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2006年9月

2006年9月30日

Motorola E815 の使い方(6) 「Tap Method と iTAP English」

「Motorola E815」の使い方シリーズ、第6弾。 この「Motorola E815」には、文字入力方法について 「Entry Mode」と「Entry Setup」という 2つの概念があるようなのだが、 今回は、後者の「Entry Setup」について。

「Entry Setup」は、文字列入力状態から、 「メニュー」ボタンを押して「Editor Menu」画面へ行き、 そこで「Entry Mode」を選択する。 ここで、「Primary Setup」と「Secondaru Setup」の設定ができるが、 「Primary Setup」を選択する。 マニュアルには「Primary Setup」と「Secondaru Setup」の違いについては 全く説明がない。 ともかく、「Primary Setup」で選択できるのは以下の3つ。
  • iTAP English : キーを押すに従い、電話機が入力される単語を予想してゆく入力方法。
  • iTAP Espanol : 上記「iTAP English」のスペイン語版。 まず私が使うことはない。
  • Tap Method : キーを数回オスことにより文字入力をする方法。
上記のうち、「Tap Method」とは、 一般的に利用されている標準的な入力方法で、 キーパッドに刻印されている文字(アルファベット)を そのキーを何回か押すことにより入力する方法である。 例えば、「S」という文字を入力する場合、 [7PQRS]というキーを4回押すことによって 入力できる。 直感的でわかりやすいが、 1文字の入力に4回もキーを押さないといけない場合はあるので 大変面倒である。

一方、もっと早く文字入力ができるように 「iTAP」と呼ばれる入力方法があるらしい。 これについては、別のブログでレポートすることにする。

【参考文献】
  • Verizon Wireless Motorola E815 User Guide 「Choosing Text Entry Method (p40)」

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2006年9月29日

Motorola E815 の使い方(5) 「Text Entry Mode と その切り替え方法」

「Motorola E815」の使い方シリーズ、第5弾。 この「Motorola E815」には、文字入力方法について 「Entry Mode」と「Entry Setup」という 2つの概念があるようなのだが、 今回は、「Entry Mode」について。

この「Entry Mode」には3つのモードが存在するようだ。
  • Primary : 一般的な文字入力のモード。 入力画面の左上隅に「Abc1↑」もしくは「abc1」 の様に表示される
  • Numeric : 数字のみの入力のモード。 入力画面の左上隅に「123」の様に表示される
  • Symbol : シンボル・記号の入力のモード。 入力画面の左上隅に「@%」の様に表示される
これらのモードは、キーパッド最右下の「#」ボタンで切り替えることができる。 または、入力画面から 「メニュー」ボタンを押して、「Entry Mode」を選び、 入力モードを切り替えることもできる。

試してみると、入力する項目により入力モードの初期値は決められているようだ。 例えば、コンタクト・リストにおける 氏名を入力する欄の初期値は、Primaryモード であり、 電話番号を入力する欄の初期値は、Numericモード になっている。

ここで実験をしてみたのだが、 コンタクトリストの氏名入力欄では、切り替えボタン「#」を押すことにより、 上記の3つのモードが順番に切り替わっていくのだが、 電話番号入力欄では、入力モードの変更ができず、 他の入力モードに変更することはできなかった。

別の実験として、上記3つのどのモードの時でも、 キーパッド最左下の「*」キーにより、スペースを入力することができた。 しかし、電話番号入力欄では「*」キーにより「*」が、 また、「#」キーにより「#」が入力された。

【参考文献】
  • Verizon Wireless Motorola E815 User Guide 「Choosing Text Entry Method (p40)」

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2006年9月28日

Motorola E815 の使い方(4) 「Entry Method と Entry Mode と Entry Setup」

「Motorola E815」の使い方シリーズ、第4弾。 今回は、「使い方」というより、単なるマニュアル本に対するグチになってしまうのだが。

前々から この「Motorola E815」のマニュアル本は非常にわかりにくい とい書いてきたが、 このマニュアル本の 40ページ を読んでみると、 似たような見出しが2つある。
  • 「Choosing Text Entry Method」
  • 「Setup Up a Text Entry Method」
この2つを見ただけでは、 どう違うのかさっぱりわからない。

内容を読んでみると、そこには 「Entry Method」「Entry Mode」「Entry Setup」 という3つの言葉が出てきているのだが、 これまた これらの使い分けが非常に理解しずらい。

何回か読んだ結果、 前者の「Choosing Text Entry Method」は「Entry Mode」の選択について、 そして後者の「Setup Up a Text Entry Method」は「Entry Setup」の設定について のようである。 では、「Entry Mode」「Entry Setup」とは それぞれ いったい何なのか? これについて、別のブログにしよう。

【参考文献】
  • Verizon Wireless Motorola E815 User Guide 「Choosing Text Entry Method (p40)」
  • Verizon Wireless Motorola E815 User Guide 「Setup Up a Text Entry Method (p40)」

カテゴリー: 携帯電話     22:05 | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年9月27日

インターネット・エクスプローラー(IE:Internet Explorer) の 画面が真っ白 問題

ウェブページの開発において、 ブラウザーの画面が真っ白になってしまう問題の解決について。

お知り合いの方が開発中のウェブページに問題があったので調査してみた。 現象としては、 マッキントッシュ(Macintosh)上の Firefox等のブラウザーからは問題ないのだが、 マイクロソフト(Microsoft)の ウィンドウズ上で インターネット・エクスプローラー(IE:Internet Explorer) から ウェブページを見てみると、 画面が真っ白になってしまって、 何も表示されない場合があった。

いろいろ調べてみると、この問題は IEの仕様で、コード認識に矛盾点があると、 何も画面に表示されないことがあるようだ。 例えば今回の例でいうと、 charset の定義よりも前に 日本語が含まれた <title>タグ があり IEがそれを SHIFT_JIS と自動認識してしまう場合などである。

この手の問題からの解決策として、
  1. <meta>タグ で charset の定義をキチンと記述する。
  2. charset の定義の内容と 実際のhtmlファイルの文字コードをキチンと一致させる。
  3. <title>タグ は charset の定義の後に記述する。
というのがポイントのようだ。

【参考リンク】

カテゴリー: HTML/CSS     22:57 | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年9月26日

