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2007年2月15日

2007年2月15日

室岡義勝先生講演会『食の安全と、生活習慣病を考える』

JUNBAの会長をされてこられた 大阪大学サンフランシスコ教育研究センター所長 室岡義勝先生の送別講演会ということで 『食の安全と、生活習慣病を考える』 と題した講演会が スタンフォード大学(Stanford University)の The James H. Clark Center (Bio-X) Auditorium で 行われた。

この講演の主催は CAHB(Center for the Advancement of Health and Biosciences)、 共催は JUNBA(Japanese University Network in the Bay Area) 。 B-Bridge International, Inc. と 東北大学が 後援ということで、 B-Bridge の桝本社長が進行役を務められた。

室岡先生の講演に先立ち、 西村俊彦 東北大学教授 による 『単剤3兆円売り上げのメガドラッグ ー スタチンの発見と応用』 と題して、 いかにしてコレステロール低下薬であるスタチンが発見され、 そして難病である肺高血圧症に対してスタチンがどのように効果があるのか 等についてのご講演があった。

それに引き続いて、室岡先生の講演。 自然食品として 乳酸菌飲料、酢、納豆、等について 先生が今まで ご研究されてこられた 菌やその遺伝子 について 紹介された。 室岡先生の講演内容について、とても全ては このブログで紹介しきれないので、 (というか、全ては憶えていないので) 最後に ご説明された一点だけ紹介させていただく。

  • 無農薬食品
  • 有機栽培食品
  • 遺伝子組み替え食品
上記のうち、安全性の高いものはどれであろうか? 一般的には「無農薬食品」「有機栽培食品」の順に安全で、 「遺伝子組み替え食品」は最も危険であると考えられている。 そのため、店頭の食品には 「この商品には遺伝子組み替え食材は一切含まれておりません」なんていう 但書きが大きく表示されていたりする。

この分野の研究者としての室岡先生の立場からすると、 その順番はまったく逆で、「遺伝子組み替え食品」が最も安全である ということだった。 その理由としては、遺伝子組み替え食品を開発するにあたって、 現在の科学で考えられる ありとあらゆる検査にパスしたものだけが 市場に出てきているからである。 つまり、科学的に完全に安全が証明された 遺伝子組み替え食品 しか 店頭に並ばない、ということ。 反対に、最も危険なのが「無農薬食品」。 栽培中に農薬を使用していなければ、 すべて無農薬食品として出荷されてしまい、 そこには まったく科学的な安全性の検証は行われていない。 例えば、農薬を使わなかったが故に、 人体に有害なカビや細菌が作物に付着していたとしても それは りっぱに「無農薬食品」として 食卓に上ることになるでのある。

【参考リンク】

カテゴリー: JUNBA     22:14 | コメント (0) | トラックバック (0)

 
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