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2007年6月15日

電波時計の受信には なぜ 時間がかかるのか

最近ちょうど電波時計を入手したのだが、 実際に 時間情報を受信させてみると、 結構 時間がかかっている。 その理由を探ってみた。

日本標準時プロジェクト」 のサイト内には、 「標準周波数局の諸元」 というの掲載されている。それによると、 変調波が 1 Hz (秒信号) となっている。 これは単純に言うと、1秒間で1ビット、 つまり 1 bps の転送レートということになる。 最近のインターネットのDSLのスピードが 1Mbps とか 光ファイバーだと 100Mbps と言われているのと比較すると、 どれだけ「ゆっくり」としたスピードかが判る。

また、 「長波JJY送信方法」 に 電波に乗せられている情報の詳細が記載されている。 それによると、 この標準電波に載せて送らなければならない情報は、
  • 時: 4時間制日本標準時 ( 6 bit, 累積 6 bit)
  • 分: 日本標準時の分 ( 7 bit, 累積 13 bit)
  • 通算日: 1月1日を1とした通算の日 ( 10 bit, 累積 23 bit)
  • 年: 西暦年の下2桁 ( 8 bit, 累積 31 bit)
  • 曜日: 日曜〜土曜を0〜6に割り当てた値 ( 3 bit, 累積 34 bit)
  • うるう秒情報: うるう秒の有無と正負の別 ( 2 bit, 累積 36 bit)
  • パリティ: 時と分に対応し、それぞれ1ビットの偶数パリティ ( 2 bit, 累積 38 bit)
  • 予備ビット: 将来の拡張性用。夏時間が採用されるとこのビットを利用するようだ。 ( 2 bit, 累積 40 bit)
  • 停波予告ビット: 保守作業等で標準電波の停波が予定されるときの情報( 6 bit, 累積 46 bit)
と、このように、全体のビットの合計は 46ビット。 つまり、標準電波上で これだけの情報を 送信(受信)するのに、 最低46秒は必要となる、ということだ。 実際問題として、私の電波時計では、時刻情報の取得に3分から5分ほど掛かっている。

【参考リンク】

カテゴリー: 便利グッズ・ガジェット , 通信     2007年6月15日 22:53

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