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2005年4月26日

ハードディスクのデータ・リカバリー(HDD復旧作業) (5) 「データ取り出し」編

前回のブログ『ハードディスクのデータ・リカバリー(HDD復旧作業) (4) 「禁断のHDD開封」編』で、とりあえず、問題ハードディスクが動き出した。
次のステップとしては、中のデータが取り出せるかどうかが問題である。

依頼者によるとこのディスクにはWindowsXPが入っていたということであった。 そこで、手元にはあいにくWindowsXPがインストールされたHDDが無かったので、Windows2000が入ったHDDをIDEのプライマリに、修理したハードディスクをセカンダリとして接続してからPCを立ち上げた。 幸運にも、きちんとDドライブとして認識し、且つ、中のファイルも確認できた。

それでも、いつ、この問題HDDが再びクラッシュするかは判らないので、取り出せそうなデータを一刻も早く取り出すことである。そこで、依頼者が用意されていたバックアップ用の外付けHDDをUSBに接続してにデータをコピーしていった。

コピーはとりあえず、ウィンドウのExplorerでフォルダー単位でコピーしていった。 しかし、途中、エラーで止ってしまった。原因を調べてみると、ウィルスに感染しているファイルが含まれているらしく、そこでコピーが止ってしまっているようであった。 しかたなく、AntiVirusの Realtime Protection を一時的にはずしてからコピーを続けた。

純粋にデータと思えるフォルダーはこの方法でもコピーできたのだが、例えば、Windows, Documents and Settings, Program Files というような少し特殊なフォルダーはセキュリティー上の問題で読み込めないファイルが存在したりした。WindowsXPはセキュリティーは強くなったが、一方、データ復旧の際は、かえって手間がかかるようになったわけだ。 例えて言うと、家に立派な鍵をつけておくと、泥棒もなかなか入れないが、鍵を無くした時には、その家の持ち主自身もでもなかなか中に入れない、ということである。

それでも、これらのフォルダーの下に貴重なデータが存在しているかもしれないのでコピーする必要がある。 しかし、ウィンドウのExplorerでコピーしていると、読めないファイルに出くわした際に、そこでコピーが終了してしまう。 コピーしているフォルダーのディレクトリ構造が複雑であったりすると、どこまでがコピーされていて、どこがコピーされていないかを判断するのは非常に困難になってしまう。 こういう場合は、どうしても、何らかのツールが必要になってくる。

この様な場合、私が使っているのは、Zcopy(http://www.zob.ne.jp/~c.mos/soft/zcopy.html) というコピーツール。 このソフトの作者、c.mos こと 兵藤嘉彦氏は、私もPC98時代にお世話になっていた あの VZ Editor の作者でもある。

Zcopyをつかって、コピーできるファイルはすべて外付けHDDにコピーできた。 これで、最低限度のデータが復旧できたことになる。

カテゴリー: HDD復旧     2005年4月26日 10:43

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