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2006年10月 9日

2006年10月 9日

WSHの wscript.exe と cscript.exe とによる実行

昨日のブログでは JavaScript(JScript)を使って「Hello World!」を表示させてみたが、 その際、出来上がった「test.js」というファイルを ダブルクリックして実行してみた。 果たしてこのスクリプトを実際に実行しているのは何者なのだろうか?

調べてみると、WSH を実行するには2つの方法があり、 それぞれに専用のコマンドが用意されている。 ひとつは「wscript.exe」で、もうひとつが「cscript.exe 」である。 その違いは 前者はGUIベース、後者はコンソール・ベース となっている。

通常、エクスプローラー上でダブルクリックした際には GUIベースの「wscript.exe」が実行されている。 その証拠に、今回作った「test.js」を エクスプローラからダブルクリックすると、 「Windows Script Host」というタイトルが付いた小さなウィンドウが開いて その中に「Hello World!」と表示された。

確認のためウィンドウズ・エクスプローラーの「ツール」メニューから 「フォルダ オプション(Folder Options)」を選んで 「ファイル タイプ (File Type)」タブをみてみると、 拡張子「.js」と「.vbs」のOpenアクションは 確かに「WScript.exe」にリンクされている。 また、「.jse」や「.vbe」も同様に「WScript.exe」に リンクされていることが確認できる。

一方、「cscript.exe 」を使ってコンソール・ベースで実行するためには コマンド・プロンプトに入って、そのファイルがあるディレクトリに行ってから
cscript test.js
とする。 すると、そのコマンド・プロンプト内で 上記コマンドに引き続き「Hello World!」とテキストで表示される。

【参考リンク】

カテゴリー: プログラミング     22:03 | コメント (0) | トラックバック (0)

 
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