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2007年3月13日

RDF(Resource Description Framework) とは

昨日のブログで 調査した RSS 0.9 と RSS 1.0 は 「RDF Site Summary」の頭文字から命名されている。 では、ここで使われている「RDF」とは何であろうか?

「RDF」とは、「Resource Description Framework」の頭文字からきている。 この「RDF」に関して e-Wordsには、
情報についての情報(メタデータ)の表現方法についての枠組み。 RDFで記述される情報は書籍における図書カタログのようなもので、 コンピュータが扱う情報の分類や検索などの自動化・効率化を図ることができる。 Apple社によって提案されたMCFをNetscape Communications社が買い取り、 XMLをベースとしたものに改良して標準化団体W3Cに提案した。 1999年2月に正式な勧告となった。
とある。 また、ウィキペディアによると、
Resource Description Framework (RDF) とは、 ウェブ上にある「リソース」を記述するための統一された枠組みであり、 W3Cにより規格化がなされている。 RDFは特にメタデータについて記述することを目的としており、 セマンティック・ウェブを実現するための技術的な構成要素の一つとなっている。
となっている。

「RDF」について語る際に、必ず出てくる言葉がいくつかある。 それが、「主語(subject)」、「述語(predicate)」、「目的語(object)」 であり、これら3つの要素のことを「トリプル(triple)」と呼ぶ。 「RDF」では主語となるリソースを述語と目的語によって表現する。

RDFが定義しているのはこのトリプルに基づく抽象構文であり、 具体的な構文としてはXMLを利用したRDF/XMLが別に定義されている。 実際に記述する際には、主語はURIで示されたリソースか空白ノード。 述語はURIで、そして 目的語は Unicodeの文字列、URIで示されたリソース、空白ノード のいずれかになる。 これらを具体的に記述する場合、共通に使える語彙の定義が必要になる。 RDF自体はそのような語彙の共通に使える取り決めはないが、 「Dublin Core」 といったメタデータ記述に使う語彙が定義されている。 この「Dublin Core」は RSS(RDF Site Summary)公式モジュールとして採用されている。

【参考リンク】

カテゴリー: RSS     2007年3月13日 22:24

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