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2007年9月 6日

2007年9月 6日

ケーブルテレビ の 同軸ケーブル

ここ しばらくの間、 ケーブル・モデムについてのブログだったので、 ついでに、ケーブルテレビ会社から同軸ケーブルについて。

アメリカのケーブルテレビ(CATV)会社が敷設している 同軸ケーブルは、「 RG-6 」と呼ばれている。 これは、古い米軍の規格で 「 RG 」とは「 Radio Guide 」の頭文字からきている。 現在では、規格というより、 この手のケーブルの通称となっており、 スペックとしてはインピーダンスが75オーム、 芯線の太さが 18AWG の同軸ケーブル、ということになっているが、 それ以外の詳しい部分、例えば、絶縁体の材質、編組線(へんそせん)の密度 等についてはあやふやなようだ。 また、一般的に、被服の色が黒より白い方が特性がよいようだ。

また、「 RG-6 」に近い規格(?)として、「 RG-59 」というのがあり、 これもインピーダンスが75オームの同軸ケーブルである。 アメリカ国内で その辺の電気屋さんで売っている 両端が Fコネクタになっているケーブルの ほとんどは「 RG-59 」である。 一般的に、「 RG-59 」は「 RG-6 」よりも、ケーブル自身の直径も 芯線の直径も細く、その分 電気的特性も悪いとされている。 もちろん、「 RG-6 」も「 RG-59 」も 規格があいまいなので 品質の悪い「 RG-6 」よりも 品質のよい「 RG-59 」の方が 特性がよい場合はありえる。

写真では、太い方が「 RG-6 」で 細いほうが「 RG-59 」である。

「 RG-6 」の方が「 RG-59 」より特性が良い、という実例として、 知人宅のケーブルテレビのインターネット接続で つながらない問題があった際に、 スプリッター から ケーブルモデムまでの間のケーブルを 「 RG-59 」から「 RG-6 」に変更したら 問題が解決したこともあった。

この「 RG-6 」は おそらく 日本国内での「5C-2V」や「5C-FB」に相当する と思えるが、実際に両者を比較したことがないので、 詳しいところはわからない。 いづれ 調査してみたいな。

【参考リンク】

カテゴリー: ケーブル・コネクタ     22:52 | コメント (1) | トラックバック (0)

 
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