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2007年3月29日

2007年3月29日

「心のブレーキ」の外し方 (2)「スタートは、できるだけ丁寧にゆっくりとやる。」

昨日のブログで紹介した、 『「心のブレーキ」の外し方~仕事とプライベートに効く7つの心理セラピー』 の内容について考えてみる。 7つある章(セラピー)の第1章は 「スタートは、できるだけ丁寧にゆっくりとやる。」 となっているが、その部分について。

この本のタイトルにもある、「心のブレーキ」とは、 例えば、 目標を立てて それに向かって頑張ってゆこうと思ってはいるのに、 どうしてもヤル気が出なかったり、最初の一歩が踏み込めなかったり。 あるいは、どうにか始めてはみたものの 三日坊主になってしまったり。 と言うようなことを指している。 考えてみれば、こういう経験は誰にでもあると思う。 その原因が「潜在意識の現状維持メカニズム」にあるのだそうだ。

現状維持メカニズムとは、 急激な環境の変化から自分を守るために 現状を維持しようとする働き。 例えば、健康な人間が 暑ければ汗をかいたり、寒ければ毛穴を閉じたりしながら 無意識のうちに体温を一定に保つように調整しているような働きを指す。 同様に、今までしていなかった何か新しい行動を起こそうとすると、 潜在意識が現状を維持しようとして、 どうにか その新しい行動を阻止しようと 自動的に働き出してしまう。 そのため、新しいことはなかなか始められないし、 始めることができてもすぐに続かなくなってしまう。

では、どうしたらこの潜在意識の問題を解決できるのだろうか? それは、「潜在意識を新しい自分に徐々に慣らしていけばよい」 ということだそうだ。 しかし、新しい行動を起こすと潜在意識はそれを阻止しよう働き出す。 これに打ち勝つためには、 「最初の一歩にこそ、一番大きなエネルギーが必要」 と言うことを認識すること。 こう書くと 何でも始めから沢山やってしまえばよいように聞こえるが、 実はその逆で、始めるに当たってのエネルギーは必要だが 物事の「スタートは、できるだけ丁寧にゆっくりとやる」ことが重要だ。 これはちょうどこの章のタイトルにもなっているフレーズである。

物事を始めようとして、いきなりトップギヤで発進してしまうとエンストを起こしてしまう。 例えば、筋力トレーニングを始めたとすると、 初日からやりすぎてしまうと、潜在意識だけでなく、 体自身が筋肉痛という形でブレーキをかけてきて続かなくなる。 また、ダイエットをするとリバウンドが来るのも 典型的な例の一つだ。 そのため、最初の成果は本当に目に見えないくらいに僅かなほうがよい。 禁煙をする場合でも、急に全く吸わなくするのではなく、 徐々に本数を減らして行く方が現実的だ。

このように、 最初の小さな一歩の中に目標実現の種がある、と考えて スタートは たっぷり時間をかけて丁寧に始めることが重要だそうだ。

【参考リンク】

カテゴリー: 石井裕之     22:06 | コメント (0) | トラックバック (0)

 
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