今日は、ある方にご紹介してきただき T氏(お名前を公表することの許可をいただいていないのでイニシャルにしておく)
のオフィスをご訪問させていただいた。
いろいろお話しさせて頂いていると、なんとT氏はマルチプラン(Multiplan) を開発された張本人であることがわかった。
開発されたプロトタイプをビル・ゲーツにも実際に会ってプレゼンされたそうである。
そしてそれがマルチプランとしてマイクロソフトからの発売に至ったということである。
Windows世代の若い方々はご存知ないかもしれないのでちょっと解説させていただくと、
マルチプランとは、PCのOSがMS-DOSの時代、
マイクロソフトからリリースされていた表計算ソフトウェアのベストセラーであり、
現在のエクセル(Excel)の前身ともいえるものである。
また、T氏は 創業間もない サン・マイクロシステムズ(Sun Microsystems, Inc.)の
スコット マクネリー(Scott McNealy)氏らからもお誘いを受けていたそうである。
その後、シリコンバレーを代表する大手ソフトウェア会社に入り、
その会社の日本支社の設立等にもご尽力されたそうである。
正に我々にとっては「シリコンバレーの大先輩」といったところで、
日本人でもこの様な経歴の方がいらっしゃたのかと、つくづく感心した次第である。
今日は、T氏とお会いできて非常に有意義であったとともに、
シリコンバレーに住んでいて本当に良かったと実感できた一日であった。
カテゴリー:
シリコンバレー
22:23
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