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2007年7月23日

2007年7月23日

国家の品格

2006年のベストセラー 「国家の品格」を 読んでみた。 数学者である藤原正彦氏が 現在 世界ではびこっている市場主義、合理主義よりも 日本は 日本の古来から受け継がれてきている「情緒と形」を 重んじるべきだ、という自論を展開しているのだが、 内容が過激なだけに賛否両論 分かれるところであろう。

この本が 人気になるに従って 「XXXXの品格」というタイトルが 本やドラマで流行したのはご存知のとおり。 実際にこの本を読んでみると、 藤原正彦氏は数学者でありながら、 歴史、文学・芸術に造詣が深いことに感心した。

藤原正彦氏は この「国家の品格」の中で いろいろなことに言及しているが、その中でも 私の心に残った一箇所を ここで紹介させていただく。 それは、第7章にあった「天才の出る風土」(p164)について、 藤原正彦氏は、天才を生む土壌には三つの共通点があると指摘している。 その三つの共通点とは
  • 第一条件「美の存在」
  • 第二条件「跪(ひざまず)く心」
  • 第三条件「精神性を尊ぶ風土」
である。 とくに、第一条件の「美の存在」について。 藤原氏は、地域や環境の美しさが天才を輩出するのに重要である、 と力説している。

この件に関して、こちらシリコンバレー(Silicon Valley)にあてはめて考えてみる。 ご存知のとおり、スタンフォード大学(Stanford University)からは 何人ものノーベル賞受賞者が輩出されている。 このことと、スタンフォード大学のキャンパスや 研究施設の環境の美しさは無関係ではない、と私は感じた。 どうも、すばらしい発想をもつ人間形成には 美しい環境が重要らしい。

カテゴリー: 本・書籍     22:39 | コメント (0) | トラックバック (0)

 
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