかる。 FreeBSDでは、ディレクトリ /usr/local/etc/rc.d/ の下にある スクリプトが 起動に自動実行されることになっている。

そして、最後の最後に
      For more information, and contact details about the security
      status of this software, see the following webpage:
http://www.samba.org/
と表示されて samba 3 の「make install」が終了した。

【参考リンク】

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2008年2月14日

「samba(サンバ)」とは

「samba(サンバ)」とは、 FreeBSDを含めたUNIX系のOSで Windows NT/2000互換のファイルサーバ/プリント・サーバ機能を 実現するためのオープン・ソース・ソフトウェアである。 FreeBSD と Windows 間で ファイルを共有する必要が出てきたので、 この sambaについて調査してみることにする。

Sambaについての情報は、 まず、ご本家が 「Samba.org」。 そして日本のサイトが 「日本 Samba ユーザー会 Web サイト」 にある。しかし、このサイトも内容を 「日本 Samba ユーザー会 Wiki サイト」 に徐々に移行しているようだ。 このページの バージョン情報によれば、 現在は バージョン 3.0.XX が安定バージョンのようである。 また、バージョン4がすでに開発されており、 トライアルバージョンがリリースされている模様。

この「Samba」という名前は、
Microsoft Windows で使用されている ネットワークファイルシステム「SMB (Server Message Block)」に、 2 つの母音を入れて作られている。 Samba はもともと「smbserver」と呼ばれていたが、SMBserver の商標をもつ Syntax 社[2]から 登録商標であるとの通告があったため、名前が変更された。
とある。

実際のSambaの機能としては、 「ファイル・サーバ機能」、「プリント・サーバ機能」 「Windowsドメインコントローラ」、「Active Directory ドメインメンバ」、 それからUNIX 側から Windows や Samba の共有フォルダに接続するための クライアントソフトウェア群である「smbclient」。 などである。 また、上記機能の派生品として「Samba4wins」というモノもあるそうだ。 これについては、 「Samba4winsのインストールと設定」 に
ドイツのSerNetという組織により、 開発中のSamba 4.0系列のソースコードからWINSサーバ部分を抜粋して 実行可能な形式としたsamba4winsというプロダクトがリリースされています。
とある。

Sambaの設定には smb.confというテキストファイルを編集する必要があるのだが、 これをGUIで編集できる SWAT(Samba Web Administration Tool) と呼ばれる ウェブ・ベースの管理ツールもある。

【参考リンク】

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2008年2月13日

慰謝料(いしゃりょう)

幼い頃、離婚の時は、お医者さんに行って、 「医者料(いしゃりょう)」を払うのだと思っていた。

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2008年2月12日

こんにゃく指輪

幼い頃、「婚約」という言葉が理解できず、 ずっと「こんにゃく」だと思っていた。

そして、「婚約指輪」のことを ずっと「こんにゃく指輪」と呼んでいた。 これは、「ダイヤの指輪」や「ルビーの指輪」と同じように 「こんにゃく(蒟蒻) の指輪」というものがあるのだと思っていた。

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2008年2月11日

ファッション・デザイナーのドメイン名

個人の名前をブランドにしてビジネスをしている方々が、 実際には どんなドメイン名を使ってサイトを運営しているのか、 についてチョット調査してみることにした。 そこで今回は、ファッション・デザイナーさんの場合。

もちろん私は、このファッション・デザイナー業界については門外漢なのだが、 私でも知っている有名デザイナーさんが利用しているドメイン名を調査するために それぞれのデザイナーさんのメインのホームページのアドレスをリストしてみると、 コシノ三姉妹の ドメイン名の形式が 微妙に違っているのがおもしろい。 具体的に言うと、ヒロコ と ミチコ は 「hirokokoshino」のように 「名・姓」の順。 一方、ジュンコ は「 koshinojunko 」と 「姓・名」としている。 また、トップドメインについては、ヒロコ と ジュンコ が「 .com 」を採用している一方 ミチコ は 「 .co.jp 」 を採用している。

また、コシノ三姉妹のドメイン名が「名・姓」もしくは「姓・名」が 連続しているのに対し、森 英恵 の場合、 「名・姓」の間にハイフンを入れて「 hanae-mori.com 」としている。

さらに、コシノジュンコ氏は、「http://koshinojunko.com/」とは別に 「 http://koshinojunko.net/ 」 というブログサイトも持っているようだ。

山本寛斎 氏は 「 http://www.kansai-inc.co.jp/ 」 と 事務所のドメイン名を採用している。 また、そのメインページからは、ニュースブログとして Yahoo の 「 http://blogs.yahoo.co.jp/kansai_office/ 」 へリンクが張られている。

