サーバールームの設計シリーズ。
電源について考えるとき、そのコネクターの形状についても
気をつけなければならない。
その電源のコネクターの規格を制定しているのが
この 「
NEMA (National Electrical Manufacturers Association)
」である。
UPS の選定をしていると 電源コネクターの欄に
5-15R, 5-20R, L5-30P, L6-30P のような記述がある。
これがコネクターの規格の型番である。
では例として「5-15R」を例にその内容を調べてみる。
ちなみに、この「5-15R」とは、
アメリカのオフィスで壁につけられている3極式のコンセントとして
最もよく見られるタイプ。
まず、始めの数字、この場合は「5」は 120Vのアース端子付きであることを示している。
ここの 数字が「6」だと 240Vを示す。
2番目の数字、ここでは 「15」 は 電流容量が 15A であることを示している。
それから最後の文字は、通常「P」か「R」が来る。
P は「plug」を示し、通常 コードについている差し込む側のコネクター。
R は「receptacle」の意味で、通常 壁についている メス・タイプのコネクター
日本語ではこれを「コンセント」と呼んでいるが、これは和製英語で
アメリカでは通じない。
また、前例のように先頭に「L」の文字が付く場合があり、
これは「Locking type」であることを示している。
【参考リンク】
カテゴリー:
ServerRoom
2006年4月 7日 22:34
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