車のバッテリーについてのブログが続いているついでに、
バッテリー交換時の電極を外す順番について。
これは命にも関わることなので、
忘れないようにブログにまとめておくことにする。
通常の車は マイナス(−)、つまり 黒いケーブルの方が
アース用の電線で車のボディーに接続されている。
つまりマイナス接地である。
この状況で、バッテリー交換のため、
プラス(+) の電極のネジを
金属のレンチを使って緩めると仮定してみる。
その作業中、自分の膝が車のボディーに触れたとしよう。
すると、
「 バッテリー(+) -> 金属のレンチ -> 自分の手 ->
自分の体 -> 自分の膝 -> 車のボディー -> アース用の電線 -> バッテリー(−)」
という電気回路が出来上がってしまい、
自分の体を電気が流れることになる。
これが いわゆる「感電」で 非常に危険。
ということで、「バッテリー交換時の電極を外す順番」の正解は、
まず、マイナス(−)の電極から外すこと。
すると、もし 自分の膝が車のボディーに触れたとしても
「バッテリー(−) -> 金属のレンチ -> 自分の手 ->
自分の体 -> 自分の膝 -> 車のボディー -> アース用の電線 -> バッテリー(−)」
と、マイナス極から出て、同じマイナス極へ 戻っている。
そのため、自分の体を電気が流れることはない。
これは 小鳥が電線にとまっても感電死しないのと同じ原理。
また、新しいバッテリーを取り付ける際は、全く逆の順番で、
プラス(+) の電極のネジを先に取り付け、
その後、マイナス(−)の電極を取り付ける。
カテゴリー:
バッテリー
,
車
2006年8月 8日 22:45
トラックバック
このエントリーのトラックバックURL:
http://www.skymerica.com/blog/yotsumoto/mt/mt-tb.cgi/520
コメントしてください