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2007年7月16日

MFC80.DLL のインストール

昨日のブログでレポートしたが、 フリーソフト等では、特定の DLL (Dynamic Link Library) が 事前にインストールされていないと 正常に起動しない、という場合がある。

今回の事例の場合、Windows XP 上では、 「このアプリケーションの構成が正しくないため、 アプリケーションを開始できませんでした。 アプリケーションを再度インストールすることにより問題が解決する場合があります。」 というエラーメッセージだった。 これだけでは、何を どのように対応したらよいのか 全くわからなかったところだ。 昨日のブログでも書いたとおり、 同じソフトウェア(ミニ検索隊)を Windows 2000 上で実行してみて、 「ダイナミック リンク ライブラリ MFC80.DLL が指定されたパス .... に見つかりませんでした。」 というメッセージが表示されて、はじめて MFC80.DLL が見つからないの原因であることがわかった。

ところで、「MFC80.DLL」とは何なのか。 まず、「MFC」とは「Microsoft Foundation Class」のことで、 これについては、ウィキペディアの 「Microsoft Foundation Class」 に解説がある。 このページによると、 Microsoft Foundation Class (MFC)とは、 マイクロソフト が Visual C++ 用に開発した、 Windows用のアプリケーション構築のための アプリケーションフレームワーク(クラスライブラリ)である、とある。

基本的には、マイクロソフトの Visual C++ の製品バージョン毎に、 MFCのバージョンが存在する。 この対応については、前述のウィキペディアの 「Microsoft Foundation Class」 ページに一覧としてまとめてある。 ちなみに、「 MFC 8.0 (mfc80.dll) 」は「Visual C++ 2005」と対応している。

では、「Visual C++ 2005」等の開発環境を持っていない状況で このようなソフトウェアを実行するためにはどうすればよいのか。 この問題に対するソリューションとして、 マイクロソフトの 「Microsoft Visual C++ 2005 再頒布可能パッケージ (x86)」 がみつかった。 この Microsoft Visual C++ 2005 再頒布可能パッケージ (x86) は、 Visual C++ で開発されたアプリケーションを Visual C++ 2005 が インストールされていないコンピュータ上で実行するために必要な、 Visual C++ ライブラリのランタイム コンポーネントをインストールするためのものだ。

早速、上記ページからダウンロードしてみた。 インストールは、 ダウンロードされた vcredist_x86.exe を実行するだけ。 インストール終了後、昨日 起動に失敗していた「ミニ検索隊」を試してみると、 なんなく正常に起動するようになった。

【参考リンク】

カテゴリー: Windows     2007年7月16日 22:51

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