【参考リンク】

カテゴリー: DNS・URL・URI , Internet     22:37 | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年2月10日

ダーリンの頭ン中 英語と語学 『「The」の真実 』

本自体は、以前にもご紹介した 『ダーリンの頭ン中 英語と語学』 から、今回は、『「The」の真実 』についてご紹介。

この 『ダーリンの頭ン中 英語と語学』 という本の 第2章に『「The」の真実 』というセクションがある。 日本の義務教育で英語を習ってきた者としては、 『母音の前にくる「The」は「ジ」と発音する 』 と覚えさせられたと思う。 では、ネイティブのアメリカ人は 本当にそういう風に 発音を変えているのか?

この本の著者 小栗左多里さんの 旦那さんである 言語オタクのトニー氏によると、 ネイティブはこのことを全く意識していないようで、 例えば、スピーチする時なんかは「ジ」と言うけど、 普通の会話では「ザ」と言うそうだ。 結局
  1. ネイティブは、母音の前で「The」を「ジ」と読むとは教わらない。
  2. 「ジ」になることが絶対的に正しいとは言えないが、無意識に「ジ」になっていることがある。
  3. 何をどのくらい「ザ」と言うのかは国や地域、または 環境などによって違う
と まとめている。

この『母音の前にくる「The」は「ジ」と発音する 』というのは 私も中学校の英語の時間に習った記憶があるのだが、 果たして今の中学生も そう習っているのだろうか? 上記のように、実際の英会話では、あまり重要なことではないようなので、 こんな細かなことを教えるよりは、 モット教えるべき重要なことがあるような気がする。

【参考リンク】

カテゴリー: 英語 , 英語・異文化 関連本     22:24 | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年2月 9日

ぢゃんぼもち

今年のNHK大河ドラマの「篤姫」も 今日から シリコンバレー地区で放送が開始された。 この篤姫は ご存知の通り、薩摩藩島津家の物語である。 鹿児島には、旧島津家別邸として 「仙巌園」 (通称 磯庭園) という ところがある。 わたしが幼い頃、その 磯庭園 に 「ぢゃんぼもち」という名物があると聞いて、 どれだけ 大き(ジャンボ)な お餅なのだろう、と思っていた。

当時 磯庭園 に 父に連れて行ってもらって 実際に その「ぢゃんぼもち」を食べてみたのだが、 それが ぜんぜん 大きく(ジャンボで)なかったのにショックを受けた。 普通の一口大の小ぶりなお餅に 短い棒が2本刺してある みたらし団子のようなモノであった。 つまり 「ぢゃんぼもち」の「ぢゃんぼ」は「ジャンボ」ではなくて「両棒」。 串(棒)が2本ということで 「両(ぢゃん)・ 棒(ぼう)・餅(もち)」 なのである。 こちらのリンク に 実際の「両棒餅(ぢゃんぼもち)」の写真があるので ご覧頂きたい。

今年は、「篤姫」人気で鹿児島に観光される方も多いと思うが 仙巌園にお寄りの際は、是非「両棒餅(ぢゃんぼもち)」を お召し上がりください。

【参考リンク】

カテゴリー: 個人ネタ     22:02 | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年2月 8日

JTPAギークサロン「半谷明氏と Android について語る」

今回のJTPAギークサロンは、 携帯電話業界で話題となっている Googleの「 Android(アンドロイド) 」について。 その話題性の高さからか、 通常のギークサロンの倍近い参加者であった。

「 Android(アンドロイド) 」は、 現在 Googleにより開発されている 携帯電話向けの ソフトウェア・プラットフォームである。 Linuxをベースとしており、その上で Java VM(Virtual Machine)を実装している。 ただし、Java と言っても Sun Microsystems が 推進している J2ME等とは 異なったフレームワークとなっているらしい。

アプリケーションの開発環境としては、 Eclipse IDE の プラグインという形をとっている。 また SDK がサポートしているOSは Windows、Mac OS(Intel)、Linux(i386) だそうだ。 さらに、Android(アンドロイド) では、 UI(ユーザー インターフェース) は XMLで記述することになっている。

今回の講演をされた 半谷 明 (はんがい あきら) 氏は、 1970年の横浜生まれ、横浜出身。 1990年にウィスコンシン州へ渡米。 その後、1998年に Netscape 入社し、 California San Francisco Bay Area ("Silicon Valley") に移住。 以来、現在(2008年)まで、SF Bay Area 在住(永住)。 2006年からは Google でソフトウェア開発しておられる。

