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2006年11月18日

Rubyの表示メソッド

昨日のブログで、組み込みメッソドの「p」について書いたが、 新しいプログラミング言語を習得するためには いろいろな構文や手順を 短いテストプログラムに書いて、 それを実際に実行させてみて その結果を確かめてみるのが最も近道だ。 プログラミングの世界ではそのような場合に使う言葉として 「Hello World!」という言葉まで慣習化されているくらいだ。 ということで、Rubyにおける 表示関連の 組み込みメソッドについて調査・比較してみた。

ここでは、Rubyの表示関連のメソッドとして 「p」「puts」「putc」「print」「printf」を取り上げてみる。 それぞれのメッソドの仕様の詳細はリファレンスマニュアルに譲るとして、 ここでは大まかな違いについてまとめてみる。
  • p
    引数のオブジェクトを人間に読みやすい形で出力。 文字列はダブル・クォーテーションで囲まれて表示されるので、 末尾にスペースが入っているかどうかも確認できる。 配列やハッシュ(連想配列)もそのままの形で表示する。
  • puts
    引数のオブジェクトの値それぞれに改行をつけて出力。 配列の中身もそれぞれが改行される。 ハッシュ(連想配列)は繋がって表示される。
  • putc
    1文字を出力。引数は1個だけOK。 引数が数字なら、0 〜 255 の範囲の対応する文字を出力 引数が文字列なら、その先頭の1文字を出力。
  • print
    引数を順に出力。 オブジェクト間に改行は自動的には入らないので、必要なら挿入してやる必要がある。
  • printf
    C 言語の printf と同じように、format に従い引数を文字列に変換して出力
上記の 表示関連メソッドの違いが体験できる テスト・スクリプトを作ってみた。
s = "Hello World!"
a = [123, 456, 789]
h = {'water' => 'wet', 'fire' => 'hot'}

puts "-- p --"
p s
p a
p h

puts "\n-- puts --"
puts s
puts a
puts h

puts "\n-- putc --"
putc s
# putc a     エラー `putc': can't convert Array into Integer
# putc h     エラー `putc': can't convert Hash into Integer

puts "\n\n-- print --"
print s
print a
print h

puts "\n\n-- printf --"
printf "This is %s\n", s
printf "%s\n", a
printf "%s\n", h
これを実行してみると、
-- p --
"Hello World!"
[123, 456, 789]
{"water"=>"wet", "fire"=>"hot"}

-- puts --
Hello World!
123
456
789
waterwetfirehot

-- putc --
H

-- print --
Hello World!123456789waterwetfirehot

-- printf --
This is Hello World!
123456789
waterwetfirehot
となる。

【参考リンク】

カテゴリー: Ruby     2006年11月18日 22:15

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