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2007年4月26日

日本のFMラジオで シリコンバレーでは何が聞こえるのか?

昨日のブログ 「日本のFMラジオはアメリカで使えるのか?」 で 日本仕様のFMラジオが 最近販売されている テレビの 1ch 〜 3ch に対応しているラジオであれば 76MHz 〜 108MHz の範囲が受信可能で、 アメリカのFMラジオバンドである 88MHz 〜 108MHz を全てをカバーしていることになり 問題なく使えることがわかった。 では、アメリカで 上記の日本のラジオを使った場合、 周波数的に重なっていない 76MHz 〜 88MHz の範囲では いったい何が聞こえるのであろうか?

前回も参考にさせていただいた ARRLの 「TV Channel, CATV and FM Broadcast Frequencies」 や 「FCC Frequency Allocations」 の表を見てみると、 アメリカでの 周波数 76MHz 〜 88MHz の範囲は テレビ地上波の 5ch, 6ch に割り当てられていることがわかる。

もう少し詳しく 「TV Channel, CATV and FM Broadcast Frequencies」 の解説を読んでみると、 テレビの 1ch の 帯域幅は 6 MHz であり、 そのうち音声は 帯域幅 6 MHz のうち、 下から 5.75MHz のところに載っている と説明されている。

ここシリコンバレー(Silicon Valley)では、 テレビの 5ch が KPIX になっている。 周波数的には 5ch は 表からすると 76MHz 〜 82MHz の 6MHz のバンド幅であり、 そのうち音声は、76.00 + 5.75 = 81.75MHz となっていることになる。

では実際に試してみよう。 日本から持ってきたFMラジオの周波数を 81.75MHz に合わせてみる。 すると 確かにテレビの チャンネル5の音声を聞くことができる。

【参考リンク】

カテゴリー: Audio-Visual     2007年4月26日 22:59

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