【参考リンク】

カテゴリー: JTPA , Java     22:08 | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年2月 7日

RedmineのWikiページの文法の詳細「A Textile Reference」

redMineのウィキの文法について解説してある Redmine.org の 「Wiki formatting」 の「Text formatting」の項目を読んでみると、 「A Textile Reference」 を参照するように説明されている。

この 「A Textile Reference」 ページでは、非常にたくさんの redMineの Wiki文法が サンプル付きで解説されている。 また、この Textile を Rubyでのモジュールとして実装したモノを 「 RedCloth 」 と言い、 Python 用を「PyTextile」と言うらしい。 ということは、 redMine では、 Ruby のモジュールである RedCloth を利用して Wikiを実現している、ということであろう。

A Textile Reference」 ページには、 「 Quick Reference 」 があるので、これが非常に参考になる。

さらにもっと詳しいマニュアルとしては、 「 RedCloth 」 サイトにある 「 Official Textile Reference Manual for RedCloth 4 」 が タグの一つひとつについて詳しく解説している。

【参考リンク】

カテゴリー: Redmine , Ruby     22:32 | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年2月 6日

RedmineのWikiページの文法「テキスト・フォーマット編」から「Headings と Paragraphs」

redMineに付属しているウィキ・システムの文法について 「リンク編」「画像編」の続きとして、「テキスト・フォーマット編」から 「Headings と Paragraphs」について。

Redmine.org の 「Wiki formatting」 ページには 「Text formatting」セクションがあるが、 そこで紹介されているモノから 今回は、「Headings」と「Paragraphs」をみてみることにする。

まず、「Headings」だが、これは、見出しを表すタグで、 HTMLで表すと、「 <h1> ~ </h1> 」 となるもの。 これを RedmineのWiki文法では、
h1. 見出しの内容
のように指定する。

次に、「Paragraphs」だが、
p>. right aligned
p=. centered
と解説されている。 つまり、行頭を「 p 」ではじめて 「 >. 」「 =. 」と続けることにより、 右寄せ、センタリングが行える。 また、ここには書いてないが、「 p<. 」とすると、左寄せになるようだ。 例として、例えばパラグラフを「 p=. 」を使ってセンタリングさせた場合、 HTMLとしては、
<p style="text-align:center;">This is centered paragraph.</p>
となっており、styleで「 text-align:center; 」を指定している。

【参考リンク】

カテゴリー: Redmine     22:27 | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年2月 5日

RedmineのWikiページの文法「テキスト・フォーマット編」から 「フォントのスタイル」

redMineに付属しているウィキ・システムの文法について 「リンク編」「画像編」の続きとして、「テキスト・フォーマット編」から 「フォントのスタイル」について。

Redmine.org の 「Wiki formatting」 ページには 「Text formatting」セクションがあるが、 そこで紹介されているモノからフォントスタイルを見てみる。

ここでは、redMine の Wiki で指定できるフォントのスタイルとして、
  • ボールド(bold) : *bold*
  • イタリック(italic) : _italic_
  • ボールド イタリック(bold italic) : *_bold italic_*
  • アンダーライン(underline) : +underline+
  • 抹消線(strike-through) : -strike-through-
の5つが解説されている。

個人的には、イタリックの文法 と アンダーラインの文法が 逆の方が覚えやすく感じるのだが、 既に決められているのでしかたがない。

【参考リンク】

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2008年2月 4日

RedmineのWikiページの文法「画像編」

RedmineのWikiページの文法の画像関連について。

RedmineのWikiページに画像を貼り付ける方法は、 画像のリンクを「 ! 」で囲ってやるとよい。 例えば画像ファイルが、 「http://farm2.static.flickr.com/1132/1251633491_23393d0483_m.jpg」だったら。
!http://farm2.static.flickr.com/1132/1251633491_23393d0483_m.jpg!
といった感じ。

また、この画像からのリンク、つまり、この画像をクリックしたら別ページに飛んだり、 別の画像ファイルを表示させたい場合。 例えば、上記画像をクリックしたら、もっと大きな画像 「http://farm2.static.flickr.com/1132/1251633491_23393d0483_b.jpg」 を表示させたい場合は
!http://farm2.static.flickr.com/1132/1251633491_23393d0483_m.jpg!:http://farm2.static.flickr.com/1132/1251633491_23393d0483_b.jpg
これでは判りにくいのでこのパターンをまとめると、
!表示させる小さい画像!:リンク先の大きな画像のアドレス
となる。

【参考リンク】

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2008年2月 3日

RedmineのWikiページの文法「リンク編」

ウィキの文法もシステム毎に微妙に違うようだが、 ここで、redMineに付属しているウィキ・システムの文法について まとめてみよう と思う。 全ての項目を調査しきれないので、まずは「リンク編」。 それも、ウィキ関連のみ。 つまり、他のプロジェクトや機能とのリンクについては またの機会に。

redMineのウィキの文法については、 Redmine.org の 「Wiki formatting」 に詳しくまとめられている。 このページにあるすべてについて言及しても しょうがないので、自分でよく利用しそうなモノだけを挙げておく。

まず、ウィキ・ページ間のリンク。 例えば「redMindについて」のウィキ・ページにリンクしたければ、
[[redMindについて]]
と記述する。画面上では、「redMindについて」と表示される。 もし、リンク先はそのままに、画面上の表示を変えたければ、
[[redMindについて|redMindについての説明はコチラをクリック]]
のように「 | 」で区切って、表示させたいテキストを続ければよい。

外部へのリンクについては、 そのまま記述すると、自動的にリンクになる。 例えば、
http://www.redmine.org
と書けば、 http://www.redmine.org のように そのアドレスへのリンクとなる。

画面上の表示を変えたければ、
"コチラがredmineの本家サイト":http://www.redmine.org
のように 表示させたいテキストをダブル・クォーテーションで囲み、 コロン「 : 」で アドレスへ繋げるとよい。



【参考リンク】

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2008年2月 2日

RedmineのWikiページの新規作成方法

Redmine をいろいろ実験していて、 ウィキ・ページについてもいろいろ試してみよう と思った。 しかし、最初の1ページ目を作成することは簡単なのだが、 2ページ目以降を作成する方法がどうしてもわからなかった。 どこを探しても「新規作成」のようなボタンもリンクもみつからないのだ。

そこでいろいろググってみて ようやく辿り着いたのが、 Redmine Users (japanese) Google グループ のページ。 そこのDiscussionsの 「Wikiについて」 というスレッドで、同じ問題で困っておられる方からのご質問があった。 解答部分を引用させていただくと、
Wikiのページの追加手法は、Tracと同じような手順です。 
#ほかに方法があるならわたしも知りたい!! 

1.リンク元になるページを編集し、Wiki PageのLinkを作成し保存する。 
例:[[TestPage]] 

2.元ページのリンクからTestPageへのリンクを辿ると、TestPageのページ編集画面に 
移るので、それを編集し保存。 

上記手順で新規ページが作成できます。
とある。 つまり、既存のウィキ・ページから 先にリンクを張ってしまって、 それをクリックすると 新規ページの編集ができる。 だから、管理画面から最初の1ページを作成することはできても それ以上の新規のウィキ・ページを作成するためのボタン等が 準備されていないことになっているようだ。

これは、上記のスレッドにも書いてあったが、 新規のウィキ・ページが、どのページからもリンクされていないことを 防止する措置だと考えられる。 しかし個人的見解だが、同じウィキ・システムでも PukiWiki 等には 新規ページ作成用のボタンが ちゃんと準備されている。 また、現在のredMineのWikiには 右側に「索引(名前順)」や「索引(日付順)」が 準備されているので、基本的に どのページからもリンクされないページというのは 存在しないことになる。

ちなみに、[新規作成]ボタンの作成方法について、 でぃべろっぱーず・さいど「Railsで作られたプロジェクト管理ツール"redMine"」 のコメント欄で紹介されている。

【参考リンク】

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2008年2月 1日

RedmineのWikiページの設定方法

Redmineの Wikiページは プロジェクト毎に管理される。 よって、新規のWikiページを作成する場合には、 まず、トップ・メニューの [管理]-[プロジェクト]から プロジェクト一覧を表示させ、該当するプロジェクトを選択する。 次に、プロジェクトの設定画面になるので、 そこから「Wiki」タブを選択。

「メインページ」という欄があるので、 そこに Wiki としてのトップ・ページの名前を入力する。 日本語でも問題ない。 私の場合、この欄には「メイン・メニュー」と入力することにしている。 入力後、「作成」ボタンをクリックするだけ。

その後、トップ・メニューの[プロジェクト]から 該当するプロジェクトを選択する。 ここで「Wiki」タブを選ぶと 自動的に Wikiのトップ・ページ、私の場合は「メイン・メニュー」の 作成画面となる。

あとは、Wiki文法に従って内容を書いてゆけばよい。

【参考リンク】

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