以前のブログに引き続き テレビ修理シリーズの4回目。
発注して届くのを待っていた部品がようやく届いた。
早速その届いた部品を取り付けて動作確認をしてみた、
さてその結果は......
届いた部品は修理キットであり、その内訳は3種類部品から構成されていた。
これら全ての部品が壊れていたかどうかは定かではないが、
もし、壊れていなかったとしても、テレビは既に10年以上動作してきた訳だし、
いつ壊れてもおかしくない。
折角の機会なので、全て新品に交換することにした。
基板上の番号 R607 に ヒューズ機能付きの 0.1Ω 抵抗 「1-202-933-61」を、
電源部分の Q601, Q602 に 2SC4834 を、
そして、水平同期信号ドライブ部分の Q591 に 2SC4927 を それぞれ半田付けした。
このテレビは、
いくつかの基板やモジュールから構成されていたので、
それら3種類の部品交換が終わってから、
基板の組み立て作業に入った。
基板間の配線も元に戻す必要があった。
この際、事前に控えておいた接続のメモと写真が役に立った。
さて、最後にもう一度 配線を確認してから、組みあがったテレビに
おもむろに電源を入れてみた。
お蔭様で画像が映ってくれた。
色もしっかり出ているし、音も問題ない。
完全復活である。
壊れていたモノが復活するというのは何度やっても非常に嬉しい。
苦労した甲斐があったというものである。
復活したこのテレビ、これからも大切に使ってゆきたい。
カテゴリー:
家電修理
22:57
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