Motorola E815 の使い方(3) 「コンタクト・リストの表示順設定」

「Motorola E815」の使い方シリーズ、第3弾。 コンタクト・リスト(Contacts List)の表示順設定の方法 について。

今回は、コンタクト・リスト(Contacts List)の表示順設定の方法。 変更方法は以下のとおり。(マニュアル本 p76)
  1. コンタクト・リスト(Contacts List)を表示させる
  2. メニューキーを押す(Menu Key)を押す
  3. 「Contacts Menu」画面から、「Setup」を選択
  4. 「Contacts Setup」画面から、「Sort by」を選んでから[CHANGE]ボタン
  5. Name, Speed No., Email から選択する。
  6. 「DONE」(左ソフトキー)ボタンを押す。
上記の操作で「Speed No.」を選択すると各コンタクトに付けられている登録番号順の表示となり、 また、「Name」を選択するとコンタクト・リストの表示順番がABC順に表示される。 名前順の表示では、登録番号は表示されなくなる。

どちらの表示順番で表示していたとしても、 登録件数が数百件と 増えてくるとリストが長くなり、 お目当てのエントリーを見つけるために 始めから一件一件スクロールさせて見るのは大変。 そこで、コンタクト・リストを表示している画面で、 一気にジャンプする方法が必要となると思うのだが、 付属のマニュアル本では見つけられなかった。 このようなことが多々あるので、このマニュアル本はよくない、と以前書いたのだが。 しょうがないので いろいろ試してみたら方法がみつかった。 この方法はコンタクト・リストの表示順番の設定により操作が異なる。

まず、コンタクト・リストの表示順番が登録番号順の場合、 リスト表示画面で、キーパッドからお目当ての登録番号をすばやく押せば、 その番号のエントリー、もしくは、最寄のエントリーの部分にジャンプする。 但しこの際、すばやくキーを押さないと、目的のところにジャンプできない。 例えば、250番のエントリー付近をリストするために「2」「5」「0」と 入力する。 ところが 「2」と「5」の間に間隔があいてしまうと、 一度、2番のエントリーをリストし、 次に50番のエントリーをリストしてしまう。 だから2桁以上の番号の入力は素早く行う必要がある。

次に、コンタクト・リストの表示順番がABC順の場合。 この場合は、キーパッドから目的とするエントリーの頭文字を入力してやる。 例えば、先頭が「T」で始まるエントリー付近のリストを表示させたかったら 「8TUV」と書かれた キーを1度押せばよい。 また、「K」の場合は「5JKL」と書かれた キーを素早く2回続けて押せばよい。

【参考文献】
  • Verizon Wireless Motorola E815 User Guide 「Sort Contacts List (p76)」

カテゴリー: 携帯電話     22:50 | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年9月25日

Motorola E815 の使い方(2) 「コンタクト・リストについて」

「Motorola E815」の使い方シリーズ、第2弾として 携帯電話で最もよく使う機能、 コンタクト・リスト(Contacts List)の基本機能についてまとめてみた。

Motorola E815 に 電話番号を登録する際、 それぞれのエントリーに スピード・ダイヤル番号が付けられる。 この番号は 1番から 1000 番まで振ることが可能で 合計1000件の登録ができる。 番号は連続である必要はなく、間があいていてもよいので、 登録番号を自分で管理しやすいように整理した方がよいだろう。 例えば、仕事関係の電話番号を100番代、趣味関係が200番代とか。 こうしておけば、番号順に並べて表示させた場合、 関連する電話番号が探しやすい。

登録された電話番号に電話するには、 コンタクト・リストを表示させ 掛けたいエントリーを呼び出して「Send」キーを押せばいいのは どの携帯電話でも同じであろう。

Motorola E815 の特有の操作方法として、 もし、掛けたい先のスピード・ダイヤル番号を覚えていたら、 通常の状態からスピード・ダイヤル番号を入力後、 「#」ボタン を押すと、 そのコンタクト・リストのエントリー呼び出すことができる。 あとは「Send」キーで電話がかけられる。

この方法で あるエントリーを呼び出した際、 上下の矢印キーで、前後の登録番号のエントリーに移動できる。 これを考えると やはり 関連するコンタクト先の登録番号を固めて登録しておいた方が 便利である。

また、登録番号の1番から9番までの番号には 「1-Touch Dial」という機能があり、 その登録番号のキーを1秒以上押すことにより、 そのまま電話がかかる。 だから 特によく掛ける電話番号は 1桁の登録番号にしておくと便利。

【参考文献】
  • Verizon Wireless Motorola E815 User Guide 「Calling with Speed Dial (p68)」
  • Verizon Wireless Motorola E815 User Guide 「Calling with 1-Touch Dial (p68)」

カテゴリー: 携帯電話     22:04 | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年9月24日

Motorola E815 の使い方(1) 「マニュアル」

「Motorola E815」の使い方シリーズ、第一弾。 まずは情報源になるマニュアルについて。

以前のブログ アメリカ携帯電話 購入レポート(17) 「Motorola E815」 で述べたとおり、現在自分が使用している携帯電話は「Motorola E815」だ。 これから「Motorola E815」の使い方シリーズとして、 この機種の使い方を少しづつレポートしていってみようと思う。 といっても 単に自分のための防備録なので、 自分が困って調べた使い方のレポートになってしまうが。

そこで第一弾としてマニュアルについて。 私が現在 使用している携帯電話機「Motorola E815」の箱にも マニュアル本が付属してきた。 このマニュアルは、1冊の中に2つの言語で書かれており、 片方の言語は もちろん英語。 もう片方の言語として 本の反対側から開くと スペイン語の表記になっている。 私は、まったくスペイン語は読めないので、 英語の方を 一通り目を通してみたが、はっきり言って判りにくい。 もう少し、判りやすく書けないものかな。

このマニュアル本だけでは、ベライゾンもユーザーからの問い合わせによる サポートコストが掛かってしまうからか、 ウェブ上のサポートページは充実しているようだ。 ベライゾンのサポート・サイトの 「Phones & Devices」ページ で、ベライゾンが販売してきた携帯電話機の メーカー と 型番 を 選択できる。 一度選択しておくと Cookie か何かを利用して選択した機種を覚えていてくれるようだ。

このページの「Equipment Guide」リンクをクリックすると、その機種のオンライン・マニュアルに飛べる。 私の場合は、 「Motorola E815 User Guide」 ページとなり、 ここでは、フラッシュによるインターラクティブなユーザーガイドが見られるようになっている。

その他、このサポート・ページには、 Bluetooth、TXT Messageing、V CAST 等、 注目される機能や ベライゾンが提供している各種サービスの 説明やFAQページへのリンクがまとめられている。 これらの機能やサービスについて 勉強がてら これから おいおい調べてゆこうと思う。

【参考リンク】

カテゴリー: 携帯電話     22:37 | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年9月23日

第3回鹿児島大学シリコンバレー研修ツアーの北米毎日新聞記事

先週、第3回鹿児島大学シリコンバレー研修ツアーが行われたが、 その様子について、北米毎日新聞紙上にていくつかの記事として 掲載された。

はじめの記事は、9月21日付の 北米毎日新聞 J-PAGE 2 に 「日本町の歴史を聴講 --- 鹿児島大生が訪問 ---」 と題して、 鹿児島大学の研修生が サンフランシスコ(San Francisco)日本町レストラン「bushi-tei」 オーナーの 松葉タックさんから 日本町の歴史や展望をうかがったことについて。 bushi-teiの店内中央の大きなテーブルを 囲んで 松葉さんがお話されている様子の 写真が添えられている。

翌日 9月22日付の 北米毎日新聞 J-PAGE 2 に 「鹿児島大SV事務所がフォーラム --- 鹿児島のリーダーに思いはせ ---」 という見出しで 先日15日の「日米未来フォーラム」の様子を伝えている。 この記事には、 パネリストの 内田慶四郎氏、本田氏、内田誠一郎氏 の写真と フォーラムを聴講中の学生の様子を写した写真が載せられている。

また、同日の北米毎日新聞 J-PAGE 5 に 関連記事として、 「SV見学 鹿児島大生が報告 --- 経験生かし頑張りたい ---」 という題で 日米未来フォーラムで ツアー参加の学生と職員の皆さんが 研修の成果を発表した様子が取り上げられている。 こちらの記事にも 学生さんが発表している様子を写した写真が載っているのが、 その後ろに写っているのが私だったする。

【参考リンク】

カテゴリー: 鹿児島大学シリコンバレーツアー     22:32 | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年9月22日

JTPAギークサロン: 奥井一穂氏

今回のJTPAのギークサロンでは、 リソース環境が厳しいシステム向けの VoIPエンジンを開発された奥井一穂氏。

奥井さんは今年になってから、 シリコンバレー(Silicon Valley)に進出してこられた方。 個人的にはこのギークサロン以前から何回かお会いさせていただいている。

奥井さんのプレゼンでは、 VoIPエンジンの開発ということで、 組み込み系のリアルタイム処理についての解説があった。

コンピュータが専門でない方は、 「リアルタイム処理」と言うと CPUの処理スピードが速いシステムというイメージがあるようだが、 実際には CPUの処理スピードが早い・遅いではなく、 処理しなければならない仕事(タスク)を 定められた時間内に処理できるように、 スケジュールを組んだり、 間に合わなかった場合の処理を定義できたりするシステムのこと。

奥井さんのプレゼンは さすがに ご自分で端から端まで 開発されただけあって説得力があり、 わかりやすく 大変 楽しませていただいた。 プレゼン後も、金曜日だったということもあり、 参加の方々が深夜まで情報交換をされていた。

【参考リンク】

カテゴリー: JTPA     22:22 | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年9月21日

JTPAニュースレター編集会議 (20060921)

JTPAのニュース・レター編集会議が例のごとくMUSEで行われた。 今回は 「ベイエリアの交通事情」。

シリコンバレー(Silicon Valley)に長年住んでいても 公共交通機関を利用することはほとんどない。 シリコンバレー近辺に住む編集会議参加者の皆さんも皆同じ。

こんな私でも、 サンフランシスコ(San Francisco)市内に行くために 近年 開拓したのが「BART」。 サンフランシスコ中心部では駐車場が少ないのと、 あっても駐車料金が高額。 ちょっと離れた立体駐車場なんかに停めたりすると、 目的地まで結構歩かないといけないし、その分 時間もかかる。 こんなことなら、BARTに乗って、最寄の駅で降りた方が早かったりするし、 第一、駐車場代が安くすむ。

もっぱら Daly City 駅に車を停めて、 BARTで サンフランシスコ中心部へ向かうことが多い。 Daly City 駅を利用する理由は、 BART の Maps & Directions を見るとわかるが、 すべての路線が Daly City 駅を通過している。 だから、サンフランシスコ中心部から帰って来る時も、 乗り場(乗車ホーム)さえ間違えなければ、 どの車両に乗っても Daly City 駅までは辿り着けるわけだ。

通常、Daly City 駅に駐車すると、駐車料金が $2.00 なのだが、 編集会議での情報によると、Millbrae駅では 駐車場代がタダであるそうだ。 では、ここで実態を調査してみよう。 領事館などへ行く際に利用する Montgomery St. 駅 までの料金を 駐車料金までを含めて算出してみる。 算出には、 Fare Calculator ページを利用する。 これによると、Daly City 駅 からだと BART料金が $5.30 なので、駐車料金を合計すると $7.30 となる。 一方の Millbrae駅からだと BART料金が $7.60 となる。 結局、駐車場代がかからないMillbrae駅からよりも、 駐車料金がかかっても Daly City 駅からの方がお得なようだ。

【参考リンク】

カテゴリー: JTPA     22:43 | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年9月20日

カープール と ハイブリッド車

ここ何日か、カープールについての話が続いているので ついでにもうひとつ。 カープール と ハイブリッド車 について。

カープール・レーンでは、指定された時間滞に、 一台の車に複数人数が一緒に乗り合わせていなければ、 そのレーンを走ってはいけない規則だ。 しかし、カリフォルニアではこの交通法規に例外が認められている。 それがハイブリッド車だ。 ハイブリッド車だと、一人しか乗っていない場合でも カープール・レーンを走行できるらしい。

これに関しては、 「ハイブリッド車、カープールレーンで1人乗り認可」 という日本語の記事がみつかった。 この記事によると、カリフォルニア州では以前から 電気自動車や CNG(圧縮天然ガス)エンジン や 燃料電池車に限り 1人乗車での走行が認められていたようだ。 その後、ガソリン・ハイブリッド車も加えられた とのことである。

ただし、すべてのハイブリッド車が認められているわけではない。 厳しい承認基準を満たしている車種のみが承認されており、 トヨタの「プリウス」、ホンダの「シビック・ハイブリッド」と「インサイト」が 該当車種だそうだ。 ホンダ「アコード」や レクサス「RX400h」等の 大型ハイブリッド車は適用外になっている。

実際にこれらのハイブリッド車に一人乗車で カープール・レーンを走るためには、 カリフォルニア州のDMVから「クリーン・エア・ビークル・ステッカー」の交付を受け、 車体にそれを貼り付けておく必要があるようだ。

【参考リンク】

カテゴリー: シリコンバレー     22:36 | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年9月19日

カープール の落とし穴

前回のブログ「 菱形 の 道路標示 」で 道路標示の菱形は「カープール レーン」を示していることを書いたが、 今回は それに関連して、 これからシリコンバレーで車の運転を始める方へのアドバイス。

シリコンバレー(Silicon Valley)の周辺では、 101号や85号と言ったフリーウェイには カープール専用レーンが設定されている。 通常、これらのフリーウェイの場合、最も左側(内側)の最速レーンに カープール・レーンが割り当てられている。

アメリカ(シリコンバレー)に来たばかりで、 地理も交通法規も、 ましてや英語にも 慣れていない状況だと、 自信が持てず、どうしても 最も右側(外側)のレーンをゆっくりと走ろうとしてしまう。 特に、朝や夕方の ラッシュ時のように 交通量が多い時間帯は なおさらである。

このような状況では、フリーウェイのカープール・レーンを 走ることは まず考えられない。 だから、このカープールの交通規則を違反することはないであろう。

ところがである。 シリコンバレーの周辺では、フリーウェイ以外にも ローレンス(Lawrence) や サン・トーマス(San Tomas) 等の エクスプレス・ウェイ と呼ばれる大き目の道路にも カープール専用レーンが設定されている。 そして、なんと これらの道路では、最も右側(外側)のレーンが カープール・レーンになっているだ。 これにはシリコンバレー初心者は引っかかってしまいやすい。 おまけに、カープール違反の罰金も非常に高額となっているので、 こちらで運転し始めてそうそうに、高い罰金を払った人が何人もいる。

これから、シリコンバレーで運転を始める方、 カープール、特に、ローレンス(Lawrence) や サン・トーマス(San Tomas) では 十分に注意されたし。

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2006年9月18日

菱形 の 道路標示

ツアー中の質問で 前回ブログでふれた「 ガソリン価格の日米比較 」の次に多いのが、「菱形」の道路標示。

まず初めに、言葉の定義から。 道路交通の規制や指示などを表すサインのうち、 看板になっているものを「道路標識」、 路上にペイントされているものを「道路標示」と言うらしい。 だから、この場合は、道路の上に「菱形」に白くペイントされているから 「道路標示」と呼ばなくてならない。

日本でこの道路標示は、 確か「前方に横断歩道または自転車横断帯あり」だったと思う。 ところがこの道路標示、 こちらでは高速道路でよく見かけられる。 時速100Km以上のスピードで走る街中のハイウェイに 横断歩道があるわけはないので、 この道路標示の意味は 日本とアメリカ(カリフォルニア)では異なることがすぐにわかる。

では、その答えは というと、「カープール レーン」を示している。 「カープール」とは いわゆる「相乗り」のことで、 一台の車に複数人数が一緒に乗り合わせることを表している。 これには、交通渋滞の緩和、エネルギーの節約、大気汚染の防止、 などなどのメリットがある。 シリコンバレー(Silicon Valley)の近辺では、 このカープール専用レーンに有効となる 曜日や時間が決められており、 だいたい月曜から金曜の朝と夕方が指定されている。

【参考リンク】

カテゴリー: シリコンバレー , 鹿児島大学シリコンバレーツアー     22:30 | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年9月17日

ガソリン価格の日米比較

鹿児島大学 とか JTPA とかの シリコンバレーツアーで案内をしていて よく訊ねられるのが 「アメリカのガソリンって 日本より高いんですね」 という質問。

日本でのガソリン価格を 1リットル 140円と仮定して、 為替レートが 1ドル 117円 ぐらいとすると、 大体 1ドル20セント あたりか。 日本からのツアー参加の皆さんは アメリカのガソリン価格として これより安い値段を予想しているらしい。

ところが、シリコンバレーの道端の ガソリン・スタンドの店頭に表されている 値段は、2ドル50セント とか 3ドル とか表示されているので 彼らは 「アメリカのガソリンは、日本より2倍 もしくは それ以上に高い」 と感じてしまうようだ。 しかしこれには、実は落とし穴がある。

アメリカで液体を量る最も一般的な単位は「ガロン(gallon)」。 1ガロンは 約 3.785リットル。 ガソリンの販売にも この ガロン という単位が使われており、 ガソリン・スタンドの店頭表示価格も 1ガロンあたりの値段である。

比較するために、高めの値段 1ガロン当たり 3ドル を基に換算すると、 こちらのガソリンのプライスは 1リットルあたり約80セント となって、 日本より30%以上安いことがわかる。

【参考リンク】

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2006年9月16日

第3回鹿児島大学シリコンバレー研修ツアー 第6日目

「第3回鹿児島大学シリコンバレー研修ツアー 報告シリーズ」。 ツアーの第6日目は「帰国の日」

今日は、ツアー参加の学生の皆さんが サンノゼ(San Jose)空港からのフライトで帰国するだけ。 サンノゼ空港からのアメリカン航空便だと、 ホテルから距離的にも近いし、 出発時間もお昼頃なのでゆっくりできるし、 いろいろ都合がよい。 しかし、この便が使えるのもツアーとしては今回が最後となる。 以前のブログ 「アメリカン航空、成田-サンノゼ線の廃止」 でもレポートさせていただいたとおり、 サンノゼ空港からのアメリカン航空による成田便は、来月10月28日で運行が廃止されてしまう。 とても残念なことだ。

それから サンノゼの天気は全く問題なかったのだが、 日本の天気予報では、ちょうど大型の台風が接近しているようだ。 それがチョット心配。

それにしても、 お蔭様で今回のツアーも無事、全日程を終了しました。 このツアーのために 直接的にも、間接的にも、 たくさんの方々にお世話になりました。 お礼申し上げます。 本当にありがとうございました。

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2006年9月15日

第3回鹿児島大学シリコンバレー研修ツアー 第5日目

「第3回鹿児島大学シリコンバレー研修ツアー 報告シリーズ」。 ツアーの第5日目は「最終日」

やっと と言うか とうとう と言うか、 本日でツアーとしては最終日を迎えることになった。 この日は、会社訪問だけでなく 山登り や 農場視察など、 自然との対話もあるし、最後には ツアーの報告会もあったりする 非常に多彩な一日。 さて、第3回鹿児島大学シリコンバレー研修ツアー最終日、 第5日目の主なスケジュールは以下のとおり。
  • SV一望の丘(Fremont Older)
  • Apple社 視察
  • Yahoo社の視察 と 社員食堂で昼食
  • サリナス(Salinas)の 内田慶四郎氏の 農場を視察
  • 「日米未来フォーラム」
今日も、いろいろと走り回った一日だった。 日米フォーラムでも たくさんの方々にお集まりいただいた。 学生の皆さんにとっては、 たくさんの人前で、ツアーについて発表するのは 大変だったかもしれないが、経験だったと思う。

私もフォーラムにて、このツアーについてのプレゼンをさせていただいた。 このプレゼンで、前々から考えていたネタを披露してみた。 それが思いのほか ウケテしまった。 それはそれで大変うれしいことだったのだが、 来年のプレゼンのネタを新たに考えなければならなくなってしまった。 さー、どしようかな。

【参考リンク】

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2006年9月14日

第3回鹿児島大学シリコンバレー研修ツアー 第4日目

「第3回鹿児島大学シリコンバレー研修ツアー 報告シリーズ」。 ツアーの第4日目は「シリコンバレー周遊の日」

「シリコンバレー研修ツアー」と題しているからには、 シリコンバレー(Silicon Valley)を巡らないわけにはいかない。 今日はそのメインの日。 ということで、 第3回鹿児島大学シリコンバレー研修ツアー第4日目の 主なスケジュールは以下のとおり。
  • Google社 訪問
  • Moffett Field 博物館 視察
  • NASA 博物館 視察
  • Interplace オフィス訪問
  • 丸紅 オフィス訪問
  • Intel 博物館 視察
  • 梅田望夫氏 レクチャー
  • 安藤茂彌氏 レクチャー
  • JTPA パネル・ディスカッション
この日も、他の日と同じように シリコンバレーを大急ぎで駆け回った。 特に「ウェブ進化論」のヒット以来、 超多忙な梅田さんにご講演していただけたのは大変ラッキーだった。

また、今回は初の試みとして、 擬似シリコンバレー就職面接体験を企画したが、学生の皆さんにも好評だった。 ご協力いただいたインタープレースの皆さんには大変お世話になった。

【参考リンク】

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2006年9月13日

第3回鹿児島大学シリコンバレー研修ツアー 第3日目

「第3回鹿児島大学シリコンバレー研修ツアー 報告シリーズ」。 ツアーの第3日目は「バークレー・SFの日」

この日は、シリコンバレー(Silicon Valley)を少し離れて カリフォルニア大学バークレー校(University of California, Berkeley :UCB) と サンフランシスコ(San Francisco) 方面の視察。 ということで、 第3回鹿児島大学シリコンバレー研修ツアー第3日目の 主なスケジュールは以下のとおり。
  • カリフォルニア大学バークレー校(University of California, Berkeley :UCB) にて、日本人留学生との交流会
  • ポール・ライト(Paul Wright)教授の研究室を視察
  • CITRIS Seminar 視聴
  • 日本学術振興会サンフランシスコ研究連絡センター(JSPS) 視察
  • サンフランシスコ(San Francisco)市内各地を視察
  • SF日本町の「bushi-tei」での夕食とレクチャー
ツアー中、参加学生さんにとって、もっとも残念だったのが、 ゴールデン・ゲート・ブリッジ(Golden Gate Bridge)の霧。 私も今まで何回も ゴールデン・ゲート・ブリッジ を訪れているが、 これほど深い霧に包まれているのを見たのは初めてだった。 おそらく視界 20m 程だったと思うが、全く何も見えなかった。

それから、最後の「bushi-tei」では、北米毎日新聞に ツアーの様子を取材していただきました。

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2006年9月12日

第3回鹿児島大学シリコンバレー研修ツアー 第2日目

「第3回鹿児島大学シリコンバレー研修ツアー 報告シリーズ」。 ツアーの第2日目は「スタンフォードの日」

このツアーでは、それぞれの日に、 その日 その日 を 言い表す簡単なタイトルをつけているのだが、 この日は「スタンフォードの日」。

第3回鹿児島大学シリコンバレー研修ツアー第2日目の 主なスケジュールは以下のとおり。
  • ホテルからスタンフォード大学(Stanford University)のキャンパスへ移動
  • Stanford Escondido Village にて 寄宿舎を視察
  • バイオ系の施設(Fairchild Center, Bio-X 等)の視察
  • Main Quad, Memorial Church 等を見学
  • Tresidder Union 等で各自昼食・
  • SLAC(Stanford Linear Accelerator Center)見学
  • 西村俊彦先生の講演
  • 法律事務所WSGR の弁護士によるレクチャー
  • JBC パネル・ディスカッション
これでも端折って書いたのだが、実際は細かい事項が他にもあった。 少し詰め込み過ぎたな、というのが自らの反省。

スタンフォードではいろんな方にお世話になったが、 特に、樋口 さんには、寄宿舎の視察を始め、スタンフォードの案内全般をお手伝いいただいた。 樋口さん とは JTPAでも活動をご一緒させていただいている。 いつもの事ながらご協力に感謝、感謝。

それから、これも毎回のことであるが、 JBCのオーガナイザーの皆さんにパネリストとなっていただき、 パネル・ディスカッションを行っている。

【参考リンク】

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2006年9月11日

第3回鹿児島大学シリコンバレー研修ツアー 第1日目

「第3回鹿児島大学シリコンバレー研修ツアー 報告シリーズ」。 とうとうツアーの第1日目。 この日の主なスケジュールをご紹介させていただく。

第3回鹿児島大学シリコンバレー研修ツアー第1日目の 主なスケジュールは以下のとおり。
  • サンノゼ(San Jose)空港 到着
  • Valley Fair Shopping Center の Food court で各自昼食
  • オリエンテーション(担当:四元)
  • オリエンテーション&ボランティア概論(担当:久保由美さん)
  • 英語による交流会
  • Pixera社 井手社長レクチャー
  • ホテル チェックイン
今日のコメントとしては、 全員無事にサンノゼ空港の到着ゲートから出て来てくれて まずは一安心、と言ったところ。 午後も、眠いところ学生の皆さん頑張ってくれました。 お疲れ様でした。

【参考リンク】

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2006年9月10日

アワビ会

「第3回鹿児島大学シリコンバレー研修ツアー 訪問先紹介シリーズ」。 とうとうツアーの前日になってしまったのだが、 あわただしい準備の最中、急遽、「アワビ会」のお誘いがあった。

鹿児島大学シリコンバレー研修ツアーの前日ということもあり、 鹿児島から石原田先生も到着し、 二人でいろいろとツアーの準備をしていたのだが、 そこに電話が入ってきた。 今回のツアー中にご講演をお願いしている ベンチャーアクセス の安藤さん宅で「アワビ会」を行っているので是非 参加するようにとのお誘いだった。 今日採れた新鮮なアワビを囲んでパーティーを行っているらしい。 そして、そのアワビを採ってこられたのが これまた、今回のツアー中にご講演をお願いしている スタンフォード大学の西村先生だそうだ。

石原田先生と二人でお邪魔させていただき、 巨大かつ新鮮なアワビをご馳走になった。 パーティーは まだまだ盛り上がっていたのだが 残念ながら翌日からのツアーの準備が終わっていなかったので 私だけ早めに切り上げさせていただいた。

さて、明日からのツアーはどうなることか。

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2006年9月 9日

bushi-tei

「第3回鹿児島大学シリコンバレー研修ツアー 訪問先紹介シリーズ」。 今回は サンフランシスコでのレクチャー 兼 ディナーを 予定している「bushi-tei」について。

bushi-tei」とは、 サンフランシスコ(San Francisco)の ジャパン・タウン(Japan Town)の フレンチ・カリフォルニア・フュージョンスタイルのレストラン。 ポスト・ストリート(Post Street)沿いで、 ちょうど都ホテルのお向かいにあたる。

この「bushi-tei」は 綿半グループ の一員で、 オーナーの Tak Matsuba 氏は 長年に渡り、綿半グループの経営にあたってこられた 立派な起業家であられる。 今回のツアーでは、レストラン bushi-tei の経営を含め、 いろいろなお話が伺える予定である。

ちなみに事前に bushi-tei の予約をする場合は、 以前、JTPAのニュースレター編集会議で話題になった OpenTable.com から予約することができる。

【参考リンク】

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2006年9月 8日

JSPS San Francisco Office

「第3回鹿児島大学シリコンバレー研修ツアー 訪問先紹介シリーズ」。 今回は UCBの後に訪問予定の「JSPS」について。

まず、「JSPS」とは、「Japan Society for the Promotion of Science」の頭文字。 「独立行政法人 日本学術振興会」の英語表記である。 この日本学術振興会は 略して「学振」とも呼ばれている。

では、どんな組織化というと、 へたに私が説明するより、実際の説明がホームページにあるので それを引用させていただくと、
日本学術振興会は、 学術研究の助成、 研究者の養成のための資金の支給、 学術に関する国際交流の促進、 学術の応用に関する研究等を行うことにより、 学術の振興を図ることを目的として設立された独立行政法人です。
とある。

上記の文章中に「国際交流の促進」とあることからもわかるように、 世界各地に海外拠点がある。 アメリカには事務所が2箇所あるのだが、 ひとつは ワシントン(Washington)で、 そして もうひとつが 今回の訪問先の サンフランシスコ(San Francisco)事務所 「JSPS San Francisco Office」である。 日本語表記では、 「日本学術振興会サンフランシスコ研究連絡センター」となっている。

名称は 「サンフランシスコ研究連絡センター」 となっているが、 実体は、サンフランシスコではなく バークレー(Berkeley) にある。 ちょうど カリフォルニア大学バークレー校(University of California, Berkeley :UCB) のそばにバートの駅があるのだが、 その駅から出ると目の前にJSPSが入っているビルがる。 オフィスは9階にあり、サンフランシスコ・ベイが見渡せる。 ここには日本の各大学や、文部科学省からの職員の方々が 数名勤務されておられる。

今回の訪問の際には、所長の 竹田先生から、 学振についてや、学振の制度を利用して海外留学する方法等、 いろいろなお話をしていただく予定となっている。

【参考リンク】

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2006年9月 7日

SVJEN 富田早苗氏 エンカレッジメントセミナー(20060907)

JETROとSVJEN の共催の特別講演会として、 「Golden State Warriors チアーダンサー 富田早苗氏 エンカレッジメントセミナー」 が開かれた。

この日をはさんで 9月5日 から 9月8日の日程で、 JETRO BIC 主催の 「ITビジネス研修」 が サンノゼ(San Jose) ダウンタウンの 「Hotel De Anza」で行われていた。 これは、IT産業クラスターであるシリコンバレー(Silicon Valley)での 短期集中型の現地研修ということで、 米国でのビジネス展開をめざすIT系起業家の方々が 日本から多数参加されていた。

このエンカレッジメントセミナーは、 日本からのJETRO「ITビジネス研修」参加者の方々と こちらシリコンバレー在住の起業家とのネットワーキングの役目も果たしていた。 そのため セミナー開催場所は、 ITビジネス研修の会場でもある「Hotel De Anza」の1階ホールで行われた。

で、このエンカレッジメントセミナーについてであるが、 まず「ゴールデンステート・ウォリアーズ (Golden State Warriors)」 とは カリフォルニア州オークランドに本拠を置く 全米プロバスケットボール協会 (NBA) のチームのひとつである。 今回の講演者 富田早苗さんは、このプロバスケットボール チームの チアーダンサーを5期連続で務められている方である。

チームを応援する 表向き華やかなチアーダンサーとはいっても オーディションに勝ち残らなければ採用されない。 1シーズンでも採用されるのが大変だ。 シーズンが終われば、今までの実績はまったく関係なく また新たなオーディションが行われるという厳しい世界である。 そこで5年間に渡り連続して オーディションをパスしてこられたということは、 並々ならぬ努力と 強運の持ち主だ ということがよくわかる。

講演では、渡米から今までの経緯や その間のビザの問題や チアーダンサーとして生き残ってきた様子について ありのままにお話されていた。 また、講演の途中にチアリーディングのビデオ上映も行われた。

早苗さんの体格は平均的日本人女性といったところでたいへん小柄な方であった。 こんな小柄な方が 大柄なアメリカ女性に混じって演技されるのだから驚きである。 その点についてはご本人もよく認識されていて、 「常に自分を大きく見せるように務めている」とおっしゃっていた。 そんな早苗さんの写真を見たい方は、 「Warrior Girls」ページに メンバーとして紹介されているので、そちらをどうぞ。

講演終了後のネットワーキングの際には、 私も 「ITビジネス研修」に日本から参加の何人かの方々と 名刺交換をさせていただいた。

【参考リンク】

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2006年9月 6日

CITRIS

「第3回鹿児島大学シリコンバレー研修ツアー 訪問先紹介シリーズ」。 今回は 「CITRIS」と 鹿児島大学とも提携していただいている ポール・ライト(Paul Wright)教授 について。

「CITRIS」とは「Center for Information Technology Research in the Interest of Society」の 頭文字から名づけられており、 情報技術を 社会、環境、健康・医療 等の問題解決に役立てることを研究する機関である。

この 「CITRIS」は カリフォルニア大学(University of California:UC)のキャンパス バークレー(Berkeley)デービス(Davis)マーセド(Merced)、そして サンタクルーズ(Santa Cruz)、 以上 4つのキャンパスの 数多くの学部・学科から 数多くの研究者・学生と 60を超える企業の研究者が 参加して成り立っている。 これはカリフォルニアを代表する 産学官の巨大共同研究プロジェクトのひとつである。

研究分野として、あらゆる分野とITとの融合を目指しているが、 特に エネルギー効率、交通、地震対策、教育、健康・医療、環境 に重きを置いている。

今回のツアーでは、 この CITRIS のチーフ・サイエンティストでもあり また、UCBの機械工学の教授でもある ポール・ライト(Paul Wright)教授 の研究室を見学する予定になっている。 私も以前、先生の研究室に伺わせていただき、デモを拝見した。

ポール・ライト先生の最近のご研究は「 ラピッド・プロトタイピング」。 この技術は三次元プリンターにより 図面から瞬時にプロトタイプを作成することができる技術である。 これにより新製品の開発現場において、 わずかな時間とコストで試作品を作り出し、 実際の製品の形状を手にとって確かめることができるようになる。 加えて、この技術は 金型からは製造することが不可能な複雑な形状の 部品やシャーシをも作り出すことができる。

【参考リンク】

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2006年9月 5日

ローレンス科学館 (LHS: Lawrence Hall of Science)

「第3回鹿児島大学シリコンバレー研修ツアー 訪問先紹介シリーズ」。 今回のツアーでは訪問予定ではないのだが、 カリフォルニア大学バークレー校(University of California, Berkeley :UCB) についていろいろ調査していて見つけたので この ローレンス科学館についてもレポートしてみよう。

この 「ローレンス科学館 (LHS: Lawrence Hall of Science)」は、 サイクロトロンを発明者された 「アーネスト・オーランド・ローレンス(Ernest Orlando Lawrence)」 教授の ノーベル賞受賞を記念して1968年に建てられた科学館である。 場所は UCBのメイン・キャンパスから さらに山側に少し行った丘の上にあり、 そこからはバークレーの町やサンフランシスコ湾にかかる ゴールデンゲートブリッジ等が展望できるようだ。 詳しくは ローレンス科学館への地図 ページを参照のこと。

ローレンス科学館は、 幼稚園から高校生までへの 科学と数学の理解と教育 を支援することを目的としており、 そのための展示やイベントをしている。 また、館内にはローレンス氏のノーベル賞の賞状とメダルが展示されているそうだ。

入場料は 大人 $9.50。 一部の祝祭日を除く毎日 開館しており、 展示は 午前10時から午後5時までとなっている。 個人的には まだ行ったことがないので、 いづれ、機会があったら訪ねてみたいと思う。

【参考リンク】

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2006年9月 4日

セイザータワー(Sather Tower)

「第3回鹿児島大学シリコンバレー研修ツアー 訪問先紹介シリーズ」。 今回は カリフォルニア大学バークレー校(University of California, Berkeley :UCB) の キャンパスを象徴する建物「セイザータワー(Sather Tower)」である。

スタンフォード大学にフーバー・タワーがあるように、 UCBにも 1914年に立てられた「セイザータワー(Sather Tower)」があり、 高さは 307フィート(93.6m)、 UCBのキャンパスの中心部に位置する。 塔の上部には時計と 61個のベルからなる「組み鐘(Carillon)」 が備わっている。

このキャリロンは、 時計と連動して自動的に鳴らされるわけではなく、 キャリロン演奏者(Carillonist)と呼ばれる音楽家が、 毎日指定された時間に演奏している。 詳しくは、 パフォーマンス・スケジュール のページにあるとおりであるが、 月曜から金曜は 7:50am、正午、6:00pm に演奏される。

これを調べるまで知らなかったのだが、 こういう「つりがねを鳴らす堂」のことを 「鐘楼(しょうろう)」と言い、 英語では、「Campanile」と言うらしい。 この「セイザータワー(Sather Tower)」は、UCBを代表する 「鐘楼(Campanile)」である。

この鐘楼には、地上200フィート(約60m)のところには展望所があり、 そこからはキャンパスはもちろん、バークレーの町並みから、 サンフランシスコ・ベイ全体が見渡せるらしい。 この展望所の入場料は一般2ドル。 月曜から金曜日は午前10時から午後4時、 土曜日は午前10時から午後5時、 日曜日は、午前10時から午後1時30分までと午後3時から午後5時までオープンしている。

【参考リンク】

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2006年9月 3日

バークレー(Berkeley)市 と 堺市

「第3回鹿児島大学シリコンバレー研修ツアー 訪問先紹介シリーズ」 今回は、バークレー(Berkeley)市 と 堺市 の姉妹都市提携について。

カリフォルニア大学バークレー校(University of California, Berkeley :UCB) について いろいろ調査していて判ったことだが、 UCB のある バークレー(Berkeley)市 と 大阪府の堺市 とは 1967年に姉妹都市提携を結んでいるそうだ。 この姉妹都市の活動を司る 「堺・バークレー協会(Sakai-Berkeley Association)」 という団体が組織されており、 以来 両市間で活発な交流が行われているようである。

この協会のホームページには 「バークレー市紹介」 というページがあり、 バークレー(Berkeley)市の概要や歴史ついて日本語で詳しく解説してある。 バークレーを訪れる前の下調べとしては貴重な情報源となると思う。

【参考リンク】

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2006年9月 2日

カリフォルニア大学バークレー校(UCB)

「第3回鹿児島大学シリコンバレー研修ツアー 訪問先紹介シリーズ」。 数あるカリフォルニア大学のキャンパスの中でも、 今回のツアーで訪問予定の「カリフォルニア大学バークレー校(UCB)」について。

カリフォルニア大学バークレー校(University of California, Berkeley) というくらいなので、 このキャンパスの所在地はバークレー(Berkeley)という町にある。 場所的に言うと、サンフランシスコからサンフランシスコ湾を隔てた東側にあって ベイ・ブリッジを渡って、そこから北に 3マイル程のところ。 シリコンバレー(サンノゼ周辺)からは車で 1時間から1時間半くらい 北になる。

スタンフォード大学のメイン・キャンパスが ほぼフラットなのに対して、 こちらUCBは なだらかな斜面にキャンパスが広がっている。 だから、キャンパス内での移動は 歩く方向によって チョット大変だったりする。 キャンパスを訪れる際には、 UCB Campas Map ページにある pdfファイルの地図を印刷して持って行った方が便利。

カリフォルニア大学の本部でもある UCB は、 学部生、院生の総数が3万人を超える巨大な大学である。 ここは「世界で最も優れた公立大学」と呼ばれるほどの名門大学であり、 ノーベル賞受賞者も多数 輩出している。 近くにある(車で行ける距離という意味で)スタンフォード大学とは お互い ライバル意識がかなり強く、学術面はもちろん、スポーツの面でも いつも張り合っている。

【参考リンク】

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2006年9月 1日

第30回JBCフォーラム in Foster City (20060901)

JBCフォーラムが 豪華2本立てで、 しかも場所は今回初めての開催場所として フォスターシティー(Foster City) の コミュニティーセンターで行われた。

今回のJBCフォーラムは以下のような豪華2本立て。
  1. 制度改革のための医療経済学セミナー
  2. 米国アカデミア Job Huntingの表と裏


ひとつ目の「制度改革のための医療経済学セミナー」は、 最近「 「改革」のための医療経済学 」を出版された 兪(ユウ) 炳匡 氏。 この本のスゴイところは、忙しい読者のためにいきなり総括から始まること。 今回のセミナーでもこの本の手順に従い、いきなり総括となった。 その部分の要約をチョットだけご紹介させていただくと
  • 医療費高騰への対応策
    • 「小物格の犯人」を追い回しても政策上のメリットは軽微
      • 高齢化、医療保険の普及、医師数、国民所得の増大はいずれも小物
    • 医療費上昇率の半分ないしそれ以上も寄与する最大の黒幕(要因)は?
      • 医療技術の進歩が有力
  • 政策の形成・選択は「理念」の選択
    • 正解の存在しない「理念」に関わる問題への答を事前に明らかにする
      • 例-1 最低限の医療は政府が保証すべきか
      • 例-2 政府が最低限の医療を保証すべきなら、政府支出のどの程度を医療に割くべきか
      • 例-3 コスト削減の手段の選択
  • 改革案:国際的・普遍的な失敗例
    • 医療保険制度における民間営利企業の役割拡大
    • 医療機関への民間営利企業の参入
    • 医療機関への診療報酬の一律引き下げ
    • 患者の窓口負担増
ということ。 特に、政府の財政負担を削減するためには、

予防医療をやめる
→ 喫煙を奨励(税収が見込める)
→ 病気にかかり早死にすると長期的には総医療費は節約できる
→ 早死にした人々への年金を節約できる
→ 財政負担を一層削減できる
→ タバコを吸って財政赤字を削減しよう

となる。このように医療経済学の見地からすると、 人は早く病気に掛かって死んでくれた方が経済的だ、という結論のようだ。 ところが、これでは医療とは呼べなくなってしまうので、 そこんとこをどうするかが問題のようだ。 詳しくは、兪(ユウ) 氏の著作「 「改革」のための医療経済学 」をご購入ください。

2つ目の「米国アカデミア Job Huntingの表と裏」については、 今までのスタンフォード大学でポスドクから、 このたび インデアナ大学(Indiana University School of Medicine)の に Assistant Professor にご就任される 高木雄一郎さん。 今回のセミナーでは、高木さんの今までのご経験をお話いただいたが、 その中でもポスドク期間において如何に時間が足りないかをアピールされていた。 例えば、ポスドク3年間で、Assistant Professor を目指す場合、 Assistant Professorを選考には通常約1年前から審査が行われる。 そのためには、その時点で、論文が発表されていなければならない。 論文を発表するためには、最低でもその半年前には、 実験を終了し、成果をまとめておかなければならない。 すると、実際の研究に使える時間は1年半しかない。 特に、日本からポスドクとしてアメリカに来た場合、 慣れてない環境の中、1年半で研究成果を出すことは並大抵のことではない。 どの業界でも、第一線を目指す道は厳しいということのようだ。

【参考リンク】

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ハワイ島での遊覧飛行ツアーとB&Bのスペシャリスト、スカイメリカ
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