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2006年7月12日

2006年7月12日

カーエアコン 冷媒ガス充填 実践編 1日目

車のエアコン・シリーズ。 今まで、数回に渡り車のエアコンについて書いてきたが、 その理由は、知り合いの方に 車のエアコン修理を頼まれたから。 そのため事前調査をしたのだが、その結果を折角だから ブログのネタにさせていただいたわけだ。 さて、先日 行ったカーエアコン修理の様子をレポートしてみよう。

まず、ご依頼のあった車は、エアコン急にが全く効かなくなったそうだ。 まず、エンジン・ルームを見てみたら、コンプレッサーへのベルトはキチンと掛かっているので、 以前のブログ「 中古車エアコン、ベルトで復活 」 のように、ベルトをつけて ハイお終い、という楽勝パターンではないようだ。

話によると、エアコンが急に全く効かなくなったということだったので、 最悪の場合、コンプレッサーが逝かれてしまったことも考えられる。 そうなると、私のような素人メカニックではお手上げになってしまう。 しかしエアコンの場合、プロに頼むと非常に高いので、 まずはダメ元で冷媒ガスの充填をしてみることにした。

そこで 冷媒ガスを PepBoys へ買いに行った。 できれば、 充填ガン を使いたかったので、ノズル無しの純粋なスプレー缶タイプを買いたかったのだが、 残念ながら「SD-134」という ノズル付きしか在庫がなかった。 しようがないので、この「SD-134」を2本ほど買ってきた。

さて、充填作業に取り掛かるわけだが、 今回の車はミニバンなのでエンジン・ルームが深い、 そしてサービス・ポートも奥に引っ込んでいる。 近くにはベルトがあるし、 手前ではラジエターファンが回っている。 ハッキリ言うと、エンジンを掛けた状態では あまり手をいれたくないところだが、 先日のブログ「 なぜ、エンジンを掛けながら冷媒ガスを充填するのか? 」で書いたとおり、 エンジンを回した状態でなければ冷媒ガスの充填はできない。

まず、「 カーエアコン 冷媒ガス 充填手順 」に従って、エンジンを掛け、冷房最大にしてから 低圧側サービス・ポートに圧力ゲージをつけて圧力を測ってみると、約20psi。 これはチョット低い。 そこで、圧力ゲージを外して、冷媒スプレー缶のノズルを取り付けて充填を試みる。 サービスポートは深い位置にあるし、周辺にはベルトやらファンが回っていて怖し、 なかなか うまく取り付けられない。 これも冷媒ガスの缶がノズル付きしかなかたったから。 面倒くさいが、毎回 圧力ゲージとスプレー缶を 付け替えなければならない。

どうにかノズルのアダプターが取り付けられたので、 スプレーのボタンを押して充填してみる。 しかし、冷媒ガスが うまく入っていっている気配がない。 どうも逆流してきて こぼれているようだ。

もう一度、圧力測定のために圧力ゲージを取り付ける。 そして、圧力を測定していると、先ほどは気づかなかったのだが、 圧力ゲージの針が変な動きをするのに気づいた。 始めは低くて緑ゾーンの 20psi ぐらいなのだが、 しばらくすると、徐々に圧力が上がっていき、 レッド・ゾーンの 65psi くらいまで上がり、 そこから一気にまた 20psi ぐらいまで下がる。 これが 10〜15秒 周期で繰り返される。

どうも不可解な現象なのだが、この時点では原因がわからずじまい。 この日は他の用事もあり時間切れ。 次回に再度 挑戦することになった。

カテゴリー: エアコン ,     22:03 | コメント (0) | トラックバック (0)

